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特集(笑) ナタリー・ポートマンだ!「ブラック・スワン」だ! その4 [生と死のためのアート]

とまあ、少し「本物のバレリーナとの比較」をしてみたけれど、「ブラック・スワン」という映画自体は素晴らしい内容だった。ホラー映画すれすれのあざとい演出数あれど、そこは芸術性、センスの違い。ダ―レン・アロノフスキー監督の色彩感覚、カメラワーク、そして「過度」へ行きかけて「節度」の範囲へ戻って来るという繰り返しで、110分弱の上映時間、観客の目、そして感覚をくぎ付けにする。この「110分弱」という時間がいいではないか。最近、と言うか、かなり以前から、「無駄に2時間以上」という映画が多過ぎるのだ。よくできていれば問題ないけれど、多くはラスト30分ほどダレた展開になる。今年春に公開された3本の重要なアメリカ映画、つまり「トゥルー・グリット」、「ザ・ファイター」、そして「ブラック・スワン」。どれも適度な上映時間だった。あ、もちろん内容が素晴らしければ、3時間でも4時間でもOKなのだけれど。
「ブラック・スワン」の凄いのは、全感覚を刺激する映像を連打し、時に「もう止めてくれ!」と懇願したくなるようなシーンを数々用意しながらも、観終わった後には「一人の女」の情熱、苦しみ、哀しみ、憎しみ、官能、そして人生をくっきりと浮かび上がらせていることだ。
そして大事なことを一つ書きくわえておこう。「ブラック・スワン」に「怖いシーン」は数あれど、「ウィノナ・ライダーが一番怖い!」(笑)。これは特に「かつてのウィノナ・ライダー」を知っている人ならきっと頷いてくれるはずだ。

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愛をどこまでも掘り下げ、どこまでも高い場所へと導く。その言葉 2011年6月1日 [愛の景色]

まあねえ。
好きなものはもうどうしようもないのです。
君がどうしようもなく好きなんです。
好きと、大好きと、何万回、何十億回言っても足りないんです。

タグ:アート 言葉
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アメリカ映画の底力を想いながら、新垣結衣の新ドラマ「全開ガール」(仮題)にも言及する。 [生と死のためのアート]

しかし織田裕二主演映画「バルセロナ」なんて誰が観に行くのかね~、なんていう疑問はさて置き、「トゥルー・グリット」「ザ・ファイター」「ブラック・スワン」と、ほぼ続けざまに観てしまって、「まだまだアメリカ映画には力がある」ことを再認識してしまい、ちょっとした日本映画をやや観る気がなくなっている今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?これら3本を観てつくづく感心したのは、カメラワーク、カラーの配分、構図の取り方などだけでも十分に心をワクワクさせるだけの力があるということ。その点特にメジャー系の、つまりヒット狙いの日本映画では滅多にそんな愉しみのある作品にお目にかかれない。映画ならではの愉しみを与えてくれないのだ。
話はがらりと代わって、新垣結衣がフジテレビ月曜9時の新ドラマに7月から登場するのだと言う。「全開ガール」(仮題)がそれで、弁護士役、そしてラブコメディーだというのだが、共演が、錦戸亮、蓮佛美沙子、竹内力(笑)、薬師丸ひろ子などまずます。フジテレビこの時間帯のドラマとしては悪くないので初回はとりあえず観てみようかな。新垣結衣を特に推しているわけではないけれど、正統的なきれいさを持った女優ではあると思う。

特集(笑) ナタリー・ポートマンだ!「ブラック・スワン」だ! その3 [生と死のためのアート]

さて「ブラック・スワン」冒頭、「白鳥」となったナタリー・ポートマンが登場するわけだが、かなりの訓練期間を経て「バレリーナ」の動きを身に付けたというポートマンだけれど、バレエファンであれば瞬間的に「あ・・」と思ったはずだ。「腕の動き」が、さらにそれ以前に、「二の腕の太さ」が「白鳥の湖」で主役を踊るバレリーナのそれではまったくないのだ。要するに、細身のポートマンの二の腕でもまだ太すぎる。そして動きがあまりに鈍すぎる。いや、もちろん一年や二年の訓練で本物のバレリーナの動きを身に付けられるわけもなく、そんなことを望むべきでもないわけだけれど、一部でナタリー・ポートマンのダンスシーンに関する議論があるらしいから、わたしの観た感想を述べているに過ぎない。これを読んだ中で、「バレリーナってそれくらい凄いんだ」と思ってくれる人がいれば幸いだと思う。
伝統ある一流バレエ団で「白鳥の湖」の主役を任されるようなバレリーナの踊りは、それはそれは凄いもので、いわば「超人」的な存在までに達している。彼女たちの踊りは、「腕の動き」だけでも呆れるほど戦慄的で、例えばスヴェトラーナ・ザハロワやルシア・ラッからクラスとなれば、両肩から先はまるで「別の生き物」が動いているように見えるほどなのだ。

ネオアンガージュマン 嗚呼、政治。内閣不信任案・・。 [ネオアンガージュマン]

ほほお。
内閣不信任案ですか・・。
この日本の政治状況。
呆れてものが言えないのですが、彼らを選挙によって選んだのはわたしたち有権者です。
しかし。
この政治状況、既成の政治家のメンタリティ、一年や二年じゃ変わらない。
だからわたしは言うのです。

わたしたち自身で変えていきましょう!

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わたしもそうです。

けれどわたしたちは無力ではありません。
わたしたちには「力」があるはずです。

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