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●〈「言葉」による革命〉・・・・「戦いの最前線」は、「家庭」・「カフェ」、そして「あなた」~映画(でも何でも)、より「人生のためになる」鑑賞法教えます。 [「言葉」による革命]

※2019年9月9日配信予定 末尾ルコ メルマガ(有料)より抜粋。

 何かを鑑賞する際の心構え。
 あなたはどんな心構えで「何か」を鑑賞しますか?
 ま、鑑賞する事由がありますから、どんな心構えでもけっこうなのですが、わたしとしては大雑把に少なくとも2通りの心構えを持っていたら、どんな芸術、あるいはエンターテインメントの鑑賞でもより充実した時間を過ごせると思っています。
その2通りとは、

1徹底的に「愉しむ」こと。
2徹底的に「学ぶ」こと。

はい。
とてもシンプルですが、映画でも小説でも音楽でも絵画でも、あるいは舞台芸術でも、この2通りの心構えを持ち、実行していけば、鑑賞者の中でそれそれの作品がより縦横無尽に働いてくれる、時に成長し続け、生涯に渡って働き続けてくれます。
ただ、「愉しむ・学ぶ」のレベルをどんどん上げていかねばなりません。
その試みも、慣れてくれば愉しいものです。
今回はその方法論を少しお話してみましょう。

(続きは、有料メルマガでお願いします)

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●「言葉を語れ 美のように 戦士のように」




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革命・芸術 末尾ルコ

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2019年8月7日 [愛の景色]

あなたに会うために
あなたと語り合うために
わたしが圧倒的に能動的になる日まで
あと少し

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記135日目~「教え子の母親」との遭遇。~内田吐夢『妖刀物語 花の吉原百人斬り』大スター片岡千恵蔵の奥行き深い人間味。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記135日目~「教え子の母親」との遭遇。~内田吐夢『妖刀物語 花の吉原百人斬り』大スター片岡千恵蔵の奥行き深い人間味。


8月1日(木)手術後135日目
転院99日目

7月30日のリハビリの最中のことだ。
母が車椅子へ座りながらの運動を指導していただいている時、窓際でリハビリをやっていた女性療法士と女性患者が近づいてきた。
患者は70歳代くらいだろうか。
「先生やないですか?」と声をかけてくる。
母はやや怪訝そうな顔をするが、患者の方ははっきりと覚えているようで、ある小学校で自分の娘の担任だったのだと言う。
退職までに大勢の生徒を相手にしてきた母は正直なところその生徒もその母親も覚えていないようだが、双子の娘さんだったようで、しばらく会話に花が咲いた。

かつて母の教え子だったピアノの先生がお見舞いに来てくれた時もそうだったが、学校関連の人と会うと、一瞬のうちに「教師の顔」になるのは新しい発見だった。
また、このような場面に遭遇できるのは、「学校教師」という仕事の特殊性であるとも実感した次第です。


・・・

内田吐夢と言えば、萬屋錦之介主演の映画『宮本武蔵』シリーズが素晴らしく、「侍」「武士」という存在をあれほどまで探究した映画は珍しく、もちろん日本映画史上最高の監督の一人である。
とは言え、内田吐夢作品も鑑賞してないものがとても多く、いろいろな機会にどんどん観ていきたいと思っているが、最近鑑賞したのが『妖刀物語 花の吉原百人斬り』で、これは1960(昭和35)年東映京都の作品だけれど、まあとてつもなく素晴らしかった。

親に捨てられた佐野次郎左衛門は顔に大きな痣があり、世の中の蔑視の目に耐えながら真面目一本で身を立てたのだが、女も知らずに生きて来たこともあり、ある時から吉原の八ツ橋という女に入れあげ始めて人生が狂っていく。
タイトルに「百人斬り」とあるが、殺陣シーンはクライマックスに僅かな時間あるだけで、その他の時間は善良な佐野次郎左衛門が八ツ橋や吉原のあくどい陥穽によって泥沼へどんどん踏み込んでいく姿を華麗な映像美と俳優たちの見事なパフォーマンスによって鑑賞者を魅了し続ける。

主人公の佐野次郎左衛門を演じているのが片岡千恵蔵なのだが、この人が銀幕の大スターだった歴史的事実は、特に平成以降を中心として生きている人たちには分かり難いだろう。
顔は大きく、体は小さめで、今で言う「イケメン」とはかなり隔たった要望である。
ある程度の期間昭和を生きてきたわたしも片岡千恵蔵主演の作品を「過去の名作」として何本となく観ているが、正直まだ「魅了された」とは言い難かった。
しかしこの『妖刀物語 花の吉原百人斬り』を観て、片岡千恵蔵の何とも味わい深い人間味ある演技を目の当たりにし、その奥行きの深さに惚れ惚れしたことで、「大スター千恵蔵の魅惑の一端」を垣間見られた気がしている。

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