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●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『エクソシスト』。 [「言葉」による革命]

●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『エクソシスト』。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

恐怖の悪魔バズースがどうしてわざわざ米国勢中の一少女に憑依し、その家族を困らせるというセコいいやがらせに終始したのかという根源的な疑問はさて置いて、子どもの頃に映画館で初めて観た『エクソシスト』よりも大人になって観た時の方が怖かった。
なぜだろう、普通はどんな映画でも、子どもの頃の方が怖いものなのに。
シチュエーションとしては、「家の中の一部屋に悪魔憑きの少女がいる」だけで圧倒的に不気味だった。
一軒の家の中で、他の場所ではまがりなりにも日常生活が営まれているのに、「その部屋」には悪魔憑きがいる。
思えば極めて秀逸なショックシチュエーションだった。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2017年8月22日 [「言葉」による革命]

どうしたって永遠なんかあり得ないのだから。
いやでも、ひょっとしたら・・・
可能性は残そう。


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●山田姉妹へのメッセージ「語らい」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「語らい」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

友人と音楽とお料理と・・・理想的な休日をお過ごしになったのですね。
芸術と語らい・・・わたしたちの毎日に絶対に必要ですし、とりわけ休日にはできればどちらも、少なくともどちらかは必須ですよね。

わたしの考えでは、「語らい」は「会話」とも「対話」とも異なるもので、人間の精神にとって最も大切なものの一つだと捉えております。
山田姉妹のお二人は、ご家族と、そしてご友人の方々と、本当に素敵な「語らい」をしておられるのだと確信しております。

わたしはフリーランスで活動しておりまして、もうずっと、仕事日と休日の境界が曖昧なのです(笑)。
「丸一日完全に休み」というのはなかなか難しいのですよね。
でも「仕事」と「趣味」が重なるところもあり、まったく不満はありません。

そして毎日必ず、「語らい」、芸術鑑賞、そして創作を行うことを自分に課しております。
これぞ人生の悦楽なのですよね。
もちろん「芸術鑑賞」の中でも、お二人のご歌唱鑑賞は特別な時間なのです。

では、お休みなさいませ!RUKO


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3月7日、山田姉妹ニューアルバム(セカンド)
『ふたつでひとつ〜心を繋ぐ、歌を継ぐ』絶賛発売中!!!

山田姉妹の公式ブログ
https://ameblo.jp/karei1224/
山田姉妹の公式ツイッター
https://twitter.com/karei1224

山田姉妹『ふたつでひとつ ~心を繋ぐ、歌を継ぐ』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2265

9月9日、山田姉妹高知公演、音楽を愛する方であれば、絶対です!

ポピュラーソングコンサート山田姉妹<よみがえる、青春のメロディー>

http://kkb-hall.jp/event/event_detail.cgi?event_id=271


高知公演だけでなく、山田姉妹のあらゆる公演、あらゆる活動を徹底的に応援します!

http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=D5210002


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「言葉」に関するあらゆることは、下記へご打診ください。 sueoruko?mail.goo.ne.jp (?を半角のアットマークに変えてください)

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●新日本プロレス米国進出失敗?かどうかよりも、映し出された「カウ・パレス」~「創造力と想像力」 [「言葉」による革命]

●新日本プロレス米国進出失敗?かどうかよりも、映し出された「カウ・パレス」~「創造力と想像力」

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

サン・フランシスコのカウ・パレスで新日本プロレスが興行を打ったのが7月7日。
観客動員や試合構成など「失敗」だったとも伝えられているのだが、現実問題としてはWWEの牙城に喰い組むのは困難だろう。
もちろん挑戦するのは素晴らしいことだが。
この日のカード、セミファイナルがIWGP USヘビー級選手権試合 ジェイ・ホワイトVSジュース・ロビンソン、メインがIWGPヘビー級選手権試合ケニー・オメガVS Codyと、日本人レスラーが絡まなかったことも米国進出の難しさを示している。
現在はネットで世界中の試合を観られるので、それはもちろんプロレスに限らずあらゆるスポーツについて言えるのだが、米国に新日本プロレスも少なからず存在するだろう。
が、それはおそらく「米国のコアなプロレスマニア」に留まっている。
WWEの試合ぶりがいかに現代的・ゲーム的であっても、それは米国プロレスの長い伝統を経てのものであり、そこへ新日本プロレスが割り込んでいくは至難の業であることは間違いない。

ところでこの新日本プロレス米国興行が行われた会場がサン・フランシスコのカウ・パレス。
プロレスファンにとっては、

ルー・テーズがレオ・ノメリーニに反則負けを喫し、「連勝記録」が「936」で途切れた場所として知られている。

ルー・テーズの「936連勝」はプロレスファンの間で知らぬ者はない、と言いたいところだが、それは昭和のプロレスファンの話であって、今の「プ女子」とかはどうなのか、それは知らない。
そして「プロレスの連勝記録」であるから、「936」という数字にどれだけの価値や意義を見出していいかもなかなか結論はでないところである。
なにせこの記録、1948年から1955年の間に打ち立てられたというから、まず約8年間にどれだけ試合をしたんだという話になる。
ボクシングやMMAであれば普通チャンピオンは年間2~3試合というところだろう。

ただそうしたことよりもわたしは『ワールドプロレスリング』で映し出された「カウ・パレス」の外観、そして会場内の様子を見ながら不思議な気持ちになった。
子どもの頃、米国の有名レスラーが試合を行う会場というものは、プロレス誌などのごく僅かな情報を基にして心の中で膨張する・膨張させるものに他ならなかった。
そこはとてつもなく大きく深く、そして昏く・・・得体の知れない怪物たち、そして魑魅魍魎が跋扈する場所だった。
ところが2018年、カラー映像で映し出されたカウ・パレスの無味乾燥なこと。

「想像力と想像力」について考えさせられる瞬間だった。


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