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●「従来の年齢限界」はもう必要ない。そしてノヴァク・ジョコビッチも「終わり」ではない。 [「言葉」による革命]

●「従来の年齢限界」はもう必要ない。そしてノヴァク・ジョコビッチも「終わり」ではない。

末尾ルコ「テニス観戦の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

現在、世界テニス界の大きな話題の一つが、「ノヴァク・ジョコビッチの長引く不調」であって、つい1年ほど前まで「異常なほど強かった」と言うこともあり、「どうしたんだ、ジョコビッチは?」と世界中で訝られるのは理解できるけれど、それを持って、「ジョコビッチは終わった」などと言い出すのはスポーツ史上でも稀に見る偉大なアスリートに対しての侮辱であり、スポーツそのものに対しての侮辱でもある。
2017年に入って怒涛の強さを見せつけるロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルも、2016年は両者ともに「終わった」などと言われていたものだ。
特にフェデラーは年齢的にも30代中盤に入っており、「終わった」という声がかなり大きかったのだが、それが「大間違い」だったことは既に証明されている。
フェデラーはテニスという過酷なスポーツの競技限界を更新し続けているのであって、これはわたしたちテニス選手ではない者たちにとっても、

「従来の年齢限界にこだわる必要はない」

と教えてくれているのであり、しかしそのためには相応の努力も必要であるとも示唆してくれているわけだ。



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●2017年全仏オープンテニス女子1回戦、情けなかった土居美咲、悲壮美に溢れたクリスティーナ・ムラデノビッチ。 [吉高由里子]

●2017年全仏オープンテニス女子1回戦、情けなかった土居美咲、悲壮美に溢れたクリスティーナ・ムラデノビッチ。

末尾ルコ「テニスの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年全仏オープンテニス女子は、セリーナ・ウィリアムズとマリア・シャラポワというテニス界が誇る2大スーパースターが出場してなかっただけでなく、第1シードのアンゲリク・ケルバーが1回戦敗退という混乱状態で始まった。
が、2016年後半から不調の続くケルバーが初戦でエカテリーナ・マカロワに敗れるであろうことは予想通りで、それよりも土居美咲がサラ・エラニに初戦で敗退したのには失望させられた。
実績は十分のエラニとは言え、全仏時は90位台、しかし土居は1セット目からアンフォースド・エラーを連発。
しかも以前から土居美咲のよくあるパターン、「ここ一ポイントが決まれば」という場面でほとんど決まらない。
これでは2016年ウィンブルドンの活躍がいかにも「あの時だけ」感に満ちてくる。

1回戦の話で言えば、フランス期待のクリスティーナ・ムラデノビッチの調子はよくなかったけれど、それが結果的にジェニファー ブラディとの試合を死闘的に演出し、なにせムラデノビッチの体形が美しく、パリの大観衆の声援に力とプレッシャーを与えられながらようやく勝つ姿は観応え十分だった。

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●1972年は特撮ドラマ花盛りか?『アイアンキング』の石橋正次の「夜明けの停車場」も、おれは歌った。 [「言葉」による革命]

●1972年は特撮ドラマ花盛りか?『アイアンキング』の石橋正次の「夜明けの停車場」も、おれは歌った。

末尾ルコ「昭和文化史とテニスの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

※テニスワンポイント講座・・・2017年全仏オープンテニス男子準々決勝で、錦織圭は惜しくもアンディ・マレーに敗れてしまいました。
「錦織、グランドスラム優勝できないんじゃないか~」という声もこのところ多く出ていて、若手の台頭も急激な現在、非常に厳しいポジションになってきつつあることは事実ですが、しかしそもそも「世界テニスランキング上位でプレイしていること自体」が夢のような話なわけで、錦織圭を語る時は、すべてその前提で、最大限の敬意を持って語るべきなのです。
ゆめゆめ「マイナー競技のメダリスト」などと比較するようなことはないように。
これは「ものの見方」という文脈においてもとても大切なことなので、今後も繰り返しお話していきます。

さて、1972年に「男女合体」のコンセプトを持った『ウルトラマンA』が、子ども心にエロティシズムを薫らせながら放送されたというお話はしたけれど、この年はわたしもけっこう特撮ドラマ観ていた事実が判明した。
1972年に放送された、『ウルトラマンA』、『超人バロム・1』、『変身忍者嵐』、『人造人間キカイダー』、『アイアンキング』・・・これらすべて観てましたなあ。
う~ん、これで勉強になるわけがない。
それはさて置き、注目したいのが『アイアンキング』で、細かな設定などはさほど記憶にないけれど、

石橋正次!

ひょっとしたら、わたしが「人生で最初にファンになった男優」かもしれない。

『アイアンキング』にはかつて吉永小百合の相手役青春スタートして名を馳せた浜田光夫も出ていたけれど、当時はまだ吉永小百合作品など観ておらず、男臭くてカッコいい石橋正次と比べたら、「ただのおじさん」にしか見えなかった。
そして当時、石橋正次は歌手としても活動していて、

「夜明けの停車場」

はい。今でも歌えるわけなんだな。

もちろん石橋正次が、俳優の世界全体から見れば、まったく一線級ではなかったことなど、頑是ない子どもだったわたしは知る由もなかった。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、美学」篇。2017年6月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、美学」篇。

「猫、美学」

高知市薊野にある


建築音
熱暑の空気
ル・クレジオの
文章
少年の
少女の
物語
ル・クレジオと
高倉健美学について

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
立ち居振る舞いが
美学そのものさ

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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