SSブログ

末尾ルコ日誌フラグメント●「Woman of Ireland」と「ゴールデン・カレー」。2017年1月18日 [「言葉」による革命]

末尾ルコ日誌フラグメント●「Woman of Ireland」と「ゴールデン・カレー」。

「Woman of Ireland」。
Jeff Beck, Lizzie Ball, Tal Wilkenfeld & Jonathan Josephの。
ベックのギターとボールのヴァイオリンが相性よくうねる。
そして目を閉じれば、『バリー・リンドン』のライアン・オニールの悲劇的な表情が熱く浮かぶ。
カレーを食べる。
「ゴールデン・カレー」のルーだ。
ひよこ豆とマッシュルームを入れる。
辛口だがさほど辛くない。

タグ:アート
nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年1月18日 [愛の景色]

(君のすべてへの愛)
ぼくは冬の大気を存分に感じながら
君のためなら
あの植物にでも
あの猛獣にでもなろうと
あらためて誓うのだ

nice!(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、春菊」篇。2017年1月18日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、春菊」篇。

「猫、春菊」

間抜け
という言葉が
心に浮かんだら
まず(自分は間抜けでないか)
自問してみよう

ほら、
春菊が
春風に
揺れている

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと一緒に
ビタミン豊富なお野菜を
たっぷり食べる時を
待ちわびているよ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

末尾ルコ詩D「猫、スタイル」篇。末尾ルコ「ガリポリの戦いを実感させてくれる、ラッセル・クロウ『ディバイナー 戦禍に光を求めて』、あるいは美しいオルガ・キュリレンコ」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

●末尾ルコ詩D「猫、スタイル」篇。

「猫、スタイル」

カレーをパクリ
カレーをパクリ
しかもオーソドックススタイル
つまりは
ジャガイモと
人参と
玉葱と
肉で
これがオーソドックススタイル?
と問うのは
インド人?
それとも
ミリアム・シャト・シャルマンの
スタイル?

・・・・・・

ぼくの一番好きなスタイルは、
ぼくの素敵なネコ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「ガリポリの戦いを実感させてくれる、ラッセル・クロウ『ディバイナー 戦禍に光を求めて』、あるいは美しいオルガ・キュリレンコ」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

第一次世界大戦というのは恐るべき戦争で、第二次世界大戦ももちろん「地獄」だったのだが、「地獄の始まり」という意味では第一次世界大戦のとりわけ欧州戦線の意味は極めて重い。
ただそれは欧州だけの話でもなく、欧州とアジアの間に複雑な存在として君臨するトルコにしても第一次世界大戦はとてつもない戦争だった。

ラッセル・クロウが初監督を果たした『ディバイナー 戦禍に光を求めて』の主な舞台は第一次世界大戦中のトルコであり、ガリポリの戦いが題材とされている。
それがどれだけ忠実に再現されているかはそれぞれの映画により議論となるだろうが、とは言え映画ほど「戦争を描写する」に相応しい芸術表現はないだろう。
そもそも「完璧に忠実な現実の再現」はどのような芸術にも不可能なのであり、しかも「同じ現実」を見たところでそれぞれの人の心には「違う現実」が見えているのは間違いないのである。

※すべての人は「違う現実」を見ている。

それでもよくできた映画作品が特に歴史的事実を(ひょっとしたらこんなだったのかも)と実感させてくれることは間違いなく、その度合いは他の芸術表現より一般的にずっと上だ。

『ディバイナー 戦禍に光を求めて』もそんな感覚を持たせてくれる一本であり、「初監督」のラッセル・クロウがよく撮ったと感心した。
『親指の標本』を観た時から贔屓女優の一人であるオルガ・キュリレンコも美しいし。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

●今こそ語れ!ゆるキャラのようなマイティ井上とサンセット・フリップ!! [「言葉」による革命]

●今こそ語れ!ゆるキャラのようなマイティ井上とサンセット・フリップ!!

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

わたし原則、ゆるキャラの類いが好きではありません。
いや、ゆるキャラ自体が嫌いというよりも、「ゆるキャラ、ゆるキャラ」と大騒ぎをする(した)メディアの態度が嫌いなのです。

というお話をしたくて書き始めたのではなくて、マイティ井上ですよ、マイティ井上。
ある時期国際プロレスは、ラッシャー木村、マイティ井上、グレート草津の3人が主力として活躍していたわけですが、中でもマイティ井上、空中殺法を売り物にしていたわけですわ。
しかし空中殺法を売り物にするレスラーの割には中あんこ型の体型で、あまり少年ファンがワクワクするタイプではなかったですな。
やたらな柄パンを着用していることもよくあったし。
しかしプロレス雑誌で見る、マイティ井上のサンセット・フリップは子ども心をくすぐるものがあった。
リング上に倒れている相手に対して前方宙返りをしながらアタックするというサンセット・フリップ。
他に使うレスラーが当時の日本マットにはいなかった(と思う)もので、自然目立つわけだけれど、だいたい写真はマイティ井上が空中で頭を下にしているものだったのですね。
(サンセット・フリップとは、マイティ井上のどこが相手に当たるのだろう??)と国際プロレスの映像を観る術もないわたしの頭は想像が膨らんだと来たもんだ♪

nice!(20)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「美術であなたの人生をより強く美しくする」講座~「日曜美術館」曾我蕭白と中野信子問題と、黒木華の非現実性。2017年1月18日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「美術であなたの人生をより強く美しくする」講座~「日曜美術館」曾我蕭白と中野信子問題と、黒木華の非現実性。

2016年3月に放送されたNHK「日曜美術館」で取り上げられていたのは曾我蕭白(そがしょうはく 1730~1781)。
ゲストで脳科学者の中野信子、漫画家の藤田和日郎が来ていました。
曾我蕭白は奇矯な作風で知られた絵師です。
中野信子は「脳科学」の番組で出てくることは滅多になく(そもそもそんな番組は滅多にない)、いろんな番組へ出てきて、どんな話題でも「ドーパミン」とか「メタ認知」とか「ストレス耐性」とか、初心者向け脳科学用語を繰り出して話しするのが定番になってます。わたしは専門外の話題にのこのこ首を突っ込む学者の皆様は基本的に信用してません。
それと、近年何でもかんでも「脳のこの部位の異常が~」とか、「脳の機能」に因を求める風潮がありますが、こうしたことも話半分以下で聞いています。
脳に限らず、人間の心身は一人として同じものがない。
ある程度の法則性はあるとしても、「それぞれ別のもの」とわたしは考えていますので。

それはさて置き、蕭白の傑作の一つに

「群仙図屏風」という大作がありますが、

この作品の中に珍奇な容貌の仙人の耳を掘っている美女が描かれています。
この美女が、

黒木華

に似てるんですねえ。
黒木華って、そんなところがあります。
日本美術の中の不可思議な人物。
あるいは文学で言えば、
泉鏡花の中の人物。

黒木華を「地味顔」とか、わけの分からない書き方をする「アホライター」がいますが、ぜんぜん「地味」じゃない。
演技力はもちろんだけど、その容姿だけでも類い稀な魅力を持った女優です。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート