SSブログ

極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年2月10日 [愛の景色]

何か心強さがある


nice!(7) 
共通テーマ:アート

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌127日目~『ブレス しあわせの呼吸』のRobin Cavendishとその妻の人生が車椅子の開発を促した?~母と司法書士事務所へ。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌127日目~『ブレス しあわせの呼吸』のRobin Cavendishとその妻の人生が車椅子の開発を促した?~母と司法書士事務所へ。

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

2月7日(金)手術後324日目
退院後127日目

『ブレス しあわせの呼吸』の逸材のモデルとなったRobin Cavendishは28歳でポリオに感染して首から下が動かなくなり、当初「3カ月の命」と言われていたが、その後車椅子や生活を改良に改良を重ねて64歳まで生きている。
映画によれば(実際のRobin Cavendishの人生も今後いろいろ調べていくつもりだが)、現在世界中で車椅子の恩恵に預かっている人々の生活も、彼とその妻の驚異的な人生が生み出したものであるところ大である。
「歴史にifはない」というのは原則だけれど、仮にRobin Cavendishが存在しなくても、いずれ車椅子は開発されたかもしれない。
けれど映画『ブレス しあわせの呼吸』は彼とその妻が凄まじい精神力と勇気をもって開拓した人生が、病院のベッドに縛り付けられていた患者たちに人生の大きなる可能性を開拓したと語っている。
彼は妻や息子、そして友人らと共に外国旅行も決行する。
もちろん、繰り返すけれど、この夫婦にお金があったからこそ可能だったことは数多い。
しかしお金があったかといって、まだ20代だった妻が、28歳で首から下が永久的に動かなかった夫を、人の助けを借りながらでも自宅で介護し続けるなど普通はできることではない。
映画は、ポリオ感染直後には死を望んでいた夫に彼女が生きる力を与え、結局その後30年以上に渡って積極的な人生を歩み、障害者の、そして人類の可能性を大きく拡げる役割をさえ果たしたと語っている。

先にも書いたように、Robin Cavendishとその妻の人生については今後さらに学んでいこうと思っているが、あらためて、

「可能性とは何か」について考えさせられた、充実した映画鑑賞だった。

ちなみに一緒に鑑賞していた母は途中から大泣きの連発。
一本の映画として(最高!)とまでは言わないが、俳優たちの演技、英国映画らしいテンポよい語り口、そして何よりも監督の画作りが格調高く素晴らしかった。

・・・

土地売却の件、有難いことに話は順調に進んでいます。
2月5日には事務手続きなどの件で司法書士事務所を訪問。
こういうこともすべて母と共に動いています。
毎日のようにスターバックスなどへ一緒に行くのはもちろんのこと、こうした「仕事」を一緒にやることで母の心身に大いに刺激になるでしょうし、何よりも(社会参加している)という意識が持てていると思います。
不動産関係のことだけでなく、今後も母と共に行ういろいろな計画、立ててます。
もちろん母が元気であるからこそ可能となりますから、今度の高知赤十字病院の検査も無難であればいいのですが。

nice!(17)  コメント(4) 
共通テーマ:アート