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●末尾ルコ 日本は「ヌルい」文化ではなかったはずだが。 [「言葉」による革命]

日本映画史上4大監督、小津安二郎、溝口健二、黒澤明、成瀬己喜男の映画を観ると、その大方の作品は最初のシーンが映った途端に、「うわーっ!!」というインパクトがある。
その点、近年の日本映画ではあまりお目にかからないですね、映像的インパクト。
新聞などの写真も日本は不覚的ヌルい内容のものが多い。
過度に過激であればよいというものではないにせよ。

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌355日目~母の食欲、くら寿司12貫。~歯科受診、揺れている歯の状態は? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、食の話題」

9月22日(水)手術後546日目 退院後355日目

くら寿司で最近食べてなくて、その理由は一度けっこう早めに行ったのにお客さんが並んでいる状態で、母が同行してるので、「並んでしばらく待つ」という状態は避けたいのですね。
で、他の地方のくら寿司人気がどうなのかは知りませんが、高知ではいまだなかなかの人気。
ランチ時にも車が多く停まっているし、夕方5~6時くらいからは待たなければ座れないこともしょっちゅうのようです。
だから最近はくら寿司の持ち帰りをよく利用している。
9月14日の夕食も持ち帰りをいただきました。
けっこう格安で食べることができますよね。

で、その晩に母に食べたのがお寿司12貫。
一月ほど前に同じくくら寿司持ち帰りで母が食べたのが9貫だったので、今回は3貫増です。
85歳としてはまずまずの量でしょうか。
こういうのは人によって違いますし、日によっても違うでしょうね。
当然ながら、母の食欲については常に大きな気を配っています。
もちろん母の体調、精神状態、すべてに気を配っている。
中でも食欲はとても見えやすい要素の一つだし、昨年重症の不安定性狭心症発作で救急搬送される前の2カ月ほどは明らかに食欲が減退していた。
いつも食欲旺盛な母が食事をかなり残す状況を見るのは恐怖でさえありました。

現在は有難いことに食欲旺盛な母が戻ってきている。
その分体重や血糖値に気を配らねばなりませんが、やはり人間食欲が無くなると厳しいですから、「食欲旺盛」かつ「適度な栄養摂取」を目標に頑張りたいと思っています。

9月15日には月に一度の歯科医受診でした。
わたしの、じゃなくて母のですよ。
わたし自身も一部の歯に不安がなきにしもあらずですが、まあ本当に必要という時期が来たら歯科受診するとして、母は現在月一の歯科受診ですが、このところはいい時間を過ごさせてもらっています。
通院している歯科は近所で、予約時間に行くとすぐさま治療してくれるのがいいですね。
なにせ病院と言えば、予約していてもその時間からは大幅に遅れた時間に診療が始まるのが普通になっているので、「着くとすぐ診療」というのは歯科医全般がそうなのか、母がお世話になっているところが特にそうなのかは分かりませんがとても有難い。
母もすっかり慣れて、行けばお医者さんやスタッフたちと談笑するようになってます。
今回も「よく磨いてますね、綺麗です」とお褒めに預かり、気になっている「揺れている歯」についても、「まあ今のところは大丈夫でしょう」とのことだった。
歯のケア、わたしもしっかりしていきましょう。

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●末尾ルコ ジャイガーと香川京子の目 その6 [「言葉」による革命]

「怖い」と言えば、この前久々に黒澤明監督の『赤ひげ』を観たのですが、香川京子が「狂女」役で出演しているのですね。
その香川京子が若き医師見習いの加山雄三に自分の不幸な身の上話を、部屋で二人きりで始めるシーンがあるんです。
その内容は、「幼少時から性的虐待を受けてきた」というものが中心なのですが、(あれ?狂女というけれど、案外まともだぞ)とまず思うのですが、徐々におかしくなってくる。
二人の会話は始め引いたカメラで撮っていて、表情は分かり難いけれど、その後香川京子が加山雄三に抱き着いて「刺す」のですが、その過程で一瞬彼女の顔がクローズアップされる。
その「目」の恐ろしいことといったら!

まあ比べても仕方ないけれど、すっかり下火になったJホラーの作品群とは格違いの怖さなのですね。

タグ:映画 アート
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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌355日目~大人の女性人気の極めて高い『追憶』と、ぜひ聴いてほしいバーブラ・ストライザンドの2曲。~ラミ・マレックもオリヴィア・コールマンもいいけれど、まだオスカー獲得してない名優がいっぱい。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」


9月22日(水)手術後546日目 退院後355日目

『雨のニューオルリンズ』のシドニー・ポラック監督作品の中で特に女性人気の高いのが、バーブラ・ストライザンド、ロバート・レッドフォード共演の『追憶』でしょう。
実はこの作品、母がお世話になっている映画好きのケアマネさん、そしてフランス人の獣人フェノンの奥様(ニュージーランド人)も「最も好きな映画」として挙げています。
バーブラ・ストライザンド本人が歌う「TheWayWeWere」の甘美で繊細なメロディと共に、大人の女性の心を揺さぶる大人の恋愛映画と言えるでしょう。

バーブラ・ストライザンドの歌としては、いいものは数多く、中にはそりゃあ暑苦しくねちっこい歌唱もあるけれど、不世出の大歌手であることに疑いは持っていません。
その中でもわたしが最高とずっと前から信じている曲が「Evergreen」です。
曲想もメロディも素晴らしく、何と言ってもバーブラ・ストライザンドの力強くしかも繊細極まりない歌声の魅惑がフルに発揮されている。
ぜひ一度聴いていただきたい一曲です。

「Evergreen」はバーブラ・ストライザンドとクリス・クリストファースンが共演した『スター誕生』のテーマ曲なんですが、作品としてはブラッドリー・クーパーが監督し、本人とレディ・ガガが主演した『アリー スター誕生』の方がよかった。
この作品中ガガによって歌われる曲の数々も素晴らしいものばかりです。

ちょっとお話逸れますが、映画『ボヘミアンラプソディー』でラミ・マレックがアカデミー賞主演男優賞を獲ったですよね。
『ボヘミアンラプソディー』はそれなりに愉しめる作品として貴重なものだとは思いますが、それまで映画界ではほとんど実績のなかったラミ・マレックがいきなり主演男優