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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年2月1日 [愛の景色]

イヤリングが消える
1日か2日前


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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌119日目~新年会参加の160人、マスク着用率は?~母の悪しき習慣、「激しくかく」。~岡田史子「ポーヴレト」についてのフラグメント。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、岡田史子の話題」

1月28日(火)手術後315日目
退院後120日目

1月28日は母の新年会の日。
いつも通り退職した小学校女性教員のグループが行うものだけれど、忘年会は「高知市」限定の集まりだったのに対して、新年会は「高知県」なので人数が違う。
かなりの大人数になる。

ところが母と来たら朝から「痒い!」と言いながら足首の辺りをボリボリかく。
痒ければその部位をかくというのはどんな人間にとってもやってしまうところだし、猫もよくかいてますな。
わたしが猫を飼っていた頃も、毛並みの中にちょろちょろと蚤が見え隠れして、痒くて当然というところだが、母の場合は肌が痒くなるのは若い頃からの体質のようなものだ。
その体質は容易には改善せず、それでも改善へ向けての努力は欠かさずやっていきたいところだが、それとは別に母には困った習慣がある。
それは、「痒い箇所を思いっきりかいてしまう」ことだ。
痒い箇所を痒い時にかかないでいることは誰にとっても難しい。
それは分かるが母の場合は昔から力いっぱいかきすぎなのだ。
なにせかいている時に「ボリボリ」音が聞こえる。
その結果、書いた箇所は引っ搔き傷だらけになる。
入院中もボリボリかきまくるので、胴回りや足首周りが引っ搔き傷だらけとなり、入浴介助スタッフの方々もびっくりだった。
まあバイ菌などが入ったら大変ですわな。
現在デイケアに通っているところの介護さんの勧めでワセリンを塗ったり、あるいは市販の痒み止めを塗ったりと、いろいろ試してはいるのだけれど、まだ目を瞠るような効果はない。

で、新年会なのですが、聞けば今回は160人以上集まったということでなかなかの人数でした。
ちょっと気がついたのだけれど、70代以上の方々がほとんどだと思われるこの集い、会場のご婦人たちのほとんどがマスクを着用してないのです。
そうですね、正確に数えたわけではないですが、160人以上いた中で、5人もいませんでした。
昨今はどこへ行ってもマスク着用の人々を多く見かけるもので、このマスク着用率の極端な低さにはやや首を捻りました。
160人以上がさほど広くない階上に犇(ひし)めいているのだから、ウィルスだのなんだのが飛び交っていてもおかしくなく、しかもご高齢の方々ちゅう真の集いだから、風邪やインフルエンザ予防にもっと気をつけているのかと思いきや、そうでもない。
マスク着用に対する世代間の違いというものもあるのかもしれないなと感じたものです。

・・・

岡田史子の『ガラス玉』の中の「ポーヴレト」の最終ページに、

「生きるためです」という言葉があった。

それはずっと前にしょっちゅう読んでいて、それから後はまったく読まなくなって、しかし断続的にわたしの中で蘇る言葉。

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