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●最初に惚れ込んだ映画スター 「ロバート・ショウ」その2 [「言葉」による革命]

●最初に惚れ込んだ映画スター 「ロバート・ショウ」その2

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」

『タワーリング・インフェルノ』を観て、(これだけおもしろいものが世の中にあるのか)と驚愕した。
そして(これ以上おもしろいものはあるまい)と思った、『ジョーズ』を観る前も変わらずに。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2019年6月7日 [愛の景色]

あ、でもまったく違うのかもしれないね。
今は少し、
「恋」を浮かれた気持ちに感じていると
いうのもある

けれど人間生きている限り、
「恋」はしているべきだしね、
どうしたものだろうね

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●我が母、心臓バイパス手術後闘病記75日目~療法士が判で押したようにしょっちゅう繰り返す幼稚な長谷川式質問にうんざり。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後闘病記75日目~療法士が判で押したようにしょっちゅう繰り返す幼稚な長谷川式質問にうんざり。

末尾ルコ「母の話、健康医療の話題」

6月2日(日)手術後75日目
転院40日目

A病院の理学療法士、作業療法士について言えば、転院後の一般病棟で担当してくれた人、両療法士とも若い女性だが、母ととても相性がよかったのである。
ところがリハビリ病棟へ行くと担当が代わってしまう。
理学療法士はまずまずだったが、母は新たな作業療法士(こちらも若い女性)の方がいたく気に入らず、隣で話をしていても彼女の方へはほとんど顔を向けない有様。
好き嫌いの激しい母の性格にも問題があるが、不全骨折から一般病棟へ移ってからまた新しい担当者である。
このようなシステムもどうにかならないか。

もう一つ重大なことを書くけれど、新しい療法士が来る度に、あるいは同じ療法士であっても、しょっちゅう尋ねるのである。
「お名前は何ですか?」
「お誕生日はいつですか?」
「今日は何月何日何曜日ですか?」
「ここはどこですか?」
そばで聞いていて、(尋ねる方が)バカじゃないかと感じてしまう。
まさにバカの一つ覚えである。
これは前にも書いたけれど、いわゆる認知症判定テストの「長谷川式」の一部であって、少なくともわたしの母に関してはまったく有効ではないし、多くの方々が(こんなテストで認知症と決められたくない)と憤慨しているのではないか。
もちろん長谷川式で認知機能の「ごく一部」の暫定的判定は可能だろう。
しかしこのテストの点数だけで「認知症」と診断するのは、大げさではなく人権の毀損ではないか。
わたしの母について言えば、数年前の長谷川式に関しての重要な事実をわたしは知っているので、このテストが欠陥品であることが分かっている。
この「事実」についてはいずれじっくりお話したいと思っている。

認知機能に関してもう少し私見を述べれば、若い頃の認知機能と比較すれば、当然ながらわたしの母の認知機能の一部はグッと落ちている。
しかしそれは誰でも同じことだろう。
少なくとも40代くらいから、あるいはもっと前から、人間の認知機能のある部分は落ちてくるのが普通である。
わたしにしても、10代~20代の頃と比べると、固有名詞などはすぐに口から出てこないこともある。
俳優などの顔は脳裏に浮かんでいるけれど、名前が出てこないとか、そんなパターンだ。
でもほとんどの人間、30代~40代あたりからそんなものでしょう。
例えば長谷川式の中に、「100からどんどん7を引いていく」とテストがある。
つまり、「100-7=93」「93-7=86」と続けていく暗算テストだ。
けれどこういうの、暗算の不得意な小中学生は間違うこと少なからずあるはずだ。
あるいは「野菜の名前」をどんどん言っていくとか、長谷川式とはかなり馬鹿々々しいテストなのである。
わたしの母の場合は短期記憶も長期記憶もまったく問題ない。
物事に対する意欲も、入院が長期化した現在も旺盛である。
会話もおもしろい話ができる相手とならいくらでも弾む。
そしてしょっちゅう判で押したように長谷川式の幼稚な質問を発する療法士に対してうんざりした表情でやる気なく答えていることは、横で見ていてよく分かる。
長谷川式でしか人間の認知機能を類推できない療法士、医療関係者こそ、「人生、一からやり直せ!」と言いたくなる。

※わたしはもちろん、「自分は認知症ではない」と言い張り危険な車の運転を続けたり、危険な生活を続けたりする人たちを肯定しているわけではない。
どのような連例であろうとも、「現在の自分にできること・できないこと」を峻別する必要があるのは当然である。

(このように、どうしても病院側の不備らしき状態が目に付いてしまいましたが、A病院のすべてを非難しているわけではありません。リハビリの担当者らを含め、とてもよくやってくれている人たちもいます。現在ではかなり冷静さを取り戻しておりますが、母の不全骨折時のわたしは、ショック、怒り、哀しみなど、どうしようもない精神状態だった点、ご理解ください)



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