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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~より多くの映画、そして芸術を味わうことで、あなたは強化され美を纏い始める~2018年カンヌ国際映画祭『ハッピー・アズ・ラザロ(英題) / Happy As Lazzaro』。2018年5月14日 [「言葉」による革命]

※2018年6月2日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋。

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~より多くの映画、そして芸術を味わうことで、あなたは強化され美を纏い始める~2018年カンヌ国際映画祭『ハッピー・アズ・ラザロ(英題) / Happy As Lazzaro』。

はい。

より多くの映画、そして芸術を味わうことで、あなたは強化され美を纏い始める。

これとても大切です。
しかしどんなに映画、そして様々な芸術を鑑賞しても、強化もされてないし、美もまったく纏ってない人も多くおりますね。
そのような人たちは、「鑑賞後、どのような心構えで、どのように人生に生かすか」が分かってないのです。
そうしたことをお伝えしていくのも、〈「言葉」による革命〉の使命だと考えています。

そこで今回はまず、2018年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『ハッピー・アズ・ラザロ(英題) / Happy As Lazzaro』について書きましょう。

(続きは、有料メルマガでお願いします)

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年5月14日 [愛の景色]

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●映画史上最も美しい死体?『ジェーン・ドゥの解剖』の「オルウェン・ケリーOlwen Kelly」はダブリン出身。 [「言葉」による革命]

●映画史上最も美しい死体?『ジェーン・ドゥの解剖』の「オルウェン・ケリーOlwen Kelly」はダブリン出身。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『ジェーン・ドゥの解剖』という映画には「人体の解剖シーン」がうんとこさと出てくるので、わたしも食後すぐには観る気が起らなかった。
もちろんそれらは本物の人間の遺体を使っているのではなく、「作りもの」ではあるけれど、「どの程度に作られているか」が分かるまではいささか戦々恐々というものである。
その解剖シーンだが結論から言えば、観始め一定時間経てば慣れた。
それよりも作品開始当初には「怖い」感の強かった「ジェーン・ドゥの死体」が、後半に差し掛かるに従って、美しく美しくなっていくので見惚れてしまった。
死体役は、「オルウェン・ケリーOlwen Kelly」というダブリン出身の女優・モデルで、俳優としての実績は取り立ててないが、少なくとも『ジェーン・ドゥの解剖』における死体役は世界中の多くの映画ファン、ホラーファンや怖い映画好きにインパクトを残したのは間違いなく、もちろん「死体役」で上手に撮られたからその美が際立ったのだけれど、わたしも今後「オルウェン・ケリーOlwen Kelly」の名をキャストに発見すれば、(ちょっと観てみようかな)とは思うだろう。
それにしても、「女性の遺体を解剖する」シーンを中心として90分弱飽きさせないのも映画ならでは力だ。

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●末尾ルコ「平成史」~平成元年のプロレス界、チョチョシビリ戦、猪木の「臭い」パフォーマンス、「レッドブル軍団」とシュワルツェネッガーの時代。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「平成史」~平成元年のプロレス界、チョチョシビリ戦、猪木の「臭い」パフォーマンス、「レッドブル軍団」とシュワルツェネッガーの時代。

末尾ルコ「平成史とプロレスと映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


平成元年は1989年である。

この年、わたしは全日本プロレスをどれだけ観ていただろうか。
観ていたのは間違いなかろうが、かなり冷めた目で観ていたに違いない。
この年の全日本プロレスの記録を垣間見ても、試合の印象はまるでない。

横浜アリーナで行われた北斗晶vs神取忍は1993年だから、全日本女子の試合を観ていたかどうかは微妙である。
それ以前に何度となく、観ようとしたことはあったが、例えば長与千種とライオネス飛鳥が睨み合う時のその臭い芝居に萎えてしまい、女子プロレスをしっかり観るようになるのは豊田真奈美の当時としては驚くべき試合ぶりを目の当たりにするまで待たねばならない。
平成元年はアントニオ猪木や新日本プロレスに対してもすっかり冷めていた時期なのだが、さすがに「レッドブル軍団」登場の『格闘衛星☆闘強導夢』は、(テレビで)観た。
「レッドブル」という命名は1988年公開のアーノルド・シュワルツェネッガー主演『レッドブル』から来ているのだろうと思われるが、当時わたしはシュワルツェネッガーが目茶目茶好きだったのである。

それはさて置き、「ソ連=ロシア」という国の過酷な歴史は周知のとおりだが、それだけに特別な神秘性を持ち続けているのも事実である。
ロシアギミックのレスラーではなく、本物のロシア人がどれだけ強いのか・・・とそれなりにワクワクしたのだが、考えてみれば、一応はプロレスをやりに来るのである。
サルマン・ハシミコフがクラッシャー・バンバン・ビガロを2分26秒、水車落しで撃破したのも、強烈なインパクトを与えるには「短時間決着」しかなかったからに他ならないし、わたしも十分それは理解していて、(ま、これはこれでいいか!)くらいに思って観ていた。

異種格闘技戦として行われたショータ・チョチョシビリVSアントニオ猪木は、ここで「猪木が負ける」ことも予想通りだったけれど、やはり試合内容がかつての異種格闘技戦を知っている者としてはあまりに寒くって、猪木がチョチョシビリの道着を噛むところなど、「弱い猪木」を見せるというプランが見え見えで臭く、(あちゃ~)という気分になった。
裏投3連発で負けるというのは、猪木がバックドロップ3連発で勝ったウィレム・ルスカ戦と対応させたのかもしれないが、大きく「ふわあっ」と観客に分かりやすい投げ方でもあり、「怖さ」がなかった。

同年、UWFはドーム興行として『U−COSMOS』をやっている。

ジャパン女子プロレスは1986年にスタートしていて、この団体が当初「プロレス版おニャン子クラブ」を標榜し、秋元康が関与していたことは知っていたような知らなかったようなくらいの関心ではあったけれど、キューティー鈴木のメジャーな展開は目を瞠るものがあつたが、亀和田武などがやたらと肩入れし出すのには鼻白んだ気分になった。


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