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極限の愛、日常の愛、その言葉 2019年4月28日 [愛の景色]

あなたは美しい二重の眼で
落ち着いた声も心を和らげてくれ
何よりも感情表現が好ましく
安らいで夢を見ているようだ

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●我が母、心臓バイパス手術後闘病記37~38日目、転院1~2日目。病院食、「一食460円」?~また左ふくらはぎが攣った件~『血盟団事件』(中島武志)。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記37~38日目、転院1~2日目。病院食、「一食460円」?~また左ふくらはぎが攣った件~『血盟団事件』(中島武志)。

末尾ルコ「母の話、健康医療と読書の話題」


4月24日(水)手術後37日目
転院1日目

朝から転院の段取りや荷物運び、事務手続きなどでいささか疲れ、昼前にやっと母が病室へと入ったので、「後でまた来るからね」とわたしは一旦自宅へ帰り、1時間半くらい仮眠を・・・とベッドに入ってうとうとし始めた刹那、左ふくらはぎは攣ったじゃねえか!
痛いし、しつこいし、姿勢を変えても揉んでも立ってもすぐには収まらない。
とてもすぐには眠れそうにない故、仕方なく(でもないけれど)綿矢りさの短編集『憤死』なんぞを読みながらしばし過ごした。

この日これほどまでの「ふくらはぎ攣り」に見舞われた理由はまず間違いなく、母の転院の際の荷物を持ったまま不自然な体勢で歩いたからに相違ない。
しかも雨が降っていたので傘もささねばならなかった。
さらに言えば、「300円(消費税含まず)」という大枚をはたいて買ったビニール傘なのに、早くも骨が折れているではないか!
まあでも、野菜不足も「攣り」の一因かなあ。

4月25日(木)手術後38日目
転院2日目
午後12時の面会

母が転院したA病院の面会時間は午前9時~午後9時となっており、高知赤十字病院が午前11時~午後8時だったから、自宅から近い上に時間的にも融通が利くようになった。
大部屋を頼んでいたけれど、「まだ空きがない」ということで、まず個室で過ごすことになった。
もちろん病院の都合なので「個室料金」は取られない。
高知赤十字病院でも感染症に罹った時期に個室へ入れられたが、それと比べると、A病院の個室はビジネスホテルの一室のような快適な作りである。
明確に材質が分かるわけではないが、床も「木」っぽいし、室内に面に膾炙用のソファがある。
そして見れば、水洗トイレも付いているではないか。
はっきり言って、東横インの通常の部屋よりも快適空間だ。

この時間、事務担当の女性がやって来て、主に支払い関係の説明をしてくれたが、食費が「一食460円」となっていて、(あれっ??)と思った。
後から再チェックしてみると、高知赤十字病院も同様の額が書かれているが、「一食460円」レベルの請求ではなかったのだけれど。
「一食460円」となると、一か月でだいたい45000円弱になりますわなあ。
なかなかの出費であるが、高知赤十字病院の請求はそんな額ではなかった。
点滴で栄養を摂っていた期間もさほど長くはなかったのだが、また調べてみよう。

・・・

最近読んだ本の中でとてもおもしろかったものの一つが『血盟団事件』(中島武志)。
日本現代史上でもとりわけ著名なテロ事件を惹き起こした井上日召率いる血盟団について、井上と主要メンバーの精神性を中心にかなり詳細に追ったノンフィクションである。
血盟団事件については、子どもの頃家にあった松本清張の本の中の写真で、編み笠を深く被ったまま裁判を受けるメンバーの姿を見て、非常に禍々しいものを感じ、そういうのは生涯忘れないものなのですな。

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