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●戯曲で台詞の洪水でありながら、デンゼル・ワシントン『フェンス』は見事な映画であるよろし。 [「言葉」による革命]

●戯曲で台詞の洪水でありながら、デンゼル・ワシントン『フェンス』は見事な映画であるよろし。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

デンゼル・ワシントン監督の『フェンス』はオーガスト・ウィルソンの戯曲『Fences』の映画化であり、要するにもともと舞台劇として創作された作品なのだから、冒頭から俳優たちの台詞の多さに驚きはしなかったけれど、(大丈夫かな、これ)と懸念したのも事実である。
映画と舞台劇は似て非なるものでと言うか、場合によってはまったく異なるもので、映画化する際には監督に余程の映像センスがなければ、耐え難い作品になることもある。
もちろん素晴らしい映画化となった作品も数知れず、要するに『フェンス』は、「素晴らしい」のだ。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年7月19日 [愛の景色]

俗物だったのか
あの人は
それではわたしは、
触れることさえ想像もできない
王女に恋をしようか

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●山田姉妹へのメッセージ「撮影」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「撮影」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

(7月13日、山田姉妹は撮影のお仕事でした)

早く知りたい~~?[黒ハート]?そしてもちろんわたしは確信しております。お二人の華やかにして麗しいウォーキングの効果によって、新たなる美の世界が想像されたことを。もちろんわたしは歌うのです、「嗚呼、空よ、夏空よ、今日撮影した二人のミューズの美しさを讃えよ!」(つづきます)
「空さんよ、そなたの夕焼けよりも朝焼けよりも美しいのが、我がミューズのお二人なのだよ」すると空さんは「空の・・・負けです」と言いました。わたしは、「空さん、あなたも美しい。でもミューズがもっと美しい、そういうことなのさ」と空さんを慰め、一緒に「少年時代」を聴いたのです。RUKO

この撮影、どんな作品になるのかな~。
た・の・し・み♪
お二人がフォトジェニックであることは言うまでもないのですが、明らかに一般の芸能人とは異なる魅力があるのです。
もちろんお二人の外見も抜群に美しい!
そしてさらに、内面から湧き上がってくる、知性、感性、ユーモア、そしてお人柄など、いわば、「人間的魅力が伝わってくる」のです。
だから今回の撮影も、お写真であっても映像であっても、必ずそんなお二人ならではの魅力が輝くご作品になると確信しております。

ウィンブルドン男子準決勝第1試合が今、5時間30分を超えました~(笑)。

では、おやすみなさいませ!RUKO

・・・・・・

3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)



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●BOOK OFF買取価格の研究~新品同様の『Newton』はいくら?~『ちあきなおみ魂の熱唱!伝説の名曲20選』に出てきた「ボイン」という言葉の使われ方は? [「言葉」による革命]

●BOOK OFF買取価格の研究~新品同様の『Newton』はいくら?~『ちあきなおみ魂の熱唱!伝説の名曲20選』に出てきた「ボイン」という言葉の使われ方は?

末尾ルコ「昭和史と社会観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」


7月某日午後、わたしはBOOK OFFの駐車場にいた。
車に積み込んだ段ボール箱を(どっこらしょ)と持ち出し、財布と免許証を持って店内へ入る。
段ボールを見止めた女性スタッフは待ち構えていたように、「本をお売りくださるのでしょうか」と声を掛けてくる。
話はすこぶる早いのである。
わたしはカウンターに(どっこらしょ)と段ボール箱を置く。
その中にはサイエンスマガジン『Newton』とそれに類する雑誌が27冊、そしてエメリヤーエンコ・ヒョードルを特集した『MMA Legend』という雑誌が1冊入っていた。
『Newton』も『MMA Legend』もだいたい1000円強。
とは言え実は、『Newton』は自分で買ったものではなく、人から貰ったものだ。
その人は『Newton』定期購読状態ながら、どうやら読んでいる様子はない。
医療関係者だが、家計に余裕があり、惰性で毎号購入しているけれど、現実的には読む暇がない、あるいはさほど読む気もないといったところか。
貰えるものはもらう気満々のわたしであり、そして『Newton』の内容に興味はあれど、他に読むべき本がありすぎてなかなかそこまで時間を回せないわたしであれば、(売ろう)という気になるのも合点がいかなくもない。
合わせて28冊で、もし原価で購入すれば、「2万8千円強」となるこれら雑誌をBOOK OFFはいくらで購入するか・・・・。
結論を書こう。

「300円」である。

BOOK OFFが、例えば発売したばかりの人気コミックなど以外をやたらと驚くべき安値で買い叩くことはわたしも経験上知っていた。
しかし、「2万8千円強」だったもので、しかも新品同様の本が、「300円」に変身するという現実を目の当たりにして、初夏の白昼、周囲の景色がさらに白くなったのは言うまでもない。
もっと具体的に記しておけば、

『Newton』など科学雑誌が、一冊10円。
『MMA Legend』が、一冊30円だった。

・・・

7月8日に放送された、BSジャパン『ちあきなおみ魂の熱唱!伝説の名曲20選』がなかなかよかった。
同番組で取り上げられた局については適宜お話していきたいが、番組中に(あれっ?)と感じたのが、ちあきなおみデビュー当時のニュース映像的番組。
ちあきなおみが街を歩いたりショッピングをしたりというモノクロ映像に、ひじょ~に硬い感じの男性ナレーションがかぶされるのだけれど、その中のセリフに次のようなフレーズがあった。

「魅惑のハスキーボイス、そしてボインの恵まれたスタイル」

もちろん注目点は、「ボイン」である。
ふざけて言うのではなく、石部金吉のごとき硬そうなナレーターが真面目くさって、

「ボイン」と言う。

当時、「ボイン」という言葉はどのような位置づけだったか、さらに興味を増したのは言うまでもない。


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