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●イザベル・ユペール戴冠!『ラ・ラ・ランド』、圧勝!第74回ゴールデングローブ賞!! [「言葉」による革命]

●イザベル・ユペール戴冠!『ラ・ラ・ランド』、圧勝!第74回ゴールデングローブ賞!!

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

第74回ゴールデングローブ賞授賞式。
メリル・ストリープとドナルド・トランプ次期大統領の一件はありましたが、イザベル・ユペールの主演女優賞を始め、素晴らしい結果が続出しました。
それぞれの結果に対するお話はまた後日するとして、主な受賞結果を次に挙げます。
(いつも書いてますが、ゴールデングローブ賞の映画部門で「ドラマ」とあるのは「シリアス映画」を意味しており、テレビドラマのことではありません)

作品賞(ドラマ)
「ムーンライト」

作品賞(コメディ/ミュージカル)
「ラ・ラ・ランド」

監督賞
デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」

主演男優賞(ドラマ)
ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

主演女優賞(ドラマ)
イザベル・ユペール「エル(原題)」

主演男優賞(コメディ/ミュージカル)
ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」

主演女優賞(コメディ/ミュージカル)
エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」

演男優賞
アーロン・テイラー=ジョンソン「Nocturnal Animals」

助演女優賞
ビオラ・デイビス「Fences」

脚本賞
デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」

外国語映画賞
「エル(原題)」(フランス)

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年1月13日 [愛の景色]

(君のすべてへの愛)

嵐のような冬の朝でも
いやそんな朝だからこそ
より強く照明される
君への強い想いは
微動だにしないことが

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、ブロッコリー」篇。2017年1月13日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、ブロッコリー」篇。

「猫、ブロッコリー」

ブロッコリー

マリア・シャラポワは
食べたに違いない
そんな情報をどこかで見た覚えはない
けれど確率的に
シャラポワがブロッコリーを
食べてない
とは考え難いから

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
お野菜も一緒に
食べたいね!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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末尾ルコ詩D「猫、歴史」篇。末尾ルコ「ミシェル・ウィリアムズがいつものように素敵な『フランス組曲』は不倫ロマンティックよりサスペンスを目指すべきだったか [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、歴史」篇。

「猫、歴史」

歴史の中に
人間はいる
人間だけが
歴史の中にいる
ビン長マグロは
ビン長マグロの世界で
歴史を築いたりしない
というのは本当だろうか?
ねえ、
ミルチア・エリアーデ先生?

・・・・・・

ぼくと
ぼくの素敵なネコで
築こう、
歴史!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「ミシェル・ウィリアムズがいつものように素敵な『フランス組曲』は不倫ロマンティックよりサスペンスを目指すべきだったか。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ミシェル・ウィリアムズ。
故ヒース・レジャーとのいろいろはさて置いて、近年「出演しているだけで満足できる女優」の一人だ。
彫りの浅い比較的平坦な顔立ちだが、とてもチャーミングである。
プロポーションが抜群だが、十分にリアリティがある。
演技は大仰なところがなく、しかも中途半端な取り組みではない。
『マリリン 7日間の恋』『ブルーバレンタイン』での取り組みを観れば、その命懸けの役作りが手に取るように理解できるはずだ。
そしてミシェル・ウィリアムズが『フランス組曲』に主演となると、期待しない方がおかしい。
『フランス組曲』とはこれまた何と魅惑的な響きを持つタイトルであるのか。
しかも原作者はアウシュビッツで死亡しているという。

ナチス占領下のフランスの地方都市。
妻ある女とドイツ軍中尉の禁じられた恋。

フランスの田園地方の風景はいつも通り美しく、住民がドイツ空軍の機銃掃射を受けるシーンはロミー・シュナイダー、ジャン・ルイ・トランティニャンの『離愁』を彷彿させる。
もちろん『離愁』を彷彿させるのはそのシーンだけで、後は「戦争中」を背景とした珍しくない「よろめき」物語となる。
ドイツ人役の登場人物はドイツ語を喋るのに、フランス人役の登場人物は皆英語を喋る。

『フランス組曲』、米国ではなかなかの高評価だが、フランスでは『ル・モンド』や『ラ・クロワ』などが最低点を付けている。(高得点を付けているメディアもあるが)

どうせならヒッチコックタッチのしっかりとしたサスペンスにした方がよかったのではと、クライマックスでミシェル・ウィリアムズが拳銃を構える姿を(美しいな)と見惚れながら思った。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●メリル・ストリープを「史上最も過大評価されている女優の一人」とツイートしたドナルド・トランプの精神年齢は? [「言葉」による革命]

●メリル・ストリープを「史上最も過大評価されている女優の一人」とツイートしたドナルド・トランプの精神年齢は?

