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●山田姉妹が歌唱した荒井由美の「ひこうき雲」の1973年ヒットアルバムとは? [「言葉」による革命]

●山田姉妹が歌唱した荒井由美の「ひこうき雲」の1973年ヒットアルバムとは?

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

山田姉妹がまたしても彼女たちのパフォーマンスを新たな段階へと更新した、『日本名曲アルバム』での「ひこうき雲」の歌唱。

同曲を含む荒井由美のアルバム『ひこうき雲』のリリースは1973年だが、その年のLPチャートトップ10は次の通りだ。

1  宮史郎とぴんからトリオ『女のみち』
2  チェリッシュ『スーパー・デラックス』
3  ビートルズ『ザ・ビートルズ 1962-1966』
4  よしだたくろう『元気です。』
5  カーペンターズ『ナウ・アンド・ゼン』
6  ビートルズ『ザ・ビートルズ 1967-1970』
7  ビートルズ『レット・イット・ビー』
8  かぐや姫『かぐや姫さあど』
9  井上陽水『陽水ライヴ もどり道』
10  ミッシェル・ポルナレフ『ゴールド・ディスク』

ビートルズという超ビッグネームが中心とはいえ、トップ10の半分が洋楽である。
しかし何よりも驚きは、宮史郎とぴんからトリオがLPチャート年間1位であることではないか。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年11月12日 [愛の景色]

そして「腹筋500回達成」をしっかりあなたに報告した。
報告って、とても大切なんですから。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。2017年11月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「2016年年の瀬に『ドグラ・マグラ』や『一万一千本の鞭』などを読んで、おつに過ごしたという話」。

末尾ルコ「文学で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年年末に、夢野久作の『ドグラ・マグラ』をじっくり読み返したことに別に意味はないのだ。
もうだいぶ読んでなかったから、(どんなだったかな)という小さな好奇心と、(何かこう、年末に相応しいかな)とか、そういった気持ちがあったとは言える。
『ドグラ・マグラ』。
おもしろいが冗漫だ。
そしてここでは具体的に挙げないが、笑止千万な語彙の連発はもちろん楽しいけれど、もっと全体に引き締まっていればもっとおもしろいだろうにとも感じた。
例えばギヨーム・アポリネールの『一万一千本の鞭』であるとかジョルジュ・バタイユの『眼球譚』『マダム・エドワルだ』とか、あるいはアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの『イギリス人の城』であるとか、高名な作家の名が付いていなければ、「こいつは噴飯だ!」と笑い飛ばしそうな作品。
「奇書」と呼ばれる作品って、いいねえ。
と言ってみたかっただけだが、そう言えば、『家畜人ヤプー』とかは最近読まれているだろうか。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●『日本名曲アルバム』で、山田姉妹、「ひこうき雲」を歌う~その鬼気迫る雰囲気とは? [「言葉」による革命]

●『日本名曲アルバム』で、山田姉妹、「ひこうき雲」を歌う~その鬼気迫る雰囲気とは?

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

2017年11月7日、BS TBS『日本名曲アルバム』で、山田姉妹は荒井由美の「ひこうき雲」を歌った。

「病死した友人」に対する想いが「ひこうき雲」になったというが、

山田姉妹の歌唱は、その歌詞を反映したものか、いつもに増して真摯で、時に鬼気迫る雰囲気さえ感じた。

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●『日本名曲アルバム』で、山田姉妹、「ひこうき雲」を歌う~華の透明な羽衣ヴォイスと麗の憑依的歌唱、そして1973年のヒット曲。 [「言葉」による革命]

●『日本名曲アルバム』で、山田姉妹、「ひこうき雲」を歌う~華の透明な羽衣ヴォイスと麗の憑依的歌唱、そして1973年のヒット曲。

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしは荒井由実、あるいは松任谷由実の熱心な鑑賞者であった例はないけれど、一時期纏めて聴いていたことはある。
とは言っても、それはベスト盤的な内容だったので、正しく「熱心な鑑賞者ではない」に当たる聴き方だったのだが。
荒井由実(松任谷由実)と中島みゆきが日本のポピュラー音楽史上において別格的な才能であり続けているのも十分理解しているけれど、個人的に彼女たちの歌が「心の芯の部分まで届いた」感覚を持ったことはないのである。
そのような中でわたしがユーミンの曲の中で一曲選ぶとすれば、

「守ってあげたい」となる。

美しいメロディが一秒も無駄なく、しかも変化しながら畳み掛けてくる構成で、歌詞は悲愴感を伴うまでの他愛感覚に満ちた内容であり、しかし「ユーミンの悲愴感」はその辺の表現者が見苦しく吐露してしまう「チープな悲愴感」とは万光年の差異がある。

いずれ山田姉妹にも「守ってあげたい」を歌ってほしいものだが、今回は

「ひこうき雲」である。

「ひこうき雲」はもちろん知っていたが、この曲を熱心に聴き込んだ経験はなく、そんなわたしにも(「ひこうき雲」とはこんな凄い歌だったのか)と気づかせてくれるだけでも、山田姉妹の存在は素晴らしいのである。
もちろん山田姉妹は、「気づかせてくれるだけ」ではないのだが。

今回の山田姉妹の「ひこうき雲」歌唱、ますます冴えわたる華(姉)の透明な羽衣の如きハイトーン、いつもに増して何かに憑かれたかのような目で歌詞の重要部分を歌い上げる麗(妹)・・・もちろんどんな音楽でも「聴き手の心」がどのように動くかは各々の感覚に委ねられているのだけれど、わたしの場合、現在は「山田姉妹の歌を聴いている時間、別世界に行かせてもらえる」だ。

ところで「ひこうき雲」が発表された1973年のシングルチャートトップ10を見てみると、

1 宮史郎とぴんからトリオ「女のみち」
2 宮史郎とぴんからトリオ「女のねがい」
3 GARO「学生街の喫茶店」
4 ちあきなおみ「喝采」
5 沢田研二「危険なふたり」
6 かぐや姫「神田川」
7 チューリップ「心の旅」
8 天地真理「恋する夏の日」
9 天地真理「若葉のささやき」
10 浅田美代子「赤い風船」

ぴんからトリオがここまで売れていたとは。
実はわたしの中で、殿様キングスとかぶっていたのだが、最近明確に区別できるようになった(笑)。

・・・
11月10日にアップの、山田姉妹オフィシャルブログ記事です。ぜひご覧ください!

 ↓
https://ameblo.jp/karei1224/entry-12327288141.html




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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、神話」篇。2017年11月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、神話」篇。

「猫、神話」

蜻蛉の神話
大きな大きな
蜻蛉の神話
を創ったのは誰?

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのための
神話をぼくは
創造中!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)


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