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2011年世界フィギュア東京大会「浅田真央VS安藤美姫VSキム・ヨナ」・・末尾ルコの優勝予想 [エッセー・闘う敗北者たち]

世界フィギュア東京大会の目玉が「キム・ヨナ出場」であることは間違いない。バンクーバーにおけるヨナの爆発的な得点を嫌う人も少なくないだろうし、わたしもあの時の「浅田真央との差」には納得し難いものがあったけれど、それはまた別の話。キム・ヨナが女子フィギュア史上空前の完成度を持った選手であることに疑いを差し挟む余地はない。わたしは常々「ポテンシャル」という点で浅田真央が史上空前のフィギュア選手だと考えているが(素人なりの観点に過ぎないけれど)、
「完成度」という点に於いては「キム・ヨナ」と言わざるを得ない。「高度」にして「破綻がない」のだ。しかしバンクーバーで金を獲得したとき「引退」を取り沙汰されたキム・ヨナが果たして現在どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。今後「真央VSヨナ」対決が何度あるかどうか分からないだけに、この機会に浅田真央に雪辱を果たしてほしいところだが、浅田真央が「完璧」に近づくのは来年以降であって、この3月の世界フィギュアは「まだ」のような気もしている。
そのような理由で優勝予想は、キム・ヨナが本気で仕上げてくれば「ヨナ」、そうでなければ「安藤」。浅田真央はどちらにしても「今回」は3位ではないだろうか。
と言いながら、浅田真央がこの予想を覆してくれることを大いに期待はしている

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愛の思索、その言葉 2011年3月8日 [愛の景色]

君のためならどんな戦いでもしたいという気持ち。

タグ:アート 言葉
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「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリックに関する短いエッセー [エッセー・闘う敗北者たち]

フリッツ・フォン・エリックは大方のプロレスファンの憧れだった。エリックを始め、「いかにもドイツ風」のリングネームを持つレスラーたちは「ナチスの残党」などというギミックの下にファイトしていたのだが、もちろんギミックはギミックだ。他にもキラー・カール・クラップ、バロン・フォン・ラシクなどがいたけれど、誰もフリッツ・フォン・エリックの厳格なイメージの足下にも及ぶところではなかった。
エリックを含め前述した3人は皆「クロウ」技、つまり「驚くべき握力による拷問的握り技」を得意としていたけれど、わたしも子どもの頃のプロレスごっこでは好んでクロウを使用したものだ。
最近ふと思ったのだが、クロウ技の中に「ショルダークロウ」というのがあって、対戦相手の肩、及び首の付け根辺りを「驚くべき悪力による拷問的握り技」でグイグイ締めつけるのだけど、あれってひょっとして肩凝りのレスラーなら心地よかったのではないかったか・・。
確証はないが・・などと思いながら、ふと空を見上げる。

※ プロレス技は危険なものが多いので、真似をしてはいけません。


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NHK朝ドラマ「おひさま」須藤陽子(井上真央)の現代に不世出の大女優若尾文子。エロスとタナトスと吉高由里子。 [吉高由里子]

何度も書いているが、「日本史上最高の女優を一人挙げよ」と言われれば、「若尾文子」と答える。
超メジャーな映画スターでありながら数々の冒険的な役を演じ、そもそもフォトジェニックでありエロスとタナトスを濃厚に漂わせているという、まあ完璧に映画女優としての資質を備えた人なのだ。
その若尾文子、NHK朝ドラマ「おひさま」へ出演する。
「おひさま」の主役は井上真央なのだが、その「現代の姿」で、ということだ。

メジャーでありながらエロスとタナトスを湛えている女優は日本ではさほど多くなく、それは日本における「メジャー」というポジションが女優にエロスとタナトスを求めないということと当然のことながら密接に結びついている。
今の吉高由里子はメジャーでありながらエロスとタナトスを湛えた女優としての資質が十分あると思うのだが。

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● ルコ美醜悪学 理解しようという努力―尊重 [ルコ美醜悪学]

自分で自分のことを理解できるかどうか。
おそらくそれは難しい。
自分は自分でさえも完全に理解はできない。
自分で描く「自分の像」は、時に大き過ぎたり、時に小さ過ぎたりしているはずだ。

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バレエ「ジゼル」 愛の問題3 [愛とバレエ]

貴族の男アルブレヒトがジゼルに近づいた理由は踊り手によってかなり自由に解釈される。
誘惑者、あるいはジゼルの純粋な姿に対して一瞬のうちに本気で恋をした男・・。
ジゼルの周囲に男がいなかったわけではない。
ヒラリオンという山の男がずっとジゼルを慕っている。
ジゼルはヒラリオンの恋心に興味はなかったのだろうか。
ヒラリオンは決して魅力のない男としては描かれていない。
体格もよく無骨ながら「男」の顔をした人間
として描かれ、しかもバレエも上手い。(笑)
もしアルブレヒトが現れなかったらジゼルとヒラリオンはどうなってしまったのか。
しかしアルブレヒトが現れない「ジゼル」とう物語は存在しない。

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