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●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『キャロル』。 [「言葉」による革命]

●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『キャロル』。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「ハードボイルド」というスタイルはどちらかと言えば、暑苦しい街に生じる暑苦しい事件の中の暑苦しい人間関係を描いているものだけれど、それだけにと言っていいかどうか、暑い夏に読むに相応しい小説が多く、ハードボイルドすたるの映画も同じことである。
だからわたしはこの7月、パトリシア・ハイスミスの『キャロル』を再読しているのだろか。
パトリシア・ハイスミスがハードボイルド?と首を傾げていただいてもけっこうだが、映画化作品『キャロル』も大傑作であることは、これまでにも書いた。
もちろん、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年7月29日 [愛の景色]

苦いと言うよりも、
我が愚劣な想い出を見つめる自分を
どのくらいの微生物が
眺めているのだろう

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●山田姉妹へのメッセージ「夏の日」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「夏の日」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

れ、れ、れ、麗様!!久々に麗しくペロリと!そして視線はいずこへ向けておられることか!夏の日のミステリアス♪そして、は、は、は、華様!ミニ扇風機さえ、あたかも孔雀の扇子のような優雅さを湛えたお姿に♪何気ないお写真の中の、「奇跡のご姉妹」ぶりに、わたしは強炭酸のお水で乾杯です。RUKO

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●山田姉妹へのメッセージ「手話」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「手話」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


とても落ち着いた雰囲気のMUSICASAで、暖かなお客様たちの中、お二人のお声が今も聴こえてくるようです。照明の具合も、その中に浮かんでいるようなお二人も素敵。東京にてのイベントを記念し、今夜も短歌的詩をお贈りします。
昼となく 夜なく集う 首都の星 理由は一つ ミューズのメロディ by末尾ルコ RUKO

ビームが素晴らしい!
この鋭くも美しいビームに我が情熱は貫かれ、今夜はアンドロメダの子守歌とともに眠ることができそうです。(既に2時を超えてますが笑)。

そう言えばお二人は、メジャーデビューよりもずっと以前から、手話に取り組んでらっしゃいますね。
そうしたお取り組み、心から尊敬しております。
「どのようなご条件の方々にもお歌をお届けする」という、お二人の清らかにして決然としたお気持ちを強く感じさせていただけるのです。
「ずっと夢だった歌手になれて」とお書きになっておりますが、わたしにとってのお二人は、「夢より遥かに上の、想像もできなかった至上の宝物」なのです。

2日間、お疲れさまでした。
まだまだ暑い日が続きそうです。
ご体調にはくれぐれもお気をつけくださいませね! RUKO

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3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)


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●西城秀樹の『愛と誠』の「早乙女愛」の早乙女愛こそ、日本映画史上最高の小悪魔ではないかとの堅牢な持論が突然できた夏の夜。 [「言葉」による革命]

●西城秀樹の『愛と誠』の「早乙女愛」の早乙女愛こそ、日本映画史上最高の小悪魔ではないかとの堅牢な持論が突然できた夏の夜。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

早乙女愛が、いい・・・。
と、何やら絞り出すように呟く男がわたしなのだが、そう、7月27日にBS日テレで映画『愛と誠』の放送があったので観てしまった男がわたしなのだと言い替えてもいい。
そして正味90分足らずの、この梶原一騎原作漫画をベースとした映画を、夢中で観てしまったのである。
おもしろい・・・ひたすら、おもしろい・・・そして、パンクである。
『愛と誠』は三池崇史監督によって、2012年にも映画化されているけれど、早乙女愛が「早乙女愛」を演じた1974年版の方が遥かにスゴイ!
「凄く」「すごく」「スゴイ!」のである。
三池版『愛と誠』もミュージカル仕立てで、悪くはなかった。
しかし振り切れてはいなかった。
なので、「大爆笑!」とはいかなかった。
ところが1974年の『愛と誠』は、すべてにふり切れており、「これぞ、パンク!」なのだ。
キャストは、「大賀誠」に西城秀樹、「早乙女愛」に早乙女愛、岩清水弘に「仲雅美」である。
平成生まれの人ならば、(なぜ「早乙女愛」を演じるのが早乙女愛なのだ?そんなことが現実に起こる可能性は限りなく、ゼロに近いのではないか!いわば、「モロボシダン」を「モロボシダン」が演じるようなものではないか!)と怪訝に感じ、首を傾げ、ついには怒りを爆発させるかもしれない。
しかしこれは松竹が、「早乙女愛」役を公募し、「4万人」の中から選出された女性の芸名をそのまま「早乙女愛」にしたことによる。
この度BS日テレでの放送には、本編が始まる前にそのオーディションの様子や予告編なども流されて実に興味深かった。
なにせ予告編のコピーに「青春のゲバルト」などという文字が躍っている。
「ゲバルト」って・・・(笑)。
そう言えば映画中、不良グループ同士の抗争が何度か描かれているのだけれど、非行少年同士の喧嘩と言うよりも、過激派学生の抗争のように見える。

今回この作品は西城秀樹に対する追悼として放送されたもので、もちろん生命力に溢れる秀樹は魅力的なのだが、圧倒的に目を引いたのは、早乙女愛である。
オープニングタイトルでいきなり「早乙女愛」という名前の横に(新スター)という文字が躍り、心も躍る(笑)。
そして早乙女愛が画面に登場した途端、そのまるっきりの「無表情、台詞棒読み」に唖然とし、(何という馬鹿馬鹿しい映画なのか・・・こんな主演女優で作品が成立するのか)と鼻息が荒くなるのだが、観ているうちにその無表情に秘められたノーブルで愛らしい顔立ちと、制服やテニスウェアで露となる、見事なプロポーションから目が離せなくなる。
(日本映画史上最高の小悪魔は、『月曜日のユカ』の加賀まりこではなく、『愛と誠』の早乙女愛ではないか)
と、わたしが思い始めるまでに、さほど時間はかからなかったことを告白しよう。

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