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●いまだ侃侃諤諤の「力道山VS木村政彦」に対するコメントで、「知識不足」と「思考停止」を指弾する。 [「言葉」による革命]

●いまだ侃侃諤諤の「力道山VS木村政彦」に対するコメントで、「知識不足」と「思考停止」を指弾する。

末尾ルコ「プロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

次のような記事があった。

力道山が64年前に木村政彦をKOした理由とは…没後55年に息子の百田光雄が証言
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00010001-spht-fight

これはYahooニュースへのリンクなので、一定期間後は記事が削除されるだろうが、興味深いのがコメント欄の反応なのだ。
プロレスに限らず、「何かを理解し合い、何かについて語り合う、時に議論する」時に、そもそもの前提認識にがあまりに異なっておれば、「語り合い」にも、もちろん「議論」にもならないのであるが、現在のプロレスと違い、「国民注視」というレベルで行われた力道山VS木村政彦の試合だけに、今でも多くのファンが侃侃諤諤やり続けているし、「プロレス」という大きな曖昧さを含有しているジャンルならではの、「あまりに大きな前提の違い」が随所に見られて、それはそれで興味深い。

では「語り合い」にも、もちろん「議論」にもならない人というのはどのようなものかと言えば、

1前提となるべき最低限度の知識が欠けている。
2思考停止している。

の2タイプがまず挙げられる。

力道山VS木村政彦に関してであれば、

「プロレスはインチキの八百長ショーであり、プロレスラーは皆弱く、よって木村政彦が力道山に負けるはずはなく、この試合もストーリーの決まったショー、あるいは力道山の汚い不意打ちであり、本気でやれば、木村の圧勝のはずである」というものが、「1」と「2」のタイプを総合したものとなるだろう。
ただ、さすがにこの試合を「すべて仕組まれたストーリー」と考える人間は稀であり(稀ではあっても、ある程度は存在する)、多くの「木村政彦の方が強い」派の意見は、力道山の汚い不意打ちであり、本気でやれば、木村の圧勝のはずである」というものだろう。
もちろんそういう可能性はあるけれど、わたしはプロレスのリングで、お互い道着を着ずに、プロレスのルールで真剣勝負をすれば、力道山が勝つ可能性は極めて高いと考える。
その理由は、力道山の方が遥かに体格で勝り、その打撃を思い切り食らえば小柄な木村のダメージは極めて大きく、そもそも柔道家の多くは当然ながら打撃に弱く、寝技に持ち込まなければ木村に勝ち目はないというところだ。
そして体格差や「道着なし」などを加味すれば、打撃を食らわずに寝技に持ち込める可能性も極めて低いと考えざるを得ない。
「道場では力道山は木村に太刀打ちできなかった」とも言われているけれど、同乗練習では本気の打撃は入れないでしょう、と。

とまあ、今回わたしが何を主張したいのかと言えば(笑)、いかなることであれ、「知識不足」と「思考停止」は歓迎されないという真実なのである。

1954.12.22 プロレスリング日本選手権 "昭和の巌流島"
https://www.youtube.com/watch?v=9oNac-RHEIk

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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~あなたは訓練もせず、武器も持たず、「戦い」のど真ん中に佇んでいるのかもしれない。 [「言葉」による革命]

※2019年1月5日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~あなたは訓練もせず、武器も持たず、「戦い」のど真ん中に佇んでいるのかもしれない。

すべての人間は無意識のうちに「戦っている」。

お分かりいただけているでしょうか?
すべての人間は生きている限り、「戦わざるを得ない」のです。

考えてみてください。
「戦わざるを得ない」人生の中で、戦うための訓練もせず、武器も持たず、ただ漫然と佇んでいたら、それは当然、日々刻々の戦いに敗退し続けます。
気をつけていただきたいのは、ここで言う「勝利・敗退」など、ちまたで語られる「勝ち組・負け組」などの浅薄なレベルではなくて、遥か人間の深遠を見据えたレベルのお話なのです。

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●山田姉妹へのメッセージ「美を広げる」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「美を広げる」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが高校の時のことを思い出せば、完璧ロック少年(アマバンドでヴォーカルもやっておりました)でしたが、クラシックもたしなんではおりました。
ずっと映画ファンでしたし、映画音楽はシンフォニックなものが多かったですし、その影響もあります。
クラシック音楽がそのまま使われる映画も多いですからね。
しかしクラシックやオペラを多くの高校生が聴いていたかというと、決してそうではありませんで、だからこそ、お二人の学校コンサートなどのご活動は極めて大切で、貴重なことだと思うのです。

