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●韓国映画『アシュラ』の暴力シーンはなぜにこうワクワクさせてくれるのか? [「言葉」による革命]

●韓国映画『アシュラ』の暴力シーンはなぜにこうワクワクさせてくれるのか?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

韓国の政治姿勢や国民性にはわたしも大きな不満、時に怒りも持っているけれど、もうかなり以前から、「優れた韓国映画」が多く制作されていることは、映画を知っている人であれば、誰でも認めざるを得ないだろう。
もっとも、「優れた韓国映画」の多くにかなり過酷な暴力シーンがあるのも事実で、「ヴァイオレンス」を描くことは「映画表現」の大きな魅力ではあるけれど、その時点で好き嫌いが分かれてしまう事実もある。

個人的には韓国映画は、「スタッフ・キャストの名前が覚えにくい」という思いはある。
韓国人の名前は、「キム」「チョン」「パク」などがやたらと多く、慣れている人は問題ないのだろうけれど、さほど慣れてないわたしにはけっこう問題だったりするのだ。

しかし、「キム」・ソンス監督の『アシュラ』は実におもしろかった。
「暴力シーン」がすべて動的で、しかも力感に溢れている。
観ていてワクワクしっぱなしで、約130分の時間がアッという間なのである。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『ちはやふる』の中で走る広瀬すずの映像と魅惑のプロポーション」。2018年3月3日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『ちはやふる』の中で走る広瀬すずの映像と魅惑のプロポーション」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

『ちはやふる』の中で広瀬すずは何度となく走る。
ギャグとしての走るシーンもあるけれど、街路を駆けるシーンは広瀬すずの肉体的ポテンシャルを浮き彫りにしている。
広瀬すずの肉体的ポテンシャルとは、「大柄でないのに均整がとれ、魅惑的なプロポーション」だ。
駆ける時、広瀬すずの両脚は前後に大きく開く。
その身長イメージからは意外なほど大きく開く。
その脚が前へ前へ進むべく踏み出していく。
カメラは同じ速さで側面から駆ける少女を映し続ける。

「走る若者」を抉り出すのは、映画の大きな役割だ。
前へ前へとかなりの速度で走る人間をよりた企画にかつダイナミックに捉えられるのは映画しかない。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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●山田姉妹へのメッセージ「銀座」 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

もう3月なのですね。お二人のニューアルバムに手が届くところまでたどり着いている気分です。わくわくわくわく・・・と「わくわく」無限大の心境ですが、それにしても開花の季節にセカンドアルバム、素晴らしいですね。ああそれにしても、バレエ鑑賞などの際によく立ち寄る銀座。なのに「3月7日に、なぜわたしは山野楽器本店にいないのですか?」と鏡さんに問いかけてみました。すると鏡さん、「至上の幸福は、もう少し先に取っておくのです」と答えてくれた・・・ような気がしました(笑)。RUKO

・・・・・・

3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』発売です!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

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●優雅なメドベージェワVSボリショイ・バレエなザギトワ、あるいはべレズナヤ、デニス・ビールマンの記憶、はたまた「二重関節」。 [「言葉」による革命]

●優雅なメドベージェワVSボリショイ・バレエなザギトワ、あるいはべレズナヤ、デニス・ビールマンの記憶、はたまた「二重関節」。

末尾ルコ「スポーツの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

平昌オリンピックの中継は女子フィギュアだけを観たわたしだが、なぜそれだけ観戦したかと言えば、日本の宮原を熱烈に応援するため・・・ではなくて、ロシアのエフゲニア・メドベージェワが金メダルを獲るか否か、と言うよりも、女子フィギュア史上でも圧倒的成績を出し続けるメドベージェワがどのような演技をするか観たかったのが一番の理由だった。
ところが観戦前に(他の選手の動向は・・・)と軽く予習していると、同じくロシアの「アリーナ・ザギトワ」という15歳が「凄い技を繰り出す」的情報がいっぱいではないか。
(これは、おもしろい!)と俄然盛り上がったわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に)。
もうかなり以前から日本国内のフィギュアスケート人気はおそらく世界一と言ってもいい状態だと思うけれど、わたしとしてはしょっちゅう中継があるし、ここでもまたその放送の演出が気色悪いことが多く、すっかり食傷気味で興味を失っていた。
わたしにとって、「最も美しいフィギュアスケート」は、ロシアのエレーナ・べレズナヤ&アントン・シハルリドゼのペアであるが、フィギュアスケート自体を意識したのは、幼いころに父が熱烈に語っていたジャネット・リンである。
ジャネット・リンは札幌冬季オリンピックで銅メダルを獲得したのだが、演技中に「こけた」にもかかわらず、終始笑顔を絶やさなかったことで人気、特に日本で炸裂!
わたしの父も随分熱を入れていたのだが、わたし自身はそのシーン、子どもの頃に見た記憶はない。
わたしが印象に残っているフィギュア女子選手の一人がデニス・ビールマンで、言わずと知れた、「ビールマン・スピン」のオリジナル選手である。
「二重関節」など、特殊な身体能力を持っていなければ成しえないとされるビールマン・スピンも昨今は男子を含めてけっこう多くのフィギュア選手が見せるようになっているが、初めてデニス・ビールマンがやった姿は感動ものだった。
しかも160㎝でバランスの取れた美しい姿態だったから、まさに氷上に大輪の花が咲いたかのようだった。
そう言えば、アントニオ猪木の「二重関節伝説」というのもあるのだが、それはさて置き、結局アリーナ・ザギトワが金メダルを手にした平昌オリンピックだけれど、優雅さ、美しさではメドベージェワに分があったと感じた。
ただ、アリーナ・ザギトワが演技をスタートさせた瞬間からの腕の動きは、まるでボリショイ・バレエのオルガ・スミルノワのようであって、外連味たっぷりのムーヴマンは、時に長いと感じさせるフリーの時間もアッというまに過ぎさせてしまった。

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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ詩D「重量の解消」篇。2018年3月3日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ詩D「重量の解消」篇。

「重量の解消」

重い荷物の
その重量は
実はすぐにでも
解消できる方法が
すぐ傍にあるらしい

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです。)

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