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●「人生を取り戻すために」1600キロの荒野を歩くという行為。 [「言葉」による革命]

●「人生を取り戻すために」1600キロの荒野を歩くという行為。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

PCTと略称されるパシフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail)。

米国における三大長距離自然歩道のひとつとされるその長さは、約1600km。
では日本最北端宗谷岬から日本列島最南端佐多岬までの距離はどのくらいあるか?
これは地理の時間に学習しているはずだ。
そう、約2700km。

しかしPCTの行程には、日本よりも遥かに厳しい自然が待ち受けている。

女はこの行程を、「どん底まで堕ちた人生をやり直すため」に踏破しようとする。
それが映画『わたしに会うまでの1600キロ』だ。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「ルーム」ブリー・ラーソンは、「ジェニファー・ローレンスのライバル」足りえるか?あるいは黒人の女性警官。2017年2月15日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「ルーム」ブリー・ラーソンは、「ジェニファー・ローレンスのライバル」足りえるか?あるいは黒人の女性警官。

ブリー・ラーソン主演映画「ルーム」のお話を続けます。
ブリー・ラーソンという女優のクオリティに関してですが、「ハリウッド映画を牽引できる稀な女優の一人」であることに間違いありません。
斉藤工がブリー・ラーソンに関して、「強すぎるジェニファー・ローレンスのライバルがやっと現れた」と評したわけですが、わたしは「ルーム」を観てとても感心したのと同時に、(ジェニファー・ローレンスはやはり凄いな)との思いも新たにした。
で、結論から言うと、

・ブリー・ラーソンは素晴らしい映画女優であり、ジェニファー・ローレンスと比較の対象にはなりけるけれど、「ライバル」とまではいかない。

別にブリーラーソンが「ジェニファー・ローレンスのライバル」と認識されたいわけではないでしょうから、大きなお世話と言えばそうなんですが、ジェニファー・ローレンスが近年あまりに突出した存在になっているため、「誰か比較の対象はいないか」と探してしまいたくなるのも映画ファンというものです。

ブリー・ラーソンはいわば「ルーム」で突然脚光を浴びたわけだから、まだ役の幅がどれだけのものかはっきりしない。
「ルーム」以前にブリーラーソンの存在を映画界、映画ファンに知らしめた「ショート・ターム」も「ルーム」の主人公とややキャラクターが被っており、つまりブリーラーソンが変幻自在の役の幅を持てるか否かがまだ分からないし、今のところ「意外な役」を演じるブリー・ラーソンはあまり想像できません。
ジェニファー・ローレンスの場合、ご存知のように既に様々な役を演じ、しかもそのほとんどがとてつもない成功を収めている。
やはり「とてつもない」世紀の映画女優です。

ただ、ブリー・ラーソンにも大いに期待したい。
ブリー・ラーソンには、スカーレット・ヨハンソンにもエマ・ストーンにもルーニー・マーラにもない、「正統派まっしぐら主演女優」のオーラがある。

映画「ルーム」について一つ大きな見どころを書いておきます。

黒人の女性警官!

めちゃめちゃカッコいい!!

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年2月15日 [愛の景色]

(君のすべてへの愛)

無数の星が透明の夜に
ぼくたちの街を見つめている
ぼくは君とこの街で
ずっと生きていきたい

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末尾ルコ詩D「猫、痛み」篇。末尾ルコ「出鱈目な情報を流してものを売ってはならない。RIZINやRENAの問題点」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、痛み」篇。

「猫、痛み」

「痛み」を
特別なことだと思うな
「痛み」を
普通だと思え

・・・・・・

そして心に浮かべるだけでも
「痛み」を和らげてくれる
ぼくの素敵なネコ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「出鱈目な情報を流してものを売ってはならない。RIZINやRENAの問題点」。

末尾ルコ「格闘技で知性と感性を鍛えるレッスン」

まあ日本では一時、総合格闘技、そして立ち技格闘技を含めても、世間からまったく忘れ去られていたのだから、「地上波で放送されるだけでも大きな進歩だ」と喜びたい格闘技ファンが少なくないのは理解できるにしても、「格闘競技」としての構造をしっかりさせていかなければいずれすぐまた忘れ去られる。
例えば現在日本の女子格闘家としては最も人気のあるRENAにしても、シュートボクサーとしての実績は十分だけれど、MMAファイターとしてはまだまだ初心者である。
稀に立ち技系のファイターがすぐにMMAに対応できる場合もあるけれど、総合格闘技の技術が日進月歩の現在、普通は容易に対応できないものだ。
それはRIZINの中でも立ち技の世界で圧倒的な強さを見せつけてきたアンディ・サワーが何もできずに2連敗したことだけでも容易に理解できるだろう。
MMAルールでのRENAは2016年までは「勝てるだろう相手」を用意されていただけだというのが一つと、もちろん男子も女子も最上のファイターはUFCのオクタゴンで戦っているから「強い対戦相手がいない」というのもある。
だからこそ山本美憂がリングへ上がったりしているわけだが、それまでMMAの実績があればまだしも、「40歳を超えてMMA初挑戦」という人の試合を高い入場料を取って見せていいのかという話にもなる。
RIZINの入場料、かなり高いですから。

「そのくらいのものを、そのくらいとして宣伝し、そのくらいの価格の入場料を設定する』というのであればいいけれど、わたしが最も納得できないのは、

「まったく最高でないものを、最高のように見せかけて売る」態度だ。

「UFCとの差なんて、格闘ファンは分かっているよ」という意見もあるが、一般の人は分かりませんから。
RIZINを観て、「ミルコ、やっぱり強いなあ」なんて信じてしまう人は多くいるでしょう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●『20センチュリー・ボーイ』もあった1973年(から1974年)を彩った、あの『なみだの操』とは?? [「言葉」による革命]

●『20センチュリー・ボーイ』もあった1973年(から1974年)を彩った、あの『なみだの操』とは??

●末尾ルコ「昭和文化史で知性と感性を鍛えるレッスン」

1973年。
それは『エクソシスト』が公開された年である。
いまだ『エクソシスト』を超えるホラー映画は出現してないと断言できる。
ロック・シーンにおいては、ローリング・ストーンズ の『悲しみのアンジー』、T・レックス の『20センチュリー・ボーイ』、そしてロック・アルバムとして普及の大傑作となるピンク・フロイド 『狂気』も1973年である。
しかし何か忘れてないだろうか?
日本人の心をある意味震わせた、かどうかはさて置いて、今の日本に欠落しているフィーリングを持ったあの歌のことを。
そう、『なみだの操』。

『なみだの操』である。

熱唱するは、殿さまキングスの宮路おさむ。
しかし、「殿さまキングス」ってねえ。
そしておじさまたちのグループが、「男に捨てられたくない」という女ごころを、しかも痛快に歌い上げる。
「痛快に」である。
この不可解な世界を、頑是ない子どもだったわたしは歌詞の意味など考えずに熱唱していた・・・ような記憶がある。
この「痛快さ」、そして意味不明さ、J POPの連中も、ちっとは見習え!である。

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●「人生を取り戻すために」1600キロの荒野を歩くという行為。2017年2月15日 [「言葉」による革命]

●「人生を取り戻すために」1600キロの荒野を歩くという行為。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

PCTと略称されるパシフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail)。

米国における三大長距離自然歩道のひとつとされるその長さは、約1600km。
では日本最北端宗谷岬から日本列島最南端佐多岬までの距離はどのくらいあるか?
これは地理の時間に学習しているはずだ。
そう、約2700km。

しかしPCTの行程には、日本よりも遥かに厳しい自然が待ち受けている。

女はこの行程を、「どん底まで堕ちた人生をやり直すため」に踏破しようとする。
それが映画『わたしに会うまでの1600キロ』だ。


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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、Nadiya Savchenko」篇。2017年2月15日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、Nadiya Savchenko」篇。

「猫、Nadiya Savchenko」

ホロフェルネス

Nadiya Savchenko
あるいは
Надія Вікторівна Савченко

細胞膜
核 ミトコンドリア
ゴルジ体

ホロフェルネス

Nadiya Savchenko
あるいは
Надія Вікторівна Савченко

・・・・・・
ぼくの素敵なネコは
カラヴァッジョの画さえも
上回る!




(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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