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●5月に日本公開される『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、見どころはミシェル・ウィリアムズのあのシーン。 [「言葉」による革命]

●5月に日本公開される『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、見どころはミシェル・ウィリアムズのあのシーン。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は2017年5月13日に日本公開されるという。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。

このタイトル、語呂もいいし、ニュアンスが感じられて美しい。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の中で、それはポスターなどにも使われている見せ場のシーンなのだが、ケイシー・アフレックとミシェル・ウィリアムズが路上で向かい合って話し合う、口論する。
このシーンのミシェル・ウィリアムズ。
教養豊かとは言い難い女を演じるミシェル・ウィリアムズが素晴らしい。
どうしようもない運命の中で持て余していた感情を遂に爆発させるその表情。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年3月22日 [愛の景色]

(君のすべてへの愛)

勇気という言葉も
志気という言葉も
そしてその意味たちも
君を想う時
それは空気のように

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~『64』の号泣CMは「お涙頂戴」を好む日本人のためのもの。2017年3月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~『64』の号泣CMは「お涙頂戴」を好む日本人のためのもの。

『64』という映画があって、ご存知の通り佐藤浩市はじめ一級の俳優たちが出演しており、わたしも出演者のほとんどが好きです。
けれど公開時のテレビスポットCMや劇場でやっていた予告編・・・佐藤浩市はじめ、出演者の多くが号泣しているシーンを畳み掛けるではないか!
もちろん映画宣伝担当の方々のご苦労は分かります。
佐藤浩市も言っていたけれど、「硬派の作品ではなかなか観客動員が難しいご時世である」。
だから『64』の宣伝でも、「こんなに泣けますよ。そんな映画なんですよ」とアピールしているわけだ。
そしてお決まりの、観客(らしき人たち)が「こんなに泣けるなんて!」「人生で一番泣けました」とか、とりわけ『世界から猫が消えたらな』なんかのCMだと、出演者は大泣き、観客(らしき人たち)も大泣きといった映像を見せつけられる。
わたしなんか、画面の前で居た堪れない気分になりますが、あなたはどうですか?

「お涙頂戴」というパターンは日本の伝統芸の一つとも言えるだろうけれど、そうならそうで、せめて様式美のレベルまで磨き上げてくれないとやってられない。
様式美。
つまり高倉健や藤純子の任侠映画のように、「いつも同じ」と分かっているけれど、観たくなる、観るとワクワクするクオリティ。
けれどまったくそこまでには遠いんだな。

例えば中村義洋監督の『予告犯』。
途中、なかなかいいシーンがある。
戸田恵梨香が逃げる生田斗真を(走って)追跡するシーン。
実に観応えがあった。
カメラワークもいいし、途中で追跡する戸田恵梨香がばててくるのもおもしろい。
このシーンだけでも『予告犯』は「鑑賞の価値あり」なんだけれど、着地で「泣かせ」に入るのですね。
こうなると、わたしは居た堪れない気分になる。
「お涙頂戴」的映画あるいは小説などの中には上等のクオリティの作品もあるでしょう。
しかし大部分がイージーなものであり、そのレベルで満足する日本人が大多数である限り、日本の文化芸術に成熟はありえないのです。


●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!


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末尾ルコ詩D「猫、無数」篇。末尾ルコ「呆気にとられるケイト・ブランシェット、そして『キャロル』は、現代必見である」。 [「言葉」による革命]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、無数」篇。

「猫、無数」

だからと言うわけではないが
続いて『高野聖』を読み始める
名高い『高野聖』のページを捲るのは
一体何度目だろう

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
ページは無限に
増えていく

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「呆気にとられるケイト・ブランシェット、そして『キャロル』は、現代必見である」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

呆気にとられる。
それがトッド・ヘインズの映画『キャロル』だ。
「美」に呆気にとられ、「せつなさ」に呆気にとられ、「愛の強さ」に呆気にとられる。
そして特別なオーラを放つケイト・ブランシェット。
プラチナに近い金髪を常に隙なくセットして、高級なコートを羽織り、遠くまで見透かすような眼差しで、煙草を持つフォルムも完璧だ。

ケイト・ブランシェットが「キャロル」であり、同性に対する恋愛感情を潜在意識化に持っていた若い女を魅了する。

ケイト・ブランシェットが「凄い女優」だということは世界中の誰もが知っている。(あなたも知ってますよね?)
「現代最高の女優」の一人だということも、世界中の誰もが知っている。
もちろんブランシェットが演じた『エリザベス』にも『ブルー・ジャスミン』にも魅了はされたが、『キャロル』はそれらの上を行った。
「こんな映画をずっと観たい」と思っていた映画に望む要素がほとんど入っていた、それが、

『キャロル』である。

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●高知出身「演歌エンターテイナー」三山ひろしはどこがいいのか? [「言葉」による革命]

●高知出身「演歌エンターテイナー」三山ひろしはどこがいいのか?

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

自分が高知出身で高知在住だからといって、「高知のことすべて」を賞賛したり、「高知愛」などと軽々に言ってみたり、高知出身有名人をすべて支持したり、といった趣味はわたしにはありません。
高知で生まれ住み、そのいいところも悪いところも十分知っているからこそ、「愛憎半ばする」というのが真っ当な感覚ではないでしょうか。
高知県への移住促進政策として、「高知家キャンペーン」をずっとやっているけれど、「高知の人は一つの大家族」というのも事実ではないですしね(笑)。はい。

しかし高知出身演歌歌手、

三山ひろし

は、わたしも嫌いではありません。(「好きだ」と断言できるほどではないけれど 笑)

特にNHKの歌番組によく出没する三山ひろし。
本名は「恒石正彰」だそうですが、「恒石」という姓は高知に多いのです。
生年月日が1980年9月17日で36歳だけど、童顔でもっと若く見える。
けん玉が上手で、ステージでのコントなども器用にこなし、「単なる演歌歌手」という以上の、「演歌エンターテイナー」というスタンスに近付いているように見える。
わたしはさして演歌に明るくないけれど、今後はちょっとばかり注目していこうと思っています。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、塔」篇。2017年3月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、塔」篇。

「猫、塔」


それは塔
どんな?
どこに?
その塔は?

例えば高知市薊野に

ヤーナ・サレンコ
たおやかに

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
たおやかさときたら!



(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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