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●末尾ルコ偏愛、お薦め「恋愛映画」トップ5。~そもそも「恋愛映画」とは? [「言葉」による革命]

●末尾ルコ偏愛、お薦め「恋愛映画」トップ5。~そもそも「恋愛映画」とは?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ほとんどの映画の中に「恋愛の要素」は入っている。
だから作品のどこにフォーカスを当てるかによって、「アクション映画」とカテゴライズされている映画でも、「恋愛映画」と見做すことは可能だ。
「自分」がその映画の中で描かれている「恋愛」に心を動かされたのなら、それは「恋愛映画」である。

まずわたしは次の映画を挙げよう。

『アデルの恋の物語』(フランソワ・トリュフォー監督)

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年2月22日 [愛の景色]

差し込む 暖かさと
その中の美しい
銀のナイフ

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「ロベール・ブレッソンの歴史的傑作『スリ』はつまらないのか?」。2018年2月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「ロベール・ブレッソンの歴史的傑作『スリ』はつまらないのか?」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ロベール・ブレッソン監督の『スリ』や『抵抗』は映画史上の傑作と見做されているが、たとえば『スリ』は70分台の短い映画だけれど、最近観返したがそれほどおもしろくない。
80分足らずの時間がけっこう長く感じられるのである。
その理由はいろいろあると思うけれど、一つは間違いなく俳優の演技だ。
しかし「俳優」といってもロベール・ブレッソンの映画は多く「素人」を起用しており、それは監督の確固たる創作方針に基づくもので、素人起用で成功している映画も多い。
が、『スリ』の場合は、公開当時はその内容の尖鋭さが衝撃を呼んだのだろうが、「現在の目」で鑑賞すれば、ほとんど台詞棒読み、無表情の主人公を延々見続けるのはかなり退屈だ。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●山田姉妹へのメッセージ「ストライザンド」 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

素晴らしきご滞在だったようで、なによりでございます。お写真も、お二人の美しいドレスと背後のオブジェがとてもいいバランスになっております。タイ(旧シャム)と言えば、『王様と私』ですよね。きっとこのミュージカルの中の曲もお歌いになれるのでは想像します。お話やや逸れますが、バーブラ・ストライザンドの『Evergreen』をお聴きになったことはありますでしょうか。わたしの大好きな素晴らしい歌で、その美しい曲想は既に歴史的スタンダードになっていると思います。いつかお二人がお歌いになるのを聴きたいな、なんて思いまして。日本はまだ寒いですね。お風邪など召されませんように。RUKO

・・・・・・

3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』発売です!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

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●ザ・デストロイヤーの流血、アントニオ猪木の流血、そして色彩論へと。 [「言葉」による革命]

●ザ・デストロイヤーの流血、アントニオ猪木の流血、そして色彩論へと。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ザ・デストロイヤーに関しては、日本テレビのスペシャル番組で特集が組まれていたことを覚えている。
1時間半か2時間枠の番組で、その中で和田アキ子が、「プロレス中継のデストロイヤーを観ていると、こんな凄い人を番組でどついたりしているんだと思う」的な談話を述べていた。
わたしが『全日本プロレス中継』を観始めたのと、このザ・デストロイヤー特集番組を観たのと、どちらが先だったかは覚えてない。

ふと考える。
現在わたしが小学生だったとして、プロレスファンになるだろうか?
そもそも現在であれば、「小学生」がまず「プロレスを知る」ルートにはどのようなものがあるのか?
よしんば「プロレスの存在」を知ったとして、わたしが「原則流血禁止」の新日本プロレスの試合に夢中になるだろうか?
なぜならばプロレステレビ観戦初期段階のわたしを夢中にした最も重大な要素は間違いなく、「流血試合」だったから。

初めて流血試合を観た感覚というのは、「あってはならないこと・見てはならない事態」を見てしまった背徳感を伴った快感だった。
(こんな世界があるのか)・・・しかし背徳も何も、それは夜8時というメインの時間帯に堂々と放送されていたのだが。

そしてそもそもザ・デストロイヤーが「白覆面」だったことに大きな意味があった。
「白」以外のマスクでどうして「流血」が映えるだろう。
「濃い色のマスク」を着用したレスラーが流血したところで、まったく映えない。
ミル・マスカラスやマスクド・スーパースター、ストロング・マシン、獣神サンダーライガーなど、「流血するだけ無駄」である。
その意味では「流血」は、黒人に生じても大きな効果を生まない。
これはもちろん「差別発言」ではなく、一種の「色彩論」である。
「黒に赤は合わせられない」どころか「黒の上の赤は見えない場合もある」・・・だから別に黒人でなくとも、日に焼けた白人や黄色人種であっても、「流血」は効果を発揮しないとなる。

「流血」に関しての一般論だが、当然ながら健康上はかなりリスクを伴うプロレススタイルであり、あらゆることがまだ曖昧模糊として霧に包まれていた昭和プロレスならではの方法論だったのかもしれない。


日本人レスラーで「流血が最も似合う」となれば、やはりアントニオ猪木に軍配を上げたい。
全盛期のアントニオ猪木。
ウエーブのかかった黒髪と、彫りが深いわけではないがはっきりした顔だち、そして比較的白く滑らかな肌質・・・そんな猪木の額が割れ、鮮血が滴る時、他では見ることのできない凄愴美が出現した。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「海の中」篇。2018年2月22日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「海の中」篇。

「海の中」

それは
海の中へと
戻る
それは
海の中へと
戻っている

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです。)

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