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●1970年代のキャサリン・ロスと日本の映画状況。 [「言葉」による革命]

●1970年代のキャサリン・ロスと日本の映画状況。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

キャサリン・ロスのファンだった時代はしばらく続いた。
当時はまだ街の映画館に、さほど大作でなくても多くの洋画がかかっていた。
キャサリン・ロスなんていう、米国では1級とは言い難い女優でも日本でけっこう名が知られていた。
しかしキャサリン・ロスを「青春女優」として有名にした『卒業』の日本公開は1967年、『明日に向かって撃て!』は1969年であって、わたしはリアルタイムで鑑賞してはいないという話は既にしたが、高知でも名画座があって、幸いなことにそこで『明日に向かって撃て!』などは何度となく劇場鑑賞できた。
それはさて置き、わたしがキャサリン・ロスのファンになったのは70年代半前後のことで、何とその時点から4本のキャサリン・ロス出演映画を劇場で鑑賞している。
いかに洋画が日本の社会に溶け込んでいたかが、いかに現在と社会状況が違っていたかがよく分かる。
その4本とは、

『さすらいの航海』
『ベッツィー』
『スウォーム』
『レガシー』

『スウォーム』とか『レガシー』とか、よくこんな映画を観に行ったなと思うのだけれど、当時はキャサリン・ロス出演作に限らず、かなりヘンな作品でも映画館で観ていたわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に)

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年1月25日 [愛の景色]

あなたは最高の
人間 女性
それなのに天使

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「フィリップ・ロスの『父の遺産』の凄みと美しさ~親と子を描き、歴史上屈指の小説」。2018年1月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「フィリップ・ロスの『父の遺産』の凄みと美しさ~親と子を描き、歴史上屈指の小説」。

末尾ルコ「読書で知性と感性を鍛えるレッスン」

あなたの「生涯ベスト」と言える本は何ですか?
どのくらいありますか?
「生涯ベスト」あるいは「座右の書」はどんどん増えてもいいし、以前そう思っていた本が読み返すと「そうでもない」と感じたら、減らしてもいい。
増やしたり減らしたりしながら、常に「活性化」している状態であることが大切です。

わたしにももちろん数多くの「生涯ベスト本」がありますが、比較的最近その中に入ったのが、

フィリップ・ロス『父の遺産』。

フィリップ・ロスは言うまでもなく、「現代最高の作家」の一人と目されており、しかし極めて明快で分かりやすくい作風が魅力です。
明快で分かりやすく、しかも縦横無尽で深い。
読んでいて、(さすが!)と感じますね。
そんなフィリップ・ロスの『父の遺産』は、自分の父親が脳腫瘍と診断され、凄まじい闘病から死に至るまでを描いた、強く、心掻き毟られる小説です。
ただ、『父の遺産』文庫版の解説にもあるように、ロスの小説は必ずしもフィクションとノンフィクションの境界が分かりやすい形で線引きされているわけではなく、「すべて事実」と決め付けて読んではならない。
けれど『父の遺産』、幸いにも自分の親が存命の方が読めば、「それだけで」どれだけ幸福か身に沁みて分かる。
親御さんを無くされている方が読めば、「もう一度正面から親の人生を見つめてみよう」という気持ちになる。

「親と子」を描き、文学史上屈指の小説です。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!


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●猪木の最も美しいブリッジとアマレスは関係なし~しかし強さやセメントには関係ありか? [「言葉」による革命]

●猪木の最も美しいブリッジとアマレスは関係なし~しかし強さやセメントには関係ありか?

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

この前、個人的に「ブリッジが腰痛に効いたようだ」というお話をさせていただいたが、当然ながら腰痛に関しては油断大敵である。
それはさて置き、わたしはある時期まで、「ブリッジが見事にできるプロレスラーはアマレスもできる」と思い込んでいた。
そもそも「プロレスとアマレスは違うもの」とは分かってはいたけれど、「アマレスをそのままやってはプロとして成り立たないから、見せるスポーツとしてのプロレスに発展した」といういかにもアマちゃんな解釈をわたしはしていた。
つまりあくまでプロレスは、「アマレスが発展したもの」であり、とりわけ「ブリッジの得意なプロレスラーは、アマレスでも猛者である」と、これは特にプロレス誌などがそう示唆していたわけではなく、自分なりのプロレス解釈の一つだった。
そしてプロレス界で「最も美しいブリッジ」を描いて見せるレスラーの一人がアントニオ猪木だったわけで、「猪木はアマレスの猛者でもある」とわたしが確信していたことも致し方ない流れではあった。
なにせプロレス誌もプロレス中継も、「本当の話」をしないもので、ネットも存在しない時代の情弱キッズだったわたしのはそれ以上調べようがなかったのである。(もっとも、わたしの周囲は、わたしなど比較にならないほどの情弱集団だったが)
ところがある時、プロレス誌にコラムを書いていた松浪健四郎の文章の中に、「猪木はアマレスができない」という意味の内容があって吃驚である。
「水まき」で一瞬有名になった元国会議員の松浪健四郎だが、コラム執筆時は長州力らとつるんでおり、アマレスの専門家であることも分かっていたので説得力はある。
(猪木はアマレスができない?)・・・子ども頃から「白」と信じていた色が実は「黒」だったというほどの衝撃と書けばやや話を盛っているが、「とても驚いた」というのは事実である。

ただ、現在MMAなどリアルファイトの世界でいかにアマレスのスキルが有効かは既に実証されているけれど、かつては打撃もなければ、際立ったサブミッションもないアマレスがどれだけ実践に有効かははっきりしていなかった。
なので、「猪木はアマレスができない=猪木はセメントに弱い」には直結しなかったのだが。
それにしても猪木の美しいブリッジが「アマレスとは関係ない」という事実はある種のカルチャーショックだったのであり、では猪木ファンたちが時に誇りを持って惚れ惚れと眺めていたあのブリッジは、「ストロングスタイル」のイメージづくりのための「見せ技」に過ぎなかったのだろうか。
(実はそうでもないぞ)というのが現在のわたしの考えなのだが、その点はまた後日としよう。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「猫、空白」篇。2018年1月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「猫、空白」篇。

「猫、空白」

空白を見る
空白を見る
もちろんそれを
空白ではないことは
分かっているのだけれど

・・・・・・

ぼくの素敵なネコがいれば、
どこにも空白はないのさ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

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