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小説 神秘アンチエイジング&エロス 250 習い [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

男のトーンは浮かれた調子が薄らぎ、明らかに「何か」を言わんとしている。
瑛次の心身がさらに強張る。
暗い道の角にある信号が赤く点滅している。
「えいじちゃん」
「・・・」
「え・い・じ・ちゃ・ん」
「・・・」
「返事がねえなあ」
心臓が跳ねる。
「えいじちゃん、返事しねえのかな」
「え・・、あの、なんでしょうか?」
「おいおい・・、返事が遅いよ、えいじちゃん」
「あ、すみません」
「すみませんですむって、学校で習ったの?えいじちゃん」
「・・・」
「習ったの?」
「習ってません」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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画家たちの愛したユディトの物語とは? [ルコ的読書]

旧約聖書外典「ユディト記」の主役と言えるユディト。
ユディトは美しき寡婦で、ベツリア(べトリア)という町に住んでいた。
ユディトは美しいだけでなく非常に信仰心の強い女性で、周囲の人たちから尊敬の念で見られていた。

ある時、アッシリア王により派遣された司令官ホロフェルネスの軍勢がベツリアの町を包囲し、水源を断って降伏を迫る。
陥落寸前となったベツリアを鼓舞し、包囲を解く作戦を自ら実行したのがユディトだった。

             (ユディトの話、続きます)
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MLBオールスター第1回中間発表イチロー外野手1位!!くらいしか楽しみのないマリナーズ地獄 [美学的イチロー]

いや~~~、イチローさすが!
MLBオールスター第1回中間発表イチロー外野手1位だ!
これで10年連続出場も固いかな。
10年連続出場を久々の1位選出で決めてほしいなあ~~♡
いや~、今後の投票が楽しみだなあ~。
楽しみだ、楽しみだあ~~(^_-)-☆(^_-)-☆(^_-)-☆

え?何か忘れてないか?
何のことですかねえ~????
「マ」のつくもの?
「マツタケ」でしたっけ?
え、違う?
何かなあ~~(・_・;)
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北川景子・満島ひかり「月の恋人」第3話視聴率15.6%。吉高由里子「美丘」原作石田衣良・脚本梅田みか。 [吉高由里子]

北川景子・満島ひかりの(?)「月の恋人」第3話視聴率が15.6%となっていた。
初回が22%台だったから約7%落ちたことになる。
ま、視聴率などに重きを置くつもりがないのはいつも書いている通りだが、正直なところこのような空疎な内容のドラマ、もっと視聴率は下がるべきではないだろうか(楽しんでいる人には申し訳ないが)。
木村拓哉は映画で「武士の一分」という立派な作品の出演しているが、わたしは彼のドラマをこれまでまともに観たことがなかった。
どれもこれもとうてい肌に合いそうにないのが観なくとも予想できたからだ。
今回「月の恋人」を観ているのはもちろん北川景子と満島ひかりが出演しているからだが・・。
正直この2人ほどの素晴らしい女優がこれだけ粗末な扱いを受けるとは・・、と唖然としている。
まあこの件については追って書いていくことにするが。

吉高由里子の「美丘」であるが、ストーリーの方に注目してみると、原作石田衣良・脚本梅田みかとなっている。
石田衣良は優れたエンターテイメント小説を書いているのだろうが、正直あまり興味を持ったことはない。
脚本の梅田みかが過去に置いて手がけた作品は以下のようなものだ。

「CAとお呼びっ!」
「ナースマンがゆく」
「よい子の味方」
「愛するために愛されたい」
「あした天気になあれ。」
「新・お水の花道」
「愛人の掟」
「もう一度キス」
「お水の花道」
「終わらない夏」

・・・何ともコメントのしようがないところだ。
どのような内容になるかは始まってみなければ分からないとしか言いようがない。(笑)


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「ダウト」ジョン・パトリック・シャンリィ監督 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「ダウト」ジョン・パトリック・シャンリィ監督

ラストのメリル・ストリープのセリフは蛇足だと思うが、フィリップ・シーモア・ホフマンとの共演は予想通りの見応え。さらにストリープとエイミー・アダムスのコンビネーションもこなれた探偵物風でおもしろく、カトリック修道院の撮り方も美しい。立派な娯楽作になっている。

6点
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オールタイムベスト映画の試み  「レイジング・ブル」が変えた世界 [生と死のためのアート]

「レイジング・ブル」でロバート・デ・ニーロが、「1本の映画」の中で一人の俳優が「スリムな姿」「太った姿」を見せた。
それはまさに「神話」的な「役作りで」あって、その後映画で太ったり痩せたりした俳優はいくらでもいるけれど、
すべて「まあデ・ニーロと比べたら・・」という見方をされる。
つまり「レイジング・ブル」でデ・ニーロが見せた役作りがあまりに「常識」から外れていたために、その後どんな俳優が体重を増減しても「常識の範囲」として見られるようになった。
つまりデ・ニーロは「常識の範囲」を変えてしまったわけだ。

というわけで、わたしは今何をしているかというと(←ちょいちょい忘れる)、オールタイムベストについて考えているわけだ。


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