SSブログ

末尾ルコ「愛に関する一つの真実」 [愛の景色]

末尾ルコ「愛に関する一つの真実」 愛 無理にでも 愛 で、 快楽
トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「飛び抜けた美女サラ・ガドン、しかし・・・その出演映画」。2017年7月20日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「飛び抜けた美女サラ・ガドン、しかし・・・その出演映画」。

末尾ルコ「映画俳優演技論」

わたしはいつしかサラ・ガドンの大ファンである。
まだ圧倒的作品で圧倒的存在感を示したわけではないけれど、サラ・ガドンの出演シーンはいつでも愉しませてもらえるから好きだ。
なにせ美しいのである。
非の打ち所がないほど美しい。
しかし初めてサラ・ガドンを知った時は、(美しい女優だ、しかし・・・)と感じていた。

サラ・ガドンの映画出演は、『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』、『危険なメソッド』、『モスダイアリー』、『ドリームハウス』、『アンチヴァイラル』、『コズモポリス』、『複製された男』、『ベル ある伯爵令嬢の恋』、『もしも君に恋したら。』、『アメイジング・スパイダーマン2』、『マップ・トゥ・ザ・スターズ』、『ドラキュラZERO』、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』・・・。

出演作品はどんどん増えている。
当然だ、サラ・ガドンの美貌だ
そしてサラ・ガドンは同じカナダ出身のカリスマ的映画監督デヴィッド・クローネンバーグに気に入られ、同じく映画監督をやっているその息子にも気に入られ、作品へ出演しているけれど、実はわたしはそれらの映画を気に入っておらず、もちろんクローネンバーグ作品に好きなものは多いけれど、それだけに残念だったのだ。
つまりクローネンバーグ作品を鑑賞した段階では(サラ・ガドンって最高!)と思ったわけでなく、実はその端緒となったのは、心地よいホラー映画『モスダイアリー』である。

nice!(14)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

●59歳で活躍しまくるアネット・ベニングの、若き日の魅惑が愉しめる『バグジー』。 [「言葉」による革命]

●59歳で活躍しまくるアネット・ベニングの、若き日の魅惑が愉しめる『バグジー』。

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

アネット・ベニングが台頭してきた頃の代表作に『グリフターズ』があって、この映画は大人が心底愉しめる犯罪映画として秀逸で、ベニングは非常に魅惑的な女詐欺師を演じていた。
しかしウォーレン・ベイティが『バグジー』出演をオファーし、すぐに二人が結婚した時には、どうしても(ベイティの野郎、またやりやがってえ!)と多くの映画ファンは感じただろうし、わたしも感じた。
2017年アカデミー賞で「作品賞、毎t外発表」の当事者となってしまった時には「いい感じのお爺さん」的な雰囲気になっていたけれど、若き日は映画ファンの誰もが知るハリウッド屈指のプレイボーイとして知られており、乗りに乗っていた時期のダイアン・キートンとくっついた時も、『アニー・ホール』などですっかりキートンのファンになっていたわたしは、(ちっ!)と舌打ちしたものである。
それも今は昔だが。

そんなアネット・ベニングとウォ―レン・ベイティが結ばれるきっかけとなった映画『バグジー』は、しかしなかなかにおもしろい。
実在の大物マフィア ベンジャミン・シーゲルを描いた作品だが、ハードボイルドタッチでいて、けっこう笑わせてくれるし、当時ハードボイルドの魅惑的な女を演じさせては絶品のアネット・ベニングが存分に愉しめる。

nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

●あの夏の日の水あめの瓶・・・許すまじ、不法侵入の暴虐!! [「言葉」による革命]

●あの夏の日の水あめの瓶・・・許すまじ、不法侵入の暴虐!!

末尾ルコ「自然との対話で、知性と感性を鍛えるレッスン」

知らない人間が他人の家に勝手に入るこむのは犯罪である。
人間でなくとも、知らない猫や犬が家の中に入っていたら、大騒ぎである。
ましてマンボウやカンガルーが家の中に入ってきたら、驚天動地の大パニックになること必定ではないか。
かように、「不法侵入」という犯罪行為がわたしたち生活者の安寧を破壊するという点について異論のある方は滅多におるまい。
しかし現実には日々何のためらいもなく人様の家屋の中に闖入し、居座り、あまつさえ日常活動を脅かしている奴らがいるではないか。
そう。

虫だ。

蚊、蠅、よく分からない小さな羽虫、ゴキブリ、時に蛾とか、そして蟻・・・。
以前英会話教室で、仏教思想の影響を受けたオーストラリア人が、

「蚊も自分の子どもも同じ命だ。どちらも〈生きたい〉と切なる望みを持っている。さあ、蚊と自分の子どもの命とどちらが大切?」

という問いかけをしたが、同席していた中年婦人は即座に、

「そりゃ、子どもよ」と

真っ当な答えを返していた。

せめて家の外で遭遇するのはまだいいが、わたしとてこいつらが不法侵入をしてきた場合に容赦するつもりはない。
と言うか、今年、家の中で小蟻をしょっちゅう見かけるんですけど!
この前も脹脛(ふくらはぎ)の辺りが何となく変だなあと思ってみたら、3匹の小蟻が這っていた。
許し難い!
しかも蟻という連中、食品にたかって、時に台無しにしてくれる。
ま、わたしの管理が悪いというのもありますが。
忘れもしない、わたしが頑是ない幼年時代、ある夏の日、取って置きの瓶入り水あめをスプーンで掬ってぺろぺろなめようとしたその時、瓶の中は小蟻の野郎どもが黒々とのたうちまわっていた。
臥薪嘗胆、丘みどり!
あの屈辱を、おれは忘れてないぜ!!
小蟻どもよ、驕れる平家へ久しからずだぜ!!!

nice!(30)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート