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●「サルバトール・ムンディSalvator Mundi」、あるいは、「救世主」と11月15日。 [「言葉」による革命]

●「サルバトール・ムンディSalvator Mundi」、あるいは、「救世主」と11月15日。

末尾ルコ「美術の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

11月15日は何の日?

レオナルドの画が競売にかけられる日。

それは何という画?

「サルバトール・ムンディSalvator Mundi」。

日本語では、「救世主」と呼ばれている。

そして描かれているのは、イエス・キリスト。

落札予想は、1億ドル(約112億円)くらいなんだってさ。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年10月17日 [愛の景色]

見たことのない花のようなエレガンスの
あなた

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「フェイ・ダナウェイから70年代ハリウッド女優を振り返るが、現代こそ女優黄金期か?」。2017年10月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「フェイ・ダナウェイから70年代ハリウッド女優を振り返るが、現代こそ女優黄金期か?」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

フェイ・ダナウェイについて次のように書いた。

『俺たちに明日はない』のボニー・パーカーは永遠であり、『華麗なる賭け』『小さな巨人』『パリは霧にぬれて』『オクラホマ巨人』『チャイナタウン』『タワーリング・インフェルノ』
『コンドル』『ネットワーク』『さすらいの航海』・・・どの作品もが「一級」というわけではないが、「フェイ・ダナウェイ出演」というだけで楽しめる、そのくらいの女優だった。

これら作品の中で映画初心者の方も楽しめるものを挙げると、

『俺たちに明日はない』
『華麗なる賭け』
『チャイナタウン』
『タワーリング・インフェルノ』
『コンドル』
『ネットワーク』となる。

いずれもエンターテイメント作品としての充実度も高く、『華麗なる賭け』や『コンドル』では、これまた最盛期のスティーヴ・マックイーンやロバート・レッドフォードも楽しむことができる。

ところでフェイ・ダナウェイを含め、1970年代は間違いなくアメリカン・ニュー・シネマの影響もあり、ハリウッドには「綺麗なスター女優」が少なかった。
もちろんフェイ・ダナウェイはとても魅惑的で、その顔を「綺麗だ」と感じる人もいるだろうが、やはり一般的には「美人女優」と呼ばれることはないだろう。
70年代、他にはジェーン・フォンダやゴールディ・ホーンなどが活躍しており、やや遅れてダイアン・キートンが一世を風靡したが、いずれも「美人女優」というタイプではなかった。
その点、現在は美貌と才能を兼ね備えたハリウッド女優が多く、「女優黄金期」の一つに差し掛かっていると言えるだろう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●『ブレードランナー 2049』は、コケたのか?コケてないどころか大当たりなのか? [「言葉」による革命]

●『ブレードランナー 2049』は、コケたのか?コケてないどころか大当たりなのか?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

少し前、次の二つの記事が、特に映画に興味を持っている人たちの間で話題になった。

「ブレードランナー 米で大コケ」

「ブレードランナー失敗 本当か」

これらは元記事のサイトからYahooへ転載されたものだけれど、元記事のサイトとYahooのサイトの大きな違いは、

Yahooにはコメント欄があり、注目度の高い記事にはかなりの数のコメントが書き込まれる。

という点である。

これら記事はお分かりだと思うけれど、『ブレードランナー 2049』が全米公開され、そのオープニング興行成績を受けての内容となっている。

記事内容や、書き込まれたコメントの中にいろいろと興味深い要素が含まれていたので、「現代社会観察」の一環として、適宜お話していきたいが、ひとこと付け加えておくと、

『ブレードランナー 2049』は、こけてない!

である。はい。

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●最高の映画俳優の一人、ジャン・ルイ・トランティニャンが癌罹患を公表、その代表作。その3。 [「言葉」による革命]

●最高の映画俳優の一人、ジャン・ルイ・トランティニャンが癌罹患を公表、その代表作。その3。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

今でもどうやら世界的に「不滅の位置にある恋愛映画の傑作」である『男と女』の、クロード・ルルーシュ監督の『男と女』の主演は、アヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニャンJean-Louis Trintignantである。

そして結果論でなく、アヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニャンJean-Louis Trintignant以外であの映画が成立したとは絶対に思えない。
しかも「あの時の」アヌーク・エーメとジャン・ルイ・トランティニャンJean-Louis Trintignant以外では。

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●加山雄三が高峰秀子と禁断の愛を紡ぐ『乱れる』の話から、前川清の心身の若さを語る。 [「言葉」による革命]

●加山雄三が高峰秀子と禁断の愛を紡ぐ『乱れる』の話から、前川清の心身の若さを語る。

末尾ルコ「音楽と映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

加山雄三は、1937年生まれである。
前川清は、1948年生まれである。

実はわたしは、加山雄三の若大将シリーズをまともに鑑賞したことがない。
どうやらそのような偏った態度は映画ファンとして褒められたものではないと気づいた今日この頃、今後は機会を見て鑑賞するとして、映画俳優としての加山雄三で現在まで最も印象的なのは、監督 成瀬巳喜男、脚本 松山善三、主演 高峰秀子という映画史上問答無用の顔ぶれによる『乱れる』である。
『乱れる』は先行して放送されたテレビドラマを映画向けに脚本を書き直して制作されたのだというが、100分足らずの作品ながら、観応えたっぷり大満足はさすが成瀬巳喜男である。
高峰秀子は夫の弟に対して恋愛感情を抱く妻の役であり、まさに大女優高峰秀子の独壇場、女性の複雑な想いを表現させれば並ぶものなしであり、絵空事にして益体もないこの頃のティーン向け恋愛映画を観ている方々に対しては、「さあ、この映画館で『君の名は。』をやっているよお~」などと騙して入館させた上で縛ってしまい、高峰秀子主演映画を鑑賞させる・・・なんて『時計じかけのオレンジ』なことは犯罪なのでやってはいけない。
それはさて置き、『乱れる』の中で高峰秀子と禁断の恋愛模様を描く男が若き日の加山雄三であって、ブロンズ彫刻のごとく彫りの深い顔だちと現在の加山雄三はなかなか結び付き難いのであるが、その獰猛なセックス・アピールで世界中の多くの女性たちを虜にしたマーロン・ブランドのとてつもない太り方「と比べたらまだましとでも書いておこう。
その若き人は異なり、お目出たいキャラクターで現在もスターの雰囲気を充満させている加山雄三だが、この10月、『新BS日本のうた』で、前川清とともにスペシャル・ステージを務めた。
「カラオケでは演歌しか歌わない」と豪語する加山雄三だけど、なにせ持ち歌は「一本調子」が売り物であるから、演歌を歌わせたら抜群に下手である。
しかしそこは「大スター」加山雄三だ。
おめでたい雰囲気と、前川清の絶妙のトークで会場は盛り上がる。

そしてわたしが今回最も強調したいのは、この前川清の驚異的コンディションなのだ。
1948年生まれにして、若き日とまったく変わらないスラリとしたフォルム。
腕や脚もスラリと長く、スーツの似合うことと言ったら。
顔の輪郭もまったく変わってないし、肌質もとてもいい。
さらにわたしが最も「素晴らしい」と感じるのが、もちろん若き日のままの歌声もそうだけれど、随所に輝く「頭の回転の速さ、柔軟さ」だ。

1948年生まれで心身これだけの若さ・・・前川清は世界に誇れる日本の歌手の一人である。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、考える」篇。2017年10月17日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、考える」篇。

「猫、考える」

それは小林秀雄の
『考えるヒント』の

そして2
『考えるヒント』の
小林秀雄の

まるで自己啓発本のようなタイトルだね
でも自己啓発本とは
真逆だよ
きっと?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコについて
毎日24時間、
考え
想う
ぼくなのさ

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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