末尾ルコ「国際情勢で知性と感性を鍛えるレッスン」

もうすぐドナルド・トランプ大統領が正式に就任するわけですが、そして日本は選挙結果が出るやいなや「これからはトランプみたいなやり方だよね!」という雰囲気が大勢を占めるようになったけれど、トランプ得意のツイッターでトヨタがディスられた途端にけっこうな騒ぎになるなど、「本質的な価値」とは別の次元でいろいろ起こっているのはいつも通りの日本らしいとも言えます。

しかしドナルド・トランプの人格についてはどうでしょうか?
米大統領の人格を問題にしなくていいのでしょうか?
「トランプの友人・知人」を自認する日本人からは、「トランプはいい人」節が聞こえてくるけれど、例えばこの前ゴールデングローブ賞でセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープがスピーチの中でトランプを批判したわけです。
すぐさまトランプ、ツイッター攻撃。
この頭の緩い中学生並みの反応自体どうにかならないかというところですが、まあ「批判に対する反論」はいいとして、ツイッターの中に次のような言葉もあったわけですね。

「(メリル・ストリープは)ハリウッドで最も過大評価されている女優の一人だ」

・・・一体、何を根拠にこのようなことを。
それでは他に誰が過大評価されていて、誰が過小評価されているのかリストを作成して公表してほしいですね。
(ありえないけれど)メリル・ストリープがトランプを褒めていたら、

「メリルは映画史上最も偉大な女優に決まってるさ」

とツイートしていたと思うのは、わたしだけではないでしょう。

さあ、こうした発信をする人の精神年齢はどのくらいなのでしょうね?

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「ジョン・ウィック」がアクション映画ファンに好評のキアヌ・リーブス主演「チェーン・リアクション」を観直してみた。2017年1月13日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「ジョン・ウィック」がアクション映画ファンに好評のキアヌ・リーブス主演「チェーン・リアクション」を観直してみた。

・「チェーン・リアクション」という映画があって、監督はアンドリュー・デイヴィス。                 
アンドリュー・デイヴィス監督はスティーヴン・セガール主演で撮った「刑事ニコ 法の死角」がよかった。
「刑事ニコ」を観た時には、(まったく新しい、本物のアクションスターが出てきた!)とワクワクして、その後も何本かスティーヴン・セガールはよかったけれど、間もなく大味なアクション映画だけとなり、さらに本人に無駄な贅肉が付いてしまったことで格闘シーンに説得力がなくなったのは痛かった。
アクション映画というものはストーリーは先読みできるものがほとんどで、それではどんなアクション映画であれば楽しめるのかというと、わたしの場合は、

1主役の魅力
2敵役の魅力
3アクションシーンのリアリティないし美意識

などが上手く連動しているか否かという点で決まってくる。

ところで「アクション映画」と「犯罪映画」は、時に重なり合っている場合もあるけれど、基本的にまったく異なるタイプの映画です。
アクション映画ではほぼ100%「犯罪」らしきものが扱われるけれど、それはアクションを引き立てるために便宜上設定されているだけであり、例えばブルース・リーの映画、あるいはシュワルツェネッガーの「コマンドー」などを「犯罪映画」とは呼ばないでしょう。
ただ「犯罪映画」と呼ぶと、「サスペンス映画」「スリラー映画」「サイコスリラー映画」などともかぶる要素が大いにあり、そもそも「ジャンル分けに意味などない」というまっとうな意見も頷けるけれど、極端にならなければそんな行為も「知的な遊び」としては楽しいものです。

で、よもやもう一度観るとは思っていなかった「チェーン・リアクション」ですが、ストーリーもアクションも大爆発も大味で、観どころは共演の「レイチェル・ワイズだけ」というような作品でした。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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