今の日本は、クラシック、オペラ、そして唱歌など、そのままにしておけば、生涯聴くことのない人たちもとても多い状況です。
そんな中、メジャーデビューをされ、とてつもない美を創造するお二人のこうした活動は、必ずや大きな花を咲かせることだと確信しております。
昨日お聴きになった生徒さんたち、きっとご家族に、そして友人たちに、コンサートのお話を昨日も、今日も、そして明日もすることでしょう。
そうして広がっていくのです、「美」が。

RUKO


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極限の愛、日常の愛、その言葉 2018年12月27日 [愛の景色]

「何もしない」とも考えたけれど。
つまり2018年のクリスマス・イヴは
言葉とカード。

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●映画『飢餓海峡』、左幸子と「爪」の官能シーン、そして映画におけるマスターベーションと言えば、やはり『マルホランド・ドライブ』のナオミ・ワッツ。 [「言葉」による革命]

●映画『飢餓海峡』、左幸子と「爪」の官能シーン、そして映画におけるマスターベーションと言えば、やはり『マルホランド・ドライブ』のナオミ・ワッツ。

末尾ルコ「映画とエロティシズムの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


内田吐夢監督の作品もそう多くを観ているわけではないが、やはりまず印象が強烈だったのは萬屋錦之助主演の『宮本武蔵』シリーズ。
一部(う~ん・・・)というシーンもなくはなかったが、全体的にとても充実し、ワクワクした剣豪映画で、しかも時折耽美なまでの映像で魅せてくれるのが嬉しい。
宮本武蔵はかなり体格の良かった剣豪らしいが、萬屋錦之助は小柄で、その意味では相応しくないのだけれど、そこはあの眼力、そして銀幕のスターとしての迫力と演技力で文句なしの剣豪像を造形している。
さらに時に耽美なまでのシーンを創造してくれ、もちろん愁嘆場などあり得ないし、スポ根感も一切ない。
内田吐夢の『宮本武蔵』シリーズは剣豪映画の金字塔と、まあわたしが断言せずとも映画ファンの多くは知っているだろうが。

『飢餓海峡』は現代史に材を採った社会派兵がとされているが、随所に内田吐夢らしい映像美が見られ陶然とするのだけれど、特に凄いなと感じたのが、

「左幸子が(映画上)三國連太郎の手指の爪と戯れる」

シーンだ。

左幸子は青森の娼婦役で、三國連太郎は大金を持って逃亡中の男。
客として左幸子と出会う三國だが、彼女に大金を与えただけでなく、手の指の爪を残す。
与えられた大金で人生が変わった左幸子は三國の爪を後生大事に持ち続け、そしてそのシーンが訪れる。

「左幸子が(映画上)三國連太郎の手指の爪と戯れる」

もちろん画面はモノクロ。
左幸子は着物のままで、肌を曝すわけでもない。
しかしこれが極めてエロティックで、そして美しい。
左幸子は寝転び、男の爪を自らの身体の各部にこすり付けながら歓喜に満ちた表情で悶え続ける。
もちろんこれは男を想いながら女がマスターベーションを行っている風景であり、さらにそれを超えて、「男の爪の愛撫によって、オルガスムスに達する女」の描写であり造形だと言える。
この画面の感触を観ながらすぐに連想したのがアラン・レネ監督の『二十四時間の情事』であって、エマニュエル・リヴァと岡田英次が睦み合う美しく官能的なシーンが炸裂するのである。
あるいは映画におけるマスターベーションシーンとしては、デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』でナオミ・ワッツが演じたシーンが映画史上白眉の一つだろう。
マイナー女優として不遇をかこっていたナオミ・ワッツを一躍世界的大スターに押し上げたエロティックなシーンだ。
日本では近年、『ベロニカは死ぬことにした』で真木よう子が演じているが、「体重の増減」なども同様だけど、要は「どんな映画のどんなシーンで演じたか」が問題なのであって、「やりゃあいい」というものではない。

ちなみに『飢餓海峡』の原作では男の残したものは、「爪」でなく「安全カミソリ」だったというが、映画で「爪」にして正解だったと思う。

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●山田姉妹へのメッセージ「学校コンサート」 [「言葉」による革命]

●山田姉妹へのメッセージ「学校コンサート」

末尾ルコ「音楽の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

(12月19日、山田姉妹は「水戸葵陵高等学校」でレクチャーコンサートを行いました。その旨伝えてくださるツイッターで、最初「水戸葵陸高等学校」と間違ってお書きになり。すぐに訂正されました。可愛いですね 笑)

