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●ノオミ・ラパスが綺麗かどうかは難しい問題だが、『セブン・シスターズ』は文句なくおもしろい。 [「言葉」による革命]

●ノオミ・ラパスが綺麗かどうかは難しい問題だが、『セブン・シスターズ』は文句なくおもしろい。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

スウェーデン出身の女優ノオミ・ラパスはもう日本の映画ファンにもすっかりお馴染みになるほどハリウッドで売れまくっている。
わたしがノオミ・ラパスを初めて観たのはスウェーデン時代の話題作『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で、十分の愉しめたし、彼女が演じた天才的コンピュータ操作者リスベット・サランデル、カッコよかった。
が、リスベット・サランデルに適した女優だったとはいえ、白人女性としては扁平な体型、そしてこの人の顔、「変わった顔」とは思うけれど、「綺麗」とは思えない。
ひょっとして、そこがいいのか?
一度見たら忘れない顔ではある。

とは言え、ハリウッドがノオミ・ラパスの魅力を評価したおかげで、愉しい映画がより多くなったのは間違いない。
評判の『セブン・シスターズ』も2時間強の間、画面に釘付けだ。

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●山田姉妹へのメッセージ「うちわ」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「うちわ」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

(山田麗様は高校時代におばあさまに手作りの文字や印の入ったうちわをプレゼントしてらっしゃいます)

これは素晴らしいうちわですね~。デザインも文字も印も本格的で、何よりも麗様の温かいお心がお写真から伝わってきます。おばあさまもさぞかし嬉しかったに違いありません。麗様がこのうちわをおばあさまにお贈りになっている場面がわたしの心にも浮かんできます。なんて素敵な瞬間なのでしょう!RUKO

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3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)

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●「人間のスケールダウン減少」~『肉体の門』かたせ梨乃のような女優はもういない。そして上西小百合女優修行で大噴飯。 [「言葉」による革命]

●「人間のスケールダウン減少」~『肉体の門』かたせ梨乃のような女優はもういない。

末尾ルコ「映画と社会観察の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

もちろん現在の日本映画界にも素晴らしい女優も男優もいて、例えば、安藤サクラのような怪物的女優はかつて日本にただろうかというほどの逸女である。
ちなみに「逸女」という名称は今のところ「天空の逸女」紫雷イオを称するものであり、さあ、どうなるかなあ、WWEでの活躍は。
わたしは、紫雷イオの、相手を持ち上げてから一旦止まり、ゆっくりとブリッジで後ろに反らしていくジャーマン・スープレックスのファンである。

と、いうお話を本日しようと書き始めたのではなくて、五社英雄監督の『肉体の門』を観たのだが、これはご存知、田村泰次郎のベストセラーを映画化したもので、五社作品で5度目の映画化だというから凄い。
主演はかたせ梨乃、そのライバルとして名取裕子、さらに加納みゆき、山咲千里、長谷直美、西川峰子、松居一代、マッハ文朱ら、「時代」を感じさせる面々が並び、その意味でも貴重な映画だ。

敗戦直後の東京有楽町を根城にする、いわゆる「パンパン」だけれど、米兵とは絶対に寝ないという掟を持ったグループが自分たちの人生を切り拓こうともがき戦うストーリーだが、五社作品ならではの適度なエロとヴァイオレンスを盛り込みながらのエンターテインメント作品として仕上がっている。
作品トータルの完成度はもう一つの感はあるが、ちょっと永井豪の『バイオレンス・ジャック』も彷彿させるシーンがあって愉しい。

主演のかたせ梨乃は、例えばわたしがティーンの頃、もちろん映画界の中心的女優としてリスペクトはしていたけれど、その存在感といい、肉体的ボリュームといい、ちょっと「別世界の人」というイメージを持っていた。
しかし『肉体の門』を含めて最近何本か観直して、(得難い女優なのだな)という感を新たにした。
ド迫力の啖呵やド迫力のボディのインパクトは強いが、何とも言えぬ「儚さ」を感じさせてくれるのですな。

『肉体の門』の公開は1988年で、『鬼龍院花子の生涯』が1982年。
その後遺作となる1992年の『女殺油地獄』までに監督した作品が、『陽暉楼』『北の螢』『櫂』『薄化粧』『十手舞』『極道の妻たち』『吉原炎上』『226』『陽炎』と、特に女優を主演にした映画が多いのだけれど、夏目雅子、十朱幸代、岩下志麻、樋口可南子ら、美貌、スケールともに抜群の人たちの起用だった。
今の日本で例えば、『鬼龍院花子の生涯』の夏目雅子とか、『極道の妻たち』の岩下志麻とか、誰ができるかと言えば、誰もいないでしょう。

「人間のスケールダウン」という現象は、映画界に限らず、政治の世界でもプロレスの世界でも共通している点、わたしはよ~く考えてみようと思っている。

・・・

「女優の話題つながり」というわけではないが、次のような見出しをネットニュースで見かけた。

「上西小百合タレント転身、13キロ減量し女優修行」(日刊スポーツ)

まさしく噴飯物中の噴飯物で、昨日道端にどれだけのご飯は落ちていたことか。
だいたい普通は、「売れなくなった芸能人→政治家へ転向」が日本のパターンだろう。
そしてそもそも「上西小百合」なる人物、要するに「有名になりたい」という幼稚な衝動がその言動の中心なのではないか。


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