NHK朝ドラ「おひさま」に、対極的存在高良健吾、満島ひかりが登場 [吉高由里子]
3月28日よりいわゆる「NHK朝ドラ」で「おひさま」がスタートする。
NHK朝ドラにはまったく縁がないと考えていたわたしだけれど、現代日本映画界の権化とも言える高良健吾、満島ひかりが出演するとあればもはや観るしかない。
まず傑作であるのが、高良健吾、満島ひかりが本来NHK朝ドラが有している方向性、世界観などと真逆の存在であるということ。
NHK朝ドラが本来有している属性というのは、「月~金の間、毎朝」「NHK」で「十五分間」放送されるものであるものであることから来る宿命的なものだ。
「日常性」「分かりやすさ(説明過剰)」「ダサさ」「美との無関係(笑)」・・などなど。
そんな中に最も先鋭的な映画俳優である高良健吾、満島ひかりが入って行く。
NHK朝ドラにどんな変化が生まれるか。
NHK朝ドラにはまったく縁がないと考えていたわたしだけれど、現代日本映画界の権化とも言える高良健吾、満島ひかりが出演するとあればもはや観るしかない。
まず傑作であるのが、高良健吾、満島ひかりが本来NHK朝ドラが有している方向性、世界観などと真逆の存在であるということ。
NHK朝ドラが本来有している属性というのは、「月~金の間、毎朝」「NHK」で「十五分間」放送されるものであるものであることから来る宿命的なものだ。
「日常性」「分かりやすさ(説明過剰)」「ダサさ」「美との無関係(笑)」・・などなど。
そんな中に最も先鋭的な映画俳優である高良健吾、満島ひかりが入って行く。
NHK朝ドラにどんな変化が生まれるか。
吉高由里子出演映画「GANTZ」。しかし吉高由里子の演技はよかった。 [吉高由里子]
吉高由里子出演映画だ。
できれば「GANTZ」の批判などしたくはない。
けれど本当に感じたことは書かねばならない。
とは言え、吉高由里子自体は「GANTZ」の中で悪くはなかった。
「目立たない、ややマニアックな女」という役どころを、いつも映画で見せてくれる鋭い美しさを封印してソツなく演じていた。
「鋭い美しさ」を自ら封印したのか、それとも監督の撮影が鈍臭くて(笑)「封印されて」しまったのか微妙だけれど、前者だと信じよう。
できれば「GANTZ」の批判などしたくはない。
けれど本当に感じたことは書かねばならない。
とは言え、吉高由里子自体は「GANTZ」の中で悪くはなかった。
「目立たない、ややマニアックな女」という役どころを、いつも映画で見せてくれる鋭い美しさを封印してソツなく演じていた。
「鋭い美しさ」を自ら封印したのか、それとも監督の撮影が鈍臭くて(笑)「封印されて」しまったのか微妙だけれど、前者だと信じよう。
スヴェトラーナ・ザハロワSvetlana Zakharovaが!ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamが!という日々に関する(バカな)夢想 [愛とバレエ]
スヴェトラーナ・ザハロワSvetlana Zakharovaのアラベスクを観た後、ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamの小憎らしい見得に心を奪われ、アリーナ・コジョカル Alina Cojocaruとはコナン・ドイルが「妖精」と信じた存在ではなかったかと夢想しつつ、ドロテ・ジルベール Dorothée Gilbertにゴシックロマンスの粋を見とかと思ったら、アンナ・ニクーリナ Anna Nikulinaのナチュラルなラインにワクワクする心がナターリヤ・オーシポワNatalia Osipova
の爆発的跳躍で沸点に達したところ、オレリー・デュポンAurelie Dupont至上のエレガンスにこの世ならぬ陶酔を味わう。
そんな不可能な日々をわたしは送りたい。
の爆発的跳躍で沸点に達したところ、オレリー・デュポンAurelie Dupont至上のエレガンスにこの世ならぬ陶酔を味わう。
そんな不可能な日々をわたしは送りたい。
グラミー賞、バーブラ・ストライサンドをどう伝えたか [生と死のためのアート]
今年のグラミー賞、バーブラ・ストライサンドのパフォーマンスそのものについて書く前に、WOWOWの放送で見られたことに対する印象について記しておこう。
そのバーブラ・ストライサンドだけれど、WOWOWの放送では彼女が神話的名曲「Evergreen」を歌い終わった後、カメラはジョン・カビラ、滝川クリステル、そしてアメリカ暮らしの小牧ユカが待機しているスタジオに移る。
この3人はバーブラ・ストライサンドの価値を分かっているのか。
特に滝川クリステルはピンと来ていないように見えた。
ジョン・カビラはストライサンドの記録などを並べ立てたが、果たしてその真価を理解していたか?
後、小牧ユカだが、おそらく彼女はある程度バーブラ・ストライサンドについて分かっていたのだと思う。
しかし小牧ユカが使った言語はだいたいこうだ。
「彼女(ストライサンド)はピンでイケちゃうんですよね」
バーブラ・ストライサンドの価値を伝えるにはあまりに軽い言葉。
会場の興奮はまったく伝えられてない。
そのバーブラ・ストライサンドだけれど、WOWOWの放送では彼女が神話的名曲「Evergreen」を歌い終わった後、カメラはジョン・カビラ、滝川クリステル、そしてアメリカ暮らしの小牧ユカが待機しているスタジオに移る。
この3人はバーブラ・ストライサンドの価値を分かっているのか。
特に滝川クリステルはピンと来ていないように見えた。
ジョン・カビラはストライサンドの記録などを並べ立てたが、果たしてその真価を理解していたか?
後、小牧ユカだが、おそらく彼女はある程度バーブラ・ストライサンドについて分かっていたのだと思う。
しかし小牧ユカが使った言語はだいたいこうだ。
「彼女(ストライサンド)はピンでイケちゃうんですよね」
バーブラ・ストライサンドの価値を伝えるにはあまりに軽い言葉。
会場の興奮はまったく伝えられてない。
サンフランシスコ ロケしたのに・・「外交官 黒田康作」第6話視聴率が。 [生と死のためのアート]
サンフランシスコでロケし、「なんちゃってカーチェイス」や「なんちゃってアクション」を展開し、あまつさえ「アリトリアの王女サラの失踪」などというとんでもないストーリーを用意して「織田裕二とサラ王女の抱擁シーン」などという超常現象まがいの不思議場面を炸裂させた「外交官 黒田康作」第6話視聴率が8.9%である。(うふふ・・)
「ぼくのエリ 200歳の少女」と人間の謎 [生と死のためのアート]
「謎なんてない振り」をして生きているからおかしなことになる。救いようのない苦しさが生まれる。
教科書には無難な仮説が載っているだけだ。
「もう解明されてるんだよ」という嘘の世界を薄っぺらく生きるより、「謎だらけの世界」を少しでも自分の力で「謎」を解き明かそうとのたうち回りながらでも生きる方がずっといい。
何一つ分かっていないのに、「分かったつもり」の奴らが一番(一番がいろいろ多いけど 笑)嫌いなんだ。
200年生きたエリ。
「12歳くらい」にしか見えないエリ。
エリは200年の中でどんな「謎」を解き明かしたのだろう。
教科書には無難な仮説が載っているだけだ。
「もう解明されてるんだよ」という嘘の世界を薄っぺらく生きるより、「謎だらけの世界」を少しでも自分の力で「謎」を解き明かそうとのたうち回りながらでも生きる方がずっといい。
何一つ分かっていないのに、「分かったつもり」の奴らが一番(一番がいろいろ多いけど 笑)嫌いなんだ。
200年生きたエリ。
「12歳くらい」にしか見えないエリ。
エリは200年の中でどんな「謎」を解き明かしたのだろう。