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●エミリー・ブラント『クワイエット・プレイス』、9月日本公開にむけてのプチエッセイ。5 [「言葉」による革命]

●エミリー・ブラント『クワイエット・プレイス』、9月日本公開にむけてのプチエッセイ。5

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

とは言え、『クワイエット・プレイス』大ヒットによって、エミリー・ブラントのバリューが大きくアップしたのは嬉しい。
「女優主演」での大ヒット作はそうそう生まれない(とされている)から、ハリウッドにおける男優と女優のギャラに大きな格差があり続けている大きな要因となっている。
なぜ、「女優主演映画」のヒットが少ないかは様々に検討される必要があるけれど、少なくとも言えることは、「女優主演映画」のヒットが少しずつでも多くなっていけば、徐々に状況は好転していく、間違いなく。
その意味で、「スター女優」ではあるけれど、決して「大スター女優」ではなかったエミリー・ブラントの『クワイエット・プレイス』大ヒットの影響は少なくない。

エミリー・ブラントには、大プロジェクト映画『メリー・ポピンズ・リターンズ』公開も迫っている。


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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年7月17日 [愛の景色]

「愚かさ」・・・そのために、わたしはわたしの
「愚かさ」の過去を今、直視しよう。

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●山田姉妹へのメッセージ「エレガンス」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「エレガンス」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

罪悪感とは芸術家に欠かせない高度な精神の働きです。
そして罪悪感とともに素敵にラーメンを愉しまれた後に一時間のウォ―キングというストイシズムを発揮されたのですね。
まさに芸術家としても人間としても超一流であると、我がミューズへの尊敬の念は、宇宙が膨張している速度よりも遥かに速く膨らみ続けております。
それにしても、ステージのためのエレガントなヘアスタイルを残したままラーメンをお食べになるお二人の素敵なこと、素敵なこと。
そう言えば、少し前にお写真を載せてくださったもつ鍋店さんの時も白いお洋服でしたね。

嗚呼、もつ鍋店さんもラーメン屋さんも、お二人が行けば、そこにエレガンスという名の花束が・・・。RUKO

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●イチオシ『クワイエット・プレイス』のチラシもあったが、問題は『検察側の罪人』ダブル主演の木村拓哉、二宮和也。 [「言葉」による革命]

●イチオシ『クワイエット・プレイス』のチラシもあったが、問題は『検察側の罪人』ダブル主演の木村拓哉、二宮和也。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

7月のある日、イオン高知へ行ったついでに、TOHOシネマズ高知で映画チラシをチェック。
(ああ、子どもの頃は映画チラシなんて、貴重なものだったなあ)と。
まあ最近はチラシを集めたりとかはすっかりなくなりましたな。
今回取ってきたチラシは、って、今はこれ、「フライヤ」って言うべきなのか?
ま、そんなこといいや。
『クワイエット・プレイス』『パパはわるものチャンピオン』『ミッション・インポッシブル フォールアウト』『検察側の罪人』のチラシをいただいたわたしであるが、『クワイエット・プレイス』はエミリー・ブラント主演のホラー・スリラーで、既にこの作品についてはいろいろ書いている。
『パパはわるものチャンピオン』は新日本プロレスの棚橋弘至主演の、タイトル通り、「父親が悪役レスラーをやっている子ども」の話だが、観る前から予定調和のお涙頂戴が予想できて清々しい(笑)。
『ミッション・インポッシブル フォールアウト』は言わずもがなのトム・クルーズ定番アクションで、わたしもこのシリーズ、すべて映画館で鑑賞しております。
で、問題は『検察側の罪人』なのだけれど、原田眞人監督で、わたしは『KAMIKAZE TAXI』を観て以来原田監督のファンである。
近作の『関ケ原』も、特に合戦シーンを中心に実に観応えがあった。
長槍部隊の戦いが多く描かれるのだけれど、あの長い槍がズラリ揃い、しかもその恐るべき武器で突く戦法の脅威は映画ならではのスペクタクルであって、本で読むだけではその怖さは伝わり切らないとあらためて感じた。
残酷描写を含め、テレビドラマでも映像かは不可能で、さすが原田監督、「映画鑑賞する意義」をよく理解していると最敬礼したくなった。
ただ、石田三成を演じた主演の岡田准一がね。
映画を中心に頑張っているのは分かるけれど、どの役でも「同じ」に見えるのです、わたしには。
で、原田監督最新作『検察側の罪人』の出演者を見ると、木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、平岳大、大倉孝二、キムラ緑子、芦名星
山崎紘菜、松重豊、山崎努・・・とつらつら並べてわたしが何を言いたいかというと、もちろん

木村拓哉
二宮和也

である。
うわっ!ジャニーズ2大アイドル豪華ダブル主演だ!!
ということで、世間的には話題になること間違いなしだが、わたしにとってはやや頭痛ものではある。
もちろん映像作品に出演する俳優は、監督や脚本さえよければ極端な話、素人を主演にしても傑作になる場合もある。(最高例の一つ~ピエル・パオロ・パゾリーニ監督『奇跡の丘』)
しかし木村拓哉、二宮和也・・・う~む。

二宮和也は山田洋次監督『母と暮らせば』で多くの主演男優賞を獲得しているが、わたしにはそんなにいいと思えなかったのもあるし。

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