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●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『悪魔のような女』。 [「言葉」による革命]

●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『悪魔のような女』。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの『悪魔のような女』は1955年公開の映画であって、それは当然わたしが生まれるよりもずっと前なのだが、この恐るべき恐怖スリラーを映画館で鑑賞できなくて、ひょっとしてわたしはラッキーだったのかもしれない。
わたしが『悪魔のような女』を初鑑賞したのは恐らくレンタルビデオでだけれど、怖かった、心底震え上がった・・・という意味では、わたしの映画鑑賞史の中でも屈指である。
シモーヌ・シニョレとヴェラ・クルーゾーの2人が素晴らしいことは言うまでもないが、モノクロ画面に宿る美と恐怖を極限まで高め上げたクルーゾー監督は凄過ぎる。
映画館で観ていたら、いったいわたしはどうなっていたのか・・・。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年8月6日 [愛の景色]

いや、「恋」に関しては、
保育園の自分を思い出す必要がある。
あの時Yはなぜ泣いていたのか

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●山田姉妹へのメッセージ「天体」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「天体」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

(8月1日午前1時くらいに、山田姉妹は綺麗な金星と月を見たとツイートしました。けれど・・・)

地球が贅沢なのは、日本が贅沢なのは、ミューズのお二人がいるからです。そう、Capricoonのお二人が。金星はとても美しいです。しかしそれを「美しい」と感じる心がなければ、「美」は沈黙したままです。「美しい」と感じられて初めて、「美」は語り始めるのです。そして今夜、最上の「美」を創造するミューズのお二人に(美しい)と讃えられた金星は、きっといろんなお話をしてくれているのでしょう。金星を、天体の運行を、(美しい)と感じられるミューズの魂こそ美しいのです。RUKO


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3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)


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●映画『ぼくのおじさん』の、いささか筋張った真木よう子を観て、『獄門島』の坂口良子の魅惑がさらに引き立つ。 [「言葉」による革命]

●映画『ぼくのおじさん』の、いささか筋張った真木よう子を観て、『獄門島』の坂口良子の魅惑がさらに引き立つ。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『ぼくのおじさん』という映画があって、監督は山下敦弘。
山下敦弘は現在の邦画界ではトップクラスの一人であって、生まれも1976年と若い。
『リンダ リンダ リンダ』『松ヶ根乱射事件』『天然コケッコー』『もらとりあむタマ子』などはなかなかに愉しんだ作品である。
しかし北杜夫原作の『ぼくのおじさん』は、ちっとばかし緩過ぎるかな。
松田龍平は以前は「アブない男」役ばかりだったけれど、このところ緩い人間を演じる機会が多い。
もちろん龍平が選んで演じるそれぞれの役だから、「緩い」とひと言で括れるわけもなく、しっかりと役作りをして取り組んでいることは分かっているが。
『ぼくのおじさん』の中で、大きな役ではないが、寺島しのぶと宮藤官九郎が出演していて、この二人はなかなかよかった。
わたし、俳優としての宮藤官九郎が好きなのです。
『ゲゲゲの女房』なんかも、一般的には朝ドラの向井理が念頭に上がるのだろうけれど、わたしのポイント・オブ・ヴューからすれば、「向井理なんて、水木しげるじゃないのに!」となるわけで、映画の宮藤官九郎の方が遥かに水木しげるだった。

『ぼくのおじさん』には戸田恵梨香も本当にちょい役で出ているのだが、キャリアの中でかなり微妙な状況になっている戸田恵梨香が、
(いずれ山下敦弘作品に主要な役で出してほしい)というアピールだろうか。

『ぼくのおじさん』の大きな問題はヒロイン格の真木よう子であって、松田龍平が一目惚れし、ハワイまで追いかけて行くというストーリーなのだけれど、2016年公開のこの作品の彼女はデコルテから顔まで、どうも筋張った外見になっており、(う~ん、一目惚れねえ・・・)と、そりゃあ登場人物の好みはいろいろだろうけれど、やや首を傾げてしまうのである。

真木よう子は『さよなら渓谷』で主演女優賞を独占し、キャリアの絶頂を迎えたが、それは2013年。
その後、ネット上のトラブルや激やせなどネガティブな話題ばかりになり、さあ、今後どうなるのだろう。

真木よう子の話題と関係ないようであるのだけれど、市川崑作品、映画『獄門島』の坂口良子がなかなかに魅惑的で、坂口良子と言えばテレビドラマでの健康的でポジティブなイメージがとても強く、しかし『獄門島』の中ではかなり怪し気な美貌と色香を発散しているのである。
テレビドラマの坂口良子の緩やかなファンでもあったわたしだけれど、プロポーションも素晴らしく、映画で例えば谷崎潤一郎作品などに挑戦していれば、とても素敵なキャリアンの一つになっていたかもしれない。

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