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「チェルシー・ホテル」を歌うタル・ウィケンフェルドに光輪はあったか? [「言葉」による革命]

「チェルシー・ホテル」を歌うタル・ウィケンフェルドに光輪はあったか?

末尾ルコ「音楽の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

ヘンリー・フォンダ・シアターで、タル・ウィケンフェルドが歌っている。
ベースだけを爪弾きながら。
「チェルシー・ホテル」を。
レナード・コーエンの「チェルシー・ホテル」を。
長くしたブロンドのカーリーヘアが薄暗いステージに淡い輝きを与え、上部には金の輪があるようにさえ感じさせる。
細い金の輪が。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年6月23日 [愛の景色]

「バレンシア」に
「愛」を籠めて
バ・レ・ン・シ・ア

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●史上最高のバブル格闘技実現!フロイド・メイウエザーVSコナー・マクレガーの無意味さが寒すぎる。 [「言葉」による革命]

●史上最高のバブル格闘技実現!フロイド・メイウエザーVSコナー・マクレガーの無意味さが寒すぎる。

末尾ルコ「格闘技の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

フロイド・メイウエザーという人は間違いなく「かなりのボクシング関係者から自分が低評価を与えられている」ことを知っていて、しかし巨額のファイトマネーと(本人の信じる)歴史的名誉を失うリスクを負いたくなくて、もちろんカッコよくKO勝ちしたいという気は無くはないけれど、それが決してできなかった憐れな存在だと言うこともできる。
天文学的な収入と世界的知名度があるからといって、「幸福」とは限らないんですよ、皆さま。
だからこそフロイド・メイウエザーはいつもいきり立つ。
だからこそ、VSコナー・マクレガーなんて試合が実現する、しかもボクシングルールで。
つまらん男だ、億万長者のフロイド・メイウエザー。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「日本を愛するならば、必読の作家 梶井基次郎」。2017年6月23日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「日本を愛するならば、必読の作家 梶井基次郎」。

「読書で知性と感性を鍛えるレッスン」


・日本を愛するならば、必読の作家。

梶井基次郎。

「日本を愛する」というフレーズを出すとファナティックなイメージを持たれる時代が長く続き、さらに言えば、「勇ましいポーズ」を取ることが「日本を愛する」と思い込んでいる方もいるようだけれど、まずは

「日本の本当のよき文化を愛すること」

が「日本を愛する」の最も大切な部分であるのは言うまでもないはずだ。

「梶井基次郎」

「日本を愛する」のであれば、必ず読まねばならない。
それぞれ短い作品でもあるし。

梶井基次郎。
とりわけ高名な作品は「檸檬」だ。
その張りつめた宝石が散りばめられたような文章、そしてタナトスの薫りとアナーキーな感覚。
梶井基次郎の作品は「すべて好き」と言っていいけれど、中でも

「Kの昇天」の美しさと来たら。

ああ、美しい・・・。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●エロティシズムの観点から、洋装で「坊がつる賛歌」を歌った杜このみは、セクシーか色香に溢れているか? [「言葉」による革命]

●エロティシズムの観点から、洋装で「坊がつる賛歌」を歌った杜このみは、セクシーか色香に溢れているか?

末尾ルコ「音楽とエロティシズムの話題で知性と感性を鍛えるレッスン」


6月18日のNHKプレミアム『新BSにっぽんの歌』を観ると、杜このみが司会をやっていて、しかしそれは2015年に収録されたものの再放送だったのだが、わたしが演歌と一切関わりを持ってなかった時期の杜このみを観ることができたというのは、あたかもタイムスリップしたような感興を抱いたというのは冗談である。
それにしても2015年の杜このみ、この番組では濃い紫の膝上ドレスを着用していたのだが、実に魅惑的でセクシーな外見となっていた。
この姿の杜このみは、「セクシー」と「色香」を足して割った佇まいであり、普段和装をしている演歌歌手が洋装をすると、以前であれば(ちょっとヘン)という場合が多かったが、さすがに近年は日本人の体形も変わっており、和装以上に魅力的になることも少なくない。
番組で杜このみが歌った曲は、「坊がつる讃歌」。
同曲は少し前の同じ番組で丘みどりも歌っているが、情緒溢れるゆったりとした旋律と歌詞が心地いい。
もともとはNHK「みんなのうた」で芹洋子によって歌われていたというが、わたしは知らなかった。
演歌歌手の出演する歌番組ではよく「過去のいい曲」を取り上げてくれるのでありがたい。
もちろん(どこが名曲だ!)という歌も少なくないが、それはご愛敬だ。

エロティシズムの観点からもう一度、この番組でドレス姿を見せてくれた杜このみについて復習しておくと、背は高くもなく低くもなく、太り過ぎてもおらず、目立って細くもない。
顔立ちは洋装だと案外エキゾテイックに見えるが、その要素が勝ち過ぎることもない。
そして大きなポイントなのだが、「決まり過ぎてない」のである。
どこか不自然な服の着こなし・・・・これはエロティシズムの観点から見れば、とてもポイントが高い。

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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ詩D「猫、デリケート」篇。2017年6月23日 [「言葉」による革命]

末尾ルコ詩D「猫、デリケート」篇。

「猫、デリケート」

高知市薊野にある


梶井基次郎の
その長くはなかった人生で創造した作品が
すべて入った小さな本一冊
その小さな一冊が持つ
デリケートに過ぎる
破壊力を知れ!

高知市薊野にある


・・・・・・

何もかもデリケートで素敵な
ぼくの素敵なネコ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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