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●一線級の監督が撮っていたり、あるいは一線級の俳優が出ていたりしてもつまらなくなってしまう映画 [「言葉」による革命]

一線級の監督が撮っていたり、あるいは一線級の俳優が出ていたりしてもつまらなくなってしまう映画もあります。
わたしは映画をできるだけ多面的に愉しもうとする方なので、作品全体として出来が悪くてもちょっとした「ツボ」があればある程度は満足するんですが、例えば次の2本はどうにも愉しみを見出せなかった。
『チェーテ・キルズ』(ロバート・ロドリゲス監督)
『男と女 真夜中のパリ』(ジェラルディーヌ・マニエ監督)

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年5月16日 [愛の景色]

君は確かにこのところ
ぼつぼつとしか会えない
けれど
君がこの間どうしているかは
尋ねない

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌221日目~『みんなの筋肉体操』のようになりたいわけではないけれど、~推薦すべきでない?映画『ピアッシング』のミア・ワシコウスカに魅惑された。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

5月12日(火)手術後415日目
退院後221日目

深夜には何も食べないと誓ったはずだけれど、このところ時々シスコーンを齧ったり、食パンとチーズを少しだけ食べたりと、いかんいかん。
(余っているから、捨てちゃもったいないもんね)などと自分に言い訳をしているが、『みんなの筋肉体操』の先生であれば、「自分に甘えない、自分に甘えない!」と連呼しそうだ。

NHK『みんなの筋肉体操』、ちょいちょい観てます。
別に武田真治のようなマッスルボディになりたいわけではないけれど、筋トレのやり方の一環をヴィヴィッドに見せてくれるので、そう、自分のエクササイズに取り入れてます。
十分な筋肉はもちろん必要だけれど、わたしとしてはあまりムキムキするよりも、もちっとしなやかなフォルムを理想としております。

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『ピアッシング』、よかったあ!
村上龍原作で監督はニコラス・ペッシェ。
出演は、クリストファー・アボット、ミア・ワシコウスカなのだけれど、アボットもよいんです。
しかしミア・ワシコウスカの素晴らしいことと言ったら!
そのプロポーションの、四肢のバランスの美しさと色香と来たら!

まああまり興奮するのも何ですが。

最近ハリウッド、あるいはインディを含む英語圏の映画で活躍する若手女優と言えば、シアーシャ・ローナンやエル・ファニングの二人が大きな存在となっているが、やはりミア・ワシコウスカはいい。

ところで『ピアッシング』、尋常な映画ではない。
いきなり誰にでも薦めちゃダメです。
薦める相手は選ばないと・・・という内容の作品。
殺人願望の男がいる。
人を本当に殺したいのでホテルにSM系娼婦を呼ぶ。
ところがその女、浴室に入って自分の右大腿部をぶすぶす刺し始める。
その刺しっぷりの痛そうなこと血の色のリアルなこと・・・この時点でこの映画が予定調和や小市民的感覚からは程遠い作品だと理解できる。
いや、小市民的感覚のすべてが悪いとは言ってませんよ。
「小市民」という言い方は高みに立って大衆を見下ろしているようで愉快ではないことも多いけれど、あまりに「旧態の常識」に囚われ過ぎている人たちには「そんな小市民的な考えは止めようよ」と言いたくなることもある。
要は言葉は使い様、そして「いつ誰が何に対してどう使うか」で同じ言葉でもまったく違う意味になってきます。
ま、「旧態依然の考えを捨てよう!」なんて息巻いている人たちの中で見事に旧態依然の御仁もいるから要注意です。

でも映画だけでなく芸術は常に

「常識だけが現実ではない」ことを

いつでも教えてくれます。

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