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「醜」の自覚 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

美学。
「美」は「醜」がなければ存在しないのであれば、わたし自信の醜さにも着目しなければならない。
「美を探究」するというわたしの中にどれだけの「醜」があることか。
「美」だけの世界が存在しないように、「美」だけの人間など存在しない。
タグ:アート 美学
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 254 なめる [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

「謝る~?お前は何をやったか分からないのに謝る気か?」
「いや、でも・・」
「適当に口だけで謝っとけば済むと思ってんだろう!」
「いや、そんな・・」
「おい、お前らどう思う?えいじのこの態度?」
   なめてんな~!
なめてるぜこいつ!
      ちょっとなめてんなあ~!
「な、えいじ、みんなそう思ってるぜ。どうするんだ、お前?」
「だから・・、謝りますから」
「お前も分からんやつだなあ・・。理由も分かってない奴に謝られても気分よくならねえんだよ」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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「あからさまさ」と、カラヴァッジョの「ホロフェルネスの首を切るユディト」、ルーカス・クラナハ(父)の「ユディト」。 [ルコ的読書]

「ホロフェルネスの首を切るユディト」だけでなく、カラヴァッジョの作品には「現場写真」を思わせるものが多い。
ユディトの伝説を描いても他の画家とまったく雰囲気が違うのはその「あからさまさ」だと言うこともできる。
あるいは「身も蓋もない」描き方と言い換えることもできるだろうか。
もちろん「首を切る」というのがポイントの話だけに、他の画家が描いたユディト伝説もかなり際どい画となっているが、それでもたいがいしっかりと「画」に収まっている。
カラヴァッジョの場合、その圧倒的な技術がまるで鑑賞者を驚かすために使われているような痛快さがあるのだ。

カラヴァッジョと違う意味で「あからさま」なのが、何と言ってもルーカス・クラナハ(父)の「ユディト」だ。
この禍々しい画に関しての話は、次の機会としよう。
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「Mother」第8話、松雪泰子と尾野真千子の演技。吉高由里子と対峙してほしい女優は? [吉高由里子]

「Mother」第8話。
田中裕子がほとんど絡んでこなかっただけに、視線は尾野真千子と松雪泰子に絞られる。
形としては「攻め」の尾野真千子、「受け」の松雪泰子となっていた。
「攻め」の方がよく見えるのは普通だ。
ほぼ同じ硬い表情で尾野真千子を見つめ、セリフを絞り出す松雪泰子。
尾野真千子の力、演技のおけるフレキシビリティが遥かに勝っているように感じる。
しかしここでふと思った。
役が逆だったらどうだろう。
かなりおもしろい。
そんな想像もさせてもらえる2人の対峙だった。

対峙。
吉高由里子と対峙を望む女優筆頭。
それはもちろん満島ひかりだ。
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「革命」と書かれた手紙  フランス革命を語り始める前に [生と死のためのアート]

わたしが高校生の頃、中学時代のクラスメートから手紙が来たことがある。
何の機会に来た手紙だったかよく覚えていない。
だいたい普通男のクラスメートから手紙など来ない。
しかしその手紙のことをよく覚えているのは、「男から来た」からだというわけではない。
その文面の中に「革命」という文字があったからだ。

「ぼくはA高校で革命を起こそうと思っています」

わたしはその文を読んで苦笑した。
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君への本当の愛の短い言葉 2010年6月7日 [愛の景色]

強過ぎる恋情は、心を間違った方向へ導くこともある。
世界の男全てが君を狙っているような気がするんだ。
タグ:アート 言葉
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