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●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『評決』。 [「言葉」による革命]

●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『評決』。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ハードボイルド小説史上最高の私立探偵と言えば、おそらくレイモンド・チャンドラーが造形したフィリップ・マーロウを挙げる声が多いだろう。
しかし今まで映画でマーロウを演じたロバート・ミッチャムやエリオット・グールドなどは必ずしも満足いくイメージではなかった。
では誰がマーロウを演じればいいのか、よかったのかと言えば、この7月に映画『評決』を久々に鑑賞し、(このポール・ニューマンに違いない!)と感じたわけだ。

シドニー・ルメット監督の『評決』は、ほぼ人生を投げた生活をしていた弁護士が、医療ミスで植物人間となった女性の姿に心を動かされ、「大きな権威による不正」と戦う決意をする。
だからと言って、演出にも演技にも大仰なところは何もない。
そしてシャーロット・ランプリングの存在も、ハードボイルドな雰囲気をよりコクのあるものにしている。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年7月30日 [愛の景色]

その夜のわたしは、
微生物にさえ
嘲笑されるに相応しかったのだろう

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●山田姉妹へのメッセージ「フェアリーさん」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「フェアリーさん」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

がってん承知の助でごわす!(←江戸&薩摩? 笑)。もちろん、もう予約済み。それにしてもこのお写真・・・ここは白きフェアリーの園なのでしょうか?その中でも、麗様のフェアリー度が絶対的なチャームですほどに♪お昼のお写真のペロリに続き、・・・麗様は、いたずらなフェアリーさん!RUKO



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3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)

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●『ももクロchan』で出た「1万円の宮崎マンゴー」から、「価値」と「価格」を思考する~早稲田 渡部直己のセクハラ問題に呆れかえる。 [「言葉」による革命]

●『ももクロchan』で出た「1万円の宮崎マンゴー」から、「価値」と「価格」を思考する~早稲田 渡部直己のセクハラ問題に呆れかえる。

末尾ルコ「社会観察の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ももいろクローバーZがレギュラーでやっている『ももクロchan』という番組を観ていたら、と言うか、けっこうこれ、おもしろいんです。
わたしは最近少々ももクロを観始めて既にメンバーは20代なのだけれど、ももクロは10周年だから、彼女たちは中学時代から大観衆の前でステージを行っているのである。
国立競技場や西部ドームでのライブ開催など次々と女性グループとして驚くべき記録を築き上げてきたももクロだが、と、ここ1週間ほどで得た知識を披露するわたしだが、存在が大きく、しかも「アイドルグループ」の範疇でメンバーが20代半ばに差し掛かってきたら、「そろそろ落ち目だ」など、いろいろ言われるのは有名税でもあるのだろう。
なにせ今年5月には『ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢-」という東京ドーム2日連続単独コンサートを成功させているのであるから。
この東京ドーム公演には蝶野正洋や新日本プロレスのメンバーもゲストとして登場したのだが、実は今夜は「ももクロの話」と言うよりも、『ももクロchan』でメンバーが食べていたものについてのお話である。
そう(?)、「1万円のマンゴー」だ。

宮崎県のマンゴーが例の元知事時代の営業によってブランド化しているのは周知だけれど、あ、わたしはこの「元知事」はまったくダメなのだけれど、それはさて置き、「マンゴー1個1万円」とか「1万円よりずっと上」とか、まあこれは宮崎マンゴーだけの話ではないけれど、「モノの価値」とかの見地から考えて、わたしはこのような価格の付け方、そしてその「価格を有難がる感覚」が好きではないのだ。
いみじくも『ももクロchan』の中でメンバーがシンプルにして真実に隣接する発言をしていた。
「値段を知ってから食べたほうが美味しく感じるよね」的な話だ。
ま、一般的にはそんなものでしょう。

「価値」と「価格」というテーマ、今後も深めていきます。

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最近ちょっと驚いたのは、文芸評論家で文学学術院教授だった渡部直己のセクハラ問題。
『朝日新聞』のサイト記事によると、次のような内容だ。
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早稲田大は27日、文芸評論家で文学学術院教授の渡部直己氏(66)が、教え子だった元大学院生の女性(27)にセクハラやパワハラをしたとして、同日付で解任したと発表した。女性は相談した別の教授から「口止め」されたとも訴えており、早大は調査を続ける。
 女性は2016年4月に現代文芸コースに入学したが、今春に退学。6月に被害を申し立てていた。発表によると、渡部氏は女性の背中や頭を触るなどし、2人での食事に連れ出して「俺の女にしてやる」「卒業したら女として扱ってやる」などと言ったほか、他の学生にもハラスメントをしていた。(『朝日新聞』のサイトより)
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大学関係者の卑劣なセクハラ自体は珍しい話ではなく、なにせ「閉鎖社会に君臨しているつもり」の人たちが多い世界だから、埋もれている卑劣行為もどんどん発覚させるべきだけれど、渡部直己ってずっと前から有名批評家で、わたしも少なからず彼の文章は読んできたのだが、そんな人物がこのご時世に、「まだ、こんなことやってるのか?!」という呆れ、驚きである。
まったく、何喰って生きてんだ!って感じではある。

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