恐るべき生涯 エデイット・ピアフ。NHK「SONGS」美輪明宏・ドラマ「TAROの塔」 7 [生と死のためのアート]
テオファニス・ランボウカス、「テオ・サラポ」はエディット・ピアフに憧れていたという。
しかし憧れの人とは言え、目の前にいるのは40代ながら破滅的な生活により老婆のような容姿になってしまったピアフだ。
しかも財産どころか借金まみれになっている。
普通の男、しかも20歳年下の男であれば「尊敬」はできても女性として愛することなどできるだろうか。
できるかもしれない。
できる場合もあると信じたい。
あまりの「愛」が即物的に無味乾燥、そして軽く語られる現代だから余計にそう思う。
テオ・サラポはピアフの死後、6年を費やして彼女の借金を全て返済した。
人生を「ごく狭い世界観」でしかとらえられない人間なら「馬鹿な奴」だと嘲笑うだろう。
しかし・・「ごく狭い世界観」しか持たない人間に「馬鹿な奴」と思われるような行為でなければ人の心を動かすことなどできない。
「ごく狭い世界観」しか持たない人間はイエス・キリストの生涯もチェ・ゲバラの生涯も
「馬鹿な奴」だと思うのだろうから。
しかし憧れの人とは言え、目の前にいるのは40代ながら破滅的な生活により老婆のような容姿になってしまったピアフだ。
しかも財産どころか借金まみれになっている。
普通の男、しかも20歳年下の男であれば「尊敬」はできても女性として愛することなどできるだろうか。
できるかもしれない。
できる場合もあると信じたい。
あまりの「愛」が即物的に無味乾燥、そして軽く語られる現代だから余計にそう思う。
テオ・サラポはピアフの死後、6年を費やして彼女の借金を全て返済した。
人生を「ごく狭い世界観」でしかとらえられない人間なら「馬鹿な奴」だと嘲笑うだろう。
しかし・・「ごく狭い世界観」しか持たない人間に「馬鹿な奴」と思われるような行為でなければ人の心を動かすことなどできない。
「ごく狭い世界観」しか持たない人間はイエス・キリストの生涯もチェ・ゲバラの生涯も
「馬鹿な奴」だと思うのだろうから。
「地球」の上で、あなたは一体何なのか? 世界地理への視点 質問 [生と死のためのアート]
「知ること」「認識すること」
まず「自分」をどのように知るか。
知性を持ち、感性を持ち、その他もろもろ。
もちろん「知識」は「認識」のために大いに役に立つ。
カッコ悪い「蘊蓄屋」にさえならなければ。
しかし今、若い人たちを中心に「世界に対する無関心」が広まっている。
「洋画離れ」「洋楽離れ」などは「世界に対する無関心」の一例に過ぎない。
ごく基本的なことでも多くの若者は知らない。
いや、若者に限らず「世界に対する無関心」を決め込んだ大人たちの間でも「無知」が広がっている。
例えば次に挙げる10の国々の「首都」を即座に答えられるだろうか。
スペイン
ドイツ
デンマーク
ノルウェイ
ハンガリー
マレーシア
ミャンマー
フィリピン
チュニジア
イスラエル
(解答は明日アップします。いつも訪問してくださる方々は解答を待つ必要がないですよね。ね?笑)
まず「自分」をどのように知るか。
知性を持ち、感性を持ち、その他もろもろ。
もちろん「知識」は「認識」のために大いに役に立つ。
カッコ悪い「蘊蓄屋」にさえならなければ。
しかし今、若い人たちを中心に「世界に対する無関心」が広まっている。
「洋画離れ」「洋楽離れ」などは「世界に対する無関心」の一例に過ぎない。
ごく基本的なことでも多くの若者は知らない。
いや、若者に限らず「世界に対する無関心」を決め込んだ大人たちの間でも「無知」が広がっている。
例えば次に挙げる10の国々の「首都」を即座に答えられるだろうか。
スペイン
ドイツ
デンマーク
ノルウェイ
ハンガリー
マレーシア
ミャンマー
フィリピン
チュニジア
イスラエル
(解答は明日アップします。いつも訪問してくださる方々は解答を待つ必要がないですよね。ね?笑)
東日本大震災・・「笑い」 [生と死のためのアート]
このような時、つまり大きな災害が発生し、しかし被災者とならなかったぼくたちはいつも哀しみと恐怖に満ちた表情をしているべきだろうか。
そうではないと思う。
困難な状況におかれた人たちの心情に寄り添い、できるだけ理解しようと努めながらも、折に触れ「笑い」は輝かせるべきだ。
もちろん「笑い」の質にもよる。
しかし「笑い」を失った世界は「死」よりもつらい。
だからぼくはいつも通りの記事も書くだろう。
とても「いつも通り」でいられない時、「いつも通り」なものが少しでもあれば、ぼくなら嬉しく感じるはずだから。
そうではないと思う。
困難な状況におかれた人たちの心情に寄り添い、できるだけ理解しようと努めながらも、折に触れ「笑い」は輝かせるべきだ。
もちろん「笑い」の質にもよる。
しかし「笑い」を失った世界は「死」よりもつらい。
だからぼくはいつも通りの記事も書くだろう。
とても「いつも通り」でいられない時、「いつも通り」なものが少しでもあれば、ぼくなら嬉しく感じるはずだから。
東日本大震災とテレビメディア 「本物」と吉高由里子。 [吉高由里子]
東日本大震災の影響により被災地以外の地域でも多くのイベントに中止、延期などが生じている。
確かに国中が喪に服するべきときなのかもしれないし、例えば終日「地震情報」を放送しているテレビを観ていたら、逆に「普段」のテレビ放送内容がいかに「異常」であったかを痛感するのだ。
もちろん東日本大震災のような未曾有の災害はあってはならない。
しかし「あってはならない」「あるはずがない」と人間が思っていることが時に起こるのがこの世界だ。
現在のテレビは起こってしまった一大悲劇をできるだけ素早く正確に伝えようと懸命に努力しているように見えるし、視聴者も真剣に正面から伝えられる内容を見据えていように見える。
この状態と比べると、「普段」のテレビは一体何を浮かれていたのだろう。
バラエティ番組でほとんど「座っているだけ」であぶく銭を手にし続ける「バラエティタレント」たち。
もうわたしたちはこのような状態を拒否しようではないか。
テレビは「報道」をメインにしてくれればいい。
そして「有名」になるのは「本物」だけでいい。
確かに国中が喪に服するべきときなのかもしれないし、例えば終日「地震情報」を放送しているテレビを観ていたら、逆に「普段」のテレビ放送内容がいかに「異常」であったかを痛感するのだ。
もちろん東日本大震災のような未曾有の災害はあってはならない。
しかし「あってはならない」「あるはずがない」と人間が思っていることが時に起こるのがこの世界だ。
現在のテレビは起こってしまった一大悲劇をできるだけ素早く正確に伝えようと懸命に努力しているように見えるし、視聴者も真剣に正面から伝えられる内容を見据えていように見える。
この状態と比べると、「普段」のテレビは一体何を浮かれていたのだろう。
バラエティ番組でほとんど「座っているだけ」であぶく銭を手にし続ける「バラエティタレント」たち。
もうわたしたちはこのような状態を拒否しようではないか。
テレビは「報道」をメインにしてくれればいい。
そして「有名」になるのは「本物」だけでいい。
東日本大震災・・・日本の歴史はこれで変わった [生と死のためのアート]
続々と入って来る新しい情報。
そしてまだまだ解明できない多くの被害状況。
戦慄するしかない。
もはやこう表現しても大袈裟ではないだろう。
東日本大震災により日本の歴史は変わった。
100年後、200年後、あるいは1000年後、日本という国が存在しているとすれば、東日本大震災は「歴史の転換点」として、あるいは恐怖を伴った「神話」のように語られるだろう。
ぼくたちの心はもはや東日本大震災以前には戻れない。
そしてまだまだ解明できない多くの被害状況。
戦慄するしかない。
もはやこう表現しても大袈裟ではないだろう。
東日本大震災により日本の歴史は変わった。
100年後、200年後、あるいは1000年後、日本という国が存在しているとすれば、東日本大震災は「歴史の転換点」として、あるいは恐怖を伴った「神話」のように語られるだろう。
ぼくたちの心はもはや東日本大震災以前には戻れない。