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極限の愛、日常の愛、その言葉 2019年9月11日 [愛の景色]

と重い気持ちをどうしようかと思い
エレベータの扉が開くとあなたがいた

あなたはあちらへ行く途中だったけれど
すぐにこちらへ戻って来る動作をした

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記171日目~カトリーヌ・ドヌーヴファンのケアマネとの契約書に署名。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、介護サービス、映画の話題」

9月6日(金)手術後171日目
転院135日目

昨夜「給湯器故障」の顛末を控えめにお話したが、(夏の盛りでよかった)と、どう捻ってもシャワーから水しか出なくなった時は思ったものだ。
冬なら即座にガス会社に連絡するだろうが、いや、どうだろう、同じ状況ですぐに連絡できただろうか。
とにかく暑い盛りだったから、水シャワーも心地よかったのである。
しかし正直なところ、8月下旬に気温が少し下がった時期があったでしょう。
あの時期に「風邪気味で市販の風邪薬を飲んだらましになった」というお話もしたけれど、実はある日の早朝に水シャワーを浴びたのがきっかけで風邪気味になったのでした。
真冬に寒中水泳とかやってる人たちもいるけれど、あんな真似は絶対できない。

ところでA病院の看護師との会話の中で、市販の風邪薬の話題を振ると、「あんなの効かん、効かん」と、まあ今のところ2~3人だけど皆そう言った。
「高くても安くても、市販の薬なんて効かない」というのが多くの医療関係者の率直な意見なのだとあらためて感じたが、わたしに関してはひきはじめの風邪には何となく効いてる感じがするんだけどなあ(笑)。
ま、プラセボ効果の可能性も十分あるけどね。

・・・

9月2日の午前中にケアマネの女性が来て、「契約」なるものを交わした。
介護サービスを受けるにはこの手続きが必要なんですって。
しかしケアマネと意見が合わなかったりとなった場合は別の人に変わってもらうこともできるのだという。
この日はしかし契約書に署名して、大まかに介護サービスについて説明を受けた後、件のケアマネが病室に積んであるわたしの本類に興味を示し、
「あんなにご本を読むんですか?わたしも本が好きなので」
などと言いだしたから、「あんなに」も何も、病室へ持って来ている本はせいぜい20~30冊で、現在家にある本、もうないけれど今まで読んできた本ときたら数え切れないわけであって、ひとしきり「読書」の話題が展開。
そのケアマネは高知出身の大原富江が好きと言い、さらに川上未映子なども好きと言う。
わたしの母が宮尾登美子と「親戚だった」と言うとかなり驚いていた。
この件についてもまた後日する機会もあろう。
そしてケアマネさん、
「フランス映画も大好きで、昔からカトリーヌ・ドヌーヴが大好きなんです」と言い足したので、フランス映画やフランス女優、フランス語などについてひとしきり話した。
と言うか、後半30分ほど本や映画の話になってしまったのだった。
ただこのケアマネさん、「昔からドヌーヴファンだった」と言う割には、『哀しみのトリスターナ』を観てないし、ドヌーヴ以外ではロミー・シュナイダー出演作を1本も観てないという。

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