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●ピンク・フロイドとセックス・ピストルズに関する時代的フラグメント。その2 [「言葉」による革命]

●ピンク・フロイドとセックス・ピストルズに関する時代的フラグメント。その2

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年現在、ピンク・フロイドを悪く言う者はあまりいないだろう。
数少ない「ロック史上、巨大過ぎるバンド」として最早不動の玉座に腰かけている。
しかしパンク・ニューウエイブ時代、多くのロックファンやロック評論家的人たちは、ピンク・フロイドなど最早語る価値もない古びた陳腐な音楽集団であると見做していた。
『ザ・ウォール』が世界的超絶的ヒットを続けている最中でも、である。
あの「評価」は何だったのだろうか。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年9月27日 [愛の景色]

いかなる困難も
あなたの笑顔のためなら
愉しみ


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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「2016フェドカップ決勝で弾けたフランスのカロリーヌ・ガルシア」。2017年9月27日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「2016フェドカップ決勝で弾けたフランスのカロリーヌ・ガルシア」。

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

カロリーヌ・ガルシアCAROLINE GARCIA

1993年10月16日生まれと若い。
身長は177cmと、現在の女子テニス界では大きい方ではない。
しかしその褐色のバランスの取れた外見にはハッとさせられる。
くっきりとした顔立ち、黒髪で眉も太い。
そして一点の祖語もないほど整っている。
まるでギリシャ神話の登場人物のようだ。
2016年フェドカップ決勝。
対戦相手はこのところ常勝のチェコ。
しかしカロリーヌ・ガルシアは、ペトラ・クビトバ、カロリナ・プリスコバという格上の強豪を薙ぎ倒す。
これもまた、ギリシャ神話の戦う女神の闘争を見ているかのようだ。

「ガルシア」という名前はもちろんスペイン系だけれど、「フランスの国籍と価値観」をもてば誰でもフランス人だ。
という「自由・平等・博愛」のスローガンは揺らいでいるけれど、パリは「たゆたえど沈むことなし」。

きっとまったく似ても似つかないだろうけれど、カロリーヌ・ガルシアを見ながら、「革命の、自由のアマゾンヌ」と呼ばれたテロワーニュ・ド・メリクールを想起した。

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●ピンク・フロイドとセックス・ピストルズに関する時代的フラグメント。その1 [「言葉」による革命]

●ピンク・フロイドとセックス・ピストルズに関する時代的フラグメント。その1

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ピンク・フロイドが好きだったのではじめはパンク・ニューウェイヴに反発を感じていた。
「あんなの、頭の悪い不良(笑)が怒鳴っているだけじゃないか!」という感じで。
しかしセックス・ピストルズ『勝手にしやがれ』を初めて聴いて、(これしかない!)とあっさり寝返った。
もっとも既にピストルズは解散していたのだが。

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●山田姉妹が「ウナ・セラ・ディ東京」を歌った『うたコン』で女優の門脇麦は「REBORN」を歌ったが・・・若手演歌歌手の扱いはどうなのか? [「言葉」による革命]

●山田姉妹が「ウナ・セラ・ディ東京」を歌った『うたコン』で女優の門脇麦は「REBORN」を歌ったが・・・若手演歌歌手の扱いはどうなのか?

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

山田姉妹が「ウナ・セラ・ディ東京」を歌った『うたコン』でメインの扱いだったのは森進一で、ソロで2曲歌った。
しかし現在の森進一は、見た目も随分変わってしまっているのもプロの歌手としてはどうかというのもあるけれど、何と言っても歌唱力が間違いなく衰えている。
加齢により声の力などが衰えてくるのは人間として仕方ない部分はあるけれど、五木ひろしがいまだに表現力を充実させているのと比べたら、どうしても物足りなさを感じざるを得ない。
森進一に次いで準メイン級の扱いで歌ったのが女優の門脇麦だった。
歌ったのは、門脇麦自身が出演している映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』劇中歌「REBORN」であり、山下達郎の作品だという。

門脇 麦は1992年8月10日生まれ。
公開予定作を含めると、既に20本以上の映画出演経験があり、才能もモチベーションも十分な若手女優の一人と言える。(いかに逸材でも、必ずしもいい作品に恵まれるとは限らないのが現在の邦画界だが)
映画『愛の渦』ではヌードやベッドシーンも既に披露している・・・と、フランス映画界ではどんな女優でも日常的光景を、日本では「特筆」せねばならないが、ヌードやベッドシーンに対してはハリウッドの女優でも拒否反応を示す人もいて、本当に寛容なのはフランス映画界だけになりつつあるようだ。
しかし門脇麦は歌に関してはこれまでに実績があるわけでなく、『うたコン』における「REBORN」の歌唱も、その女優ならではの美貌と雰囲気によって間を持たせていたに過ぎない。

門脇麦についてどうこうではなく、『うたコン』を含めて多くの歌番組では、J POPやアイドルグループ、あるいは「俳優が特別に歌う場合」などを優遇的にしっかりと持ち歌を歌唱する時間を与えるけれど、特に中堅から若手の演歌歌手は「便利使い」をしているケースが多い。
この回の『うたコン』でも、杜このみは島津亜矢と「東京ララバイ」をデュエットしたのみで、当然わたしなどは杜このみの図抜けた歌唱力を堪能したいのだけど、制作側に、J POPやアイドルグループ、「俳優が特別に歌う場合」などに対しては「出てもらっている」、中堅から若手の演歌歌手に対しては、「出してやっている」という意識があるのは間違いないところだ。
しかし日本の「歌の世界」で本当に「世界のどこに出しても恥ずかしくない」歌唱ができる人材の多くは演歌界にある。
もちろんかつてと比べても、演歌から大ヒットが出難い現状はあるにせよ、若手であっても優秀な演歌歌手に対しては、「日本の誇るべき文化」としての扱いが望まれる。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、音」篇。2017年9月27日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、音」篇。

「猫、音」

御玉杓子が
神社の夜を
そしてMは
森の中の
音を聞いた

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくはあらゆる音を
捉えられるようになりたい

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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