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●フランス文化における「狂気」という深い精神性について語り始めるわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に)。 [「言葉」による革命]

●フランス文化における「狂気」という深い精神性について語り始めるわたしです(←山田姉妹「みずいろの手紙」風に)。

末尾ルコ「文化の根幹の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「フランス」と言えば、「ロマンティック」とか「お洒落」とか「グルメ」とか「芸術」とか、日本では自動的にそのようなイメージを持つ人が多く、そのイメージに対して勝手に崇拝したり、勝手に憎しみを抱いたりと、まあだいたいそのような思考パターンなのですな。
しかし、わたしはフランス文化の極めて重要な要素は「狂気」だと思うのだけれど、それはフランス文化をある程度理解している人なら誰しも知っているはずで、しかしほとんどの日本人はまともにフランス文化と向き合わないので、ぜんぜん知らないわけなのです。
「狂気」という要素はフランスだけでなく、いかなる文化、いかなる人間においても非常に大切な精神の働きなのだと思うが、なにせ「狂気」なので学校などではほとんど扱われない。

というわけで、フランス文化を一つの軸として、「狂気」を随時語っていこうと決意した春のある日なのである。



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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年4月16日 [愛の景色]

あなたのために
ああ、あなたのために
あなたの、あなたのために
生涯戦い続けるという
決意の快感よ

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●山田姉妹へのメッセージ「花粉」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「花粉」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

だ、大丈夫ですか?山田姉妹のお二人を少しでも苦しめるすべてのものが憎い!もしできることなら、世界中の花粉を吸引してしまいたいのですが、わたしにはまだそこまでの能力がないのです(笑)。現在こちらはかなり雨が降っておりますが、幸い風はありません。お気をつけてお過ごしくださいませね。RUKO

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●試合内容も、新日プロレスよりWWEが上?アスカ(Asuka)の試合から検証を試みる。 [「言葉」による革命]

●試合内容も、新日プロレスよりWWEが上?アスカ(Asuka)の試合から検証を試みる。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

4月のWWE「レッスルマニア34」では中邑真輔がAJスタイルズとタイトルマッチを行うことが日本のプロレスファンに話題になっていたが、日本人女子レスラーも同イベントのタイトルマッチに絡んでいる。
それが、

WWE スマックダウン女子王座選手権試合
シャーロット・フレアー(王者) VS アスカ
(挑戦者)であり、

日本人はアスカ(Asuka)の方である。

「レッスルマニア34」ではもう一試合、女子レスラーのタイトルマッチがあり、WWEは追ってなかったのでそうしたことはもちろん、アスカでさえも最近知ったくらいのものだが、(へえ、おもしろそうだな)と思わなくもない。
ちなみに同イベントには元UEC女子バンタム級チャンピオン ロンダ・ラウジーも登場している。

ただ、わたしの中でのイメージは、いかに過去の新日と違うとはいえ、ほとんどコミック・ショウ化しているWWEよりは試合内容が上だろうというものだった。
が、アスカ関連の動画を観てみると、思いのほかしっかりした説得力のあるプロレスをしているのに驚いた。
例えば、次の試合。

Asuka VS Nia Jax Full Match, RAW 1/15/18 HD(https://www.youtube.com/watch?v=DAdiITXTBpc

アスカは自分よりはるかに大きなNia Jaxというレスラーと対戦し、勝利を収めているのだが、その展開は実にクラシックなプロレス踏まえたもので、しかも現代的にもおもしろい。
これはわたしとしてはちょっとした発見だった。

スポーツ格闘技であれば、普通はウエート制が採用されており、体重差が大きい選手同士の対戦はあり得ないが、プロレスではしょっちゅうである。
その場合、大きなレスラーが一方的に勝つパターンであれば問題ないのだが、小さなレスラーが勝つ場合、よほどうまく展開させない限り、少なくともわたしは鼻白むのである。
では、アスカはVSNia Jaxはどのような展開となり、説得力ある試合となっているのか。

まず、アスカはJaxに対して絶対に力で対抗しようとしない。
それどころか、しょっちゅう吹っ飛ばされている。
では自分よりずっと大きな相手に対抗するには何をすれば説得力が醸成されるのか?

・スピードで攪乱
・顔面など、「鍛えられない箇所」に打撃をヒットさせる
・サブミッションを狙う

そしてアスカはこの試合で、これらすべてを試み、しかも試合展開の中のクオリティは十分に高い。
Jaxの方もプロレスが上手く、巨体を利したクラシックな技だけで試合内容を盛り上げていく。
特にベアハッグでアスカを追い詰めるシーンは、「プロレスの伝統は継承されている」と、けっこう嬉しくなった。

こうした点で、今の新日本プロレスはとても下手だと言うか、ひたすら曲芸的な技を連発し、「プロレスではない出し物」と化している試合が多いのである。

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