わたし、今から水戸葵陸高等学校へ入学しようかな(笑)。今までは小学校へのご訪問が多かったと思いますが、高校生の方々へのコンサートとはまた素晴らしいですね。あまりに美しいお声の、しかもあまりに美しいお二人に、生徒さん方、驚いたでしょうね。しかもハーピストの方まで!美しい時間!RUKO


なるほどです!そして今まさにわたし、水戸葵陵高等学校へ入学したい気分です(笑)。お二人とハープのご共演、いずれライブで鑑賞したいと、冬の夜空を仰ぎ見ます。そうするときっと、お月様がハープとなり、そのかたわらでお二人がご歌唱になっていることでしょう。わたしは土星に腰かけて。RUKO




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極限の愛、日常の愛、その言葉 2018年12月26日 [愛の景色]

2018年のクリスマス・イヴは
言葉とカード。

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●左幸子、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華の共通点は?~ある米国人が感じる日本の異常報道とは?~日本は「人間の心」軽視か? [「言葉」による革命]

●左幸子、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華の共通点は?~ある米国人が感じる日本の異常報道とは?~日本は「人間の心」軽視か?

末尾ルコ「映画と社会観察の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

左幸子、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華の共通点は?
は~~~い!皆、人間です♪
そりゃまあそうだが、他にもあるでしょ!
は~~~~~~い!皆、女の人です、日本人です、地球人です、女優ですううううう!!!!!
ずべて正解でえす~~。
いやしかし、わたしの望む解答ではない。
かように人間のアイデンティティというのは多様にして重層的であり、単細胞的に捉えようとしてはいけないのであるが、わたしが今ここで左幸子、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華の3人の共通点として挙げていただきたかったのはもちろんそう、

「4人ともベルリン国際映画祭女優賞受賞者」

なのである。
で、同賞受賞がどれだけ凄いかを知るための方法の一つとして、過去にどんな女優が受賞しているかを見よう。
国際的ビッグネームのみを挙げてみても、

1958 アンナ・マニャーニ 『野性の息吹き』
1959 シャーリー・マクレーン『恋の売り込み作戦』
1961 アンナ・カリーナ『女は女である』
1971 シモーヌ・シニョレ『Le Chat』
シャーリー・マクレーン『Desperate Characters 』
1972 エリザベス・テイラー『旗 Hammersmith Is Out』
1978 ジーナ・ローランズ『オープニング・ナイト』
1979 ハンナ・シグラ『マリア・ブラウンの結婚』
1988 ホリー・ハンター『ブロードキャスト・ニュース』
1989 イザベル・アジャーニ『カミーユ・クローデル』
1991 ビクトリア・アブリル『アマンテス/愛人』
1992 マギー・チャン『ロアン・リンユィ 阮玲玉』
1993 ミシェル・ファイファー『ラブ・フィールド』
1997 ジュリエット・ビノシュ『イングリッシュ・ペイシェント』
2002 ハル・ベリー『チョコレート』
2003 メリル・ストリープ
ニコール・キッドマン
ジュリアン・ムーア
『めぐりあう時間たち』の共演で、3人同時受賞。
2004 シャーリーズ・セロン 『モンスター』
2015 シャーロット・ランプリング 『さざなみ』

まあちょっと、(なぜこの映画で??)という受賞もあるけれど、
とにかくこれら女優は世界映画史に名を刻む超大物ばかり。
このリストの中に、左幸子、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華も入るわけですよ。
話少し逸れますが、友人の友人の米国人が言っていた、「このところの日本の報道で目に余るもの」というのがですね、
・オリンピック関連報道
・ノーベル賞報道
・大谷に関する報道
の3通りでして、この点はわたしも同じ気持ちです。
別に「米国人の意見だから拝聴する」のではないですよ。
拝聴に値する意見であれば、何人であろうと関係ありません。
アホな米国人、カナダ人、オーストラリア人などもいっぱい知ってます。
しかし考えてみたら、とここでまたお話が逸れるのですが、わたしが話をしたことのある国の人、つまり「今までどれだけの国の人と話したことがあるか」ですが、かなり限られています。
フランス人、アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、ニュージーランド人、ネパール人、ロシア人、インド人などなど、やや偏ってますね。
まああまり広く浅く話をしても仕方ないのですが。
要するにここで声を大にしたいのは、大谷が嫌いなわけではありませんが、2018年のようにNHKニュースで1打席ごとに報道するとか、馬鹿なことは止めていただきたい。
スポーツニュースが多過ぎ。
そして寺島しのぶや黒木華がこんな凄い賞を獲っているてこと、知らない人が多いでしょう。
良質の映画、小説、テレビドラマなどは、「人間の心」、もっと言えば、「人間存在そのものの探求」なわけでして、それらを軽視する日本社会とは何なのか、というお話です。

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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~あなたは「戦士」になると決意した途端に、もう「戦士(初心者ではありますが)」なのです。 [「言葉」による革命]

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~あなたは「戦士」になると決意した途端に、もう「戦士(初心者ではありますが)」なのです。

※2019年1月1日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋

●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~あなたは「戦士」になると決意した途端に、もう「戦士(初心者ではありますが)」なのです。

あなたの肉体は24時間戦い続けている。
この前、「言葉の戦士」論として、そのようなお話をしました。

実はあなたが望もうと望むまいと、あなたの肉体はいつも「戦士」なのです。
誰のために戦う戦士か?
それは、「あなたのため」なのです。

その素晴らしい戦士にあなたはいつも援軍を送り続ける戦士でなくてはならない。
今回はまたここからお話を始めましょう。

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●『O嬢の物語』を買ったことで「澁澤龍彦に似てる」と言われたことを思い出した末尾ルコがさらに『飢餓海峡』の伴淳三郎や左幸子について語るってのは? [「言葉」による革命]

●『O嬢の物語』を買ったことで「澁澤龍彦に似てる」と言われたことを思い出した末尾ルコがさらに『飢餓海峡』の伴淳三郎や左幸子について語るってのは?

末尾ルコ「映画と文学の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

澁澤龍彦訳の『O嬢の物語』を古本屋で見つけて買ってホクホクしている年末のわたしではある。
『O嬢の物語』の作者はポーリーヌ・レアージュ。
澁澤龍彦訳と言えば、マルキ・ド・サドやジョルジュ・バタイユの翻訳は読んでいるけれど、『O嬢の物語』は未読だったのである。
そう言えばわたし、澁澤ファンから「澁澤に似てる」と言われたことがあって、当然満更でもなく当時は思ったし、今も突如思い出して満更でもないので澁澤龍彦の画像をあらためてチェックしてみたら、確かに写真によっては共通点がある・・・と自分で言う。
顔の造作がけっこう似てます。
それと(ほぼ)いつも黒のサングラスしているところ。
違うところは、わたし中学くらいからのプロレス特訓で、いわゆる細マッチョ体形がベースであるということと、髪は背中まで伸ばしていたこともあるのだけれど、今はずっと短髪にしてあるところですな。

その時買ったのは『O嬢の物語』だけではなくて、水上勉の『飢餓海峡』だった。
と言うのもこの小説を未読だったこともあるけれど、最近内田吐夢監督の『飢餓海峡』を観たわけです。
映画『飢餓海峡』、3時間もアッという間の観応えであり、内田吐夢のインパクト抜群の映像美と、三國連太郎、高倉健、そして伴淳三郎、さらに左幸子の存在感、演技に酔い痴れた。
三國連太郎と高倉健が凄いことは十分分かっていたのだけれど、伴淳三郎はわたしにとって、「名前はずっと知っていたけれど、ほとんど見た記憶のない俳優」の一人で、最近『駅前シリーズ』で珍芸とも言うべき演技・芸を披露する姿を観て強烈な印象を与えられたばかり。
存在そのものがいい意味で毒々しいまでに濃厚なのですな。
ところが『飢餓海峡』の伴淳三郎、ご存知の方からすれば、(今頃何をそんなことを)というところだろうが、殺人容疑者(三國)を執念深く追い続ける刑事を風格と品格たっぷりに演じている。
ここで出ました、「風格」と「品格」。
いや、本当に素晴らしいのです。
『飢餓海峡』の伴淳三郎であれば、米国の傑作ハードボイルド作品の中にいても、何の違和感もない。
そんな俳優が喜劇映画ではお下品路線の珍芸を披露するのだから、凄い。
そして左幸子。
これまた素晴らしい。
左幸子は、『にっぽん昆虫記』と『彼女と彼』でベルリン国際映画祭女優賞を獲得しているのですな。
同賞の日本人受賞者は左幸子が初めてで、その後、田中絹代、寺島しのぶ、黒木華と続くわけだ。
しかしあらためてベルリン国際映画祭女優賞の受賞者を見ると凄い女優がズラリであり、この中に名前が載るだけでもとてつもない栄誉であることがよく分かる。


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