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孤独なカキの物語 恵比寿ガーデンプレイスで映画 番外編 4 [小説・孤独なカキの物語]

太郎の声は非常に不満げになる。
「何言ってんだよお。おれ今、岡っちがほしくてたまらないんだよお。早く行こうよう。それとも・・」
「え、でも、あれって人間?」
「何があ!」
「あれ見て、あれ!」
「どれだよ!ごまかしてんだろう!」
そう言いながら太郎は不承不承人だかりの円の中心を覗き込んでみる。
「おりょ?おりょりょ??ありゃ、何だ??」

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君への本当の愛の短い言葉 変奏 2010年7月22日 [愛の景色]

いや、君が口にした言葉だけではない。
君の笑顔に、君の所作の一つ一つに透明の羽が生え、ぼくの周囲を舞っているんだ。

タグ:アート 言葉
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小説 神秘アンチエイジング&エロス 264 夏の想い出 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

「ありゃ、おまえ笑ってんのか?」
「・・・」
「あ~~!おいおい、こいつ笑ってるぞ!」
あ~~!
 何ィ!
  ホントに笑ってやがる、こいつ!
こいつ、なめてんのかあ?! 
 なめてやがる!
  やっちまおうぜ!
ぶち殺せ、この野郎!

確かに瑛次は笑っていた。
(今から夏休みだ!)と思うと自然と笑みがこみ上げるのだ。
(カブトムシを捕りに行こうか!朝から虫カゴを持って。クワガタも捕れるかもしれない。
帰りはプールで泳いで行こうか。夜は神社の夏祭りだったかなあ。もしそうなら綿菓子を買おう。ひょっとしたら聡子ちゃんが来てるかもしれない。もし来ていたら、綿菓子を買ってあげよう。そうして・・)
「ぐっ・・」
瑛次の腹部に思い痛みが走った。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

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吉高由里子「美丘」、堺雅人・杏「ジョーカー 許されざる捜査官」、多部未華子「GM~踊れドクター」・・顔の比較。 [吉高由里子]

観ました、堺雅人・杏の「ジョーカー 許されざる捜査官」第2話!
堺雅人と杏の「顔」にほれぼれ!
2人とも実に見応えのある「顔」をしている。
知的でノーブル、そしてアジアティックな顔立ちの上、どこか愛嬌を感じさせる杏の顔。
そして「唯一無二」と言っても過言ではない堺雅人の顔。
実に楽しい!
そんなわけで、2人の「顔」に見とれてストーリーには集中できなかったという感じだった。(←なんなんだ!)

「顔」と言えば「GM~踊れドクター」の多部未華子も独特だ。
「ファニーフェイス」とも呼べるその顔で、非常に的確な表現をする。

その点、吉高由里子の顔はどこから見ても「完璧」と表現したくなる美しさを持っている。
しかもそれは日本独特の美しさでもある。
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「恋の病」に効く音楽。わたしなりの一般論。 [音楽]

「恋の病」だけではなく、心の深い「悩み」「苦悩」があるとき、弱い音楽(あるいは弱い芸術)は全く受けつけませんね。
特になよなよした雰囲気で恋の悩みを歌う曲なんか聴くとよけい調子が悪くなる。
これはわたしの嗜好ですから、もちろん誰もがそうであるべきなどと思っているわけではありませんが。
「恋の苦しみ」を歌うのはいいんだけれど、どこか芯に強靭さ、タフさがないと聴いちゃいられないのです。
その意味で多くの日本の歌(特にメジャーの)はわたしにとって「ダメ」ということになります。
どうも「うじうじ」した印象の歌が多いんですね、やっぱり。
もちろん日本の歌にもいいのはありますよ。(←しっかりフォローしている様子)

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● ルコ美醜悪学 展開-思考生活 3 [ルコ美醜悪学]

「朝の来ない夜はない」的な楽天主義には組しない。
「朝の来なかった夜」を過ごさざるを得なかった無数の人たちのことを忘れてはならない。
「朝の来ない夜」を生きているかもしれないという可能性を認識しながら、それでも光を探してみよう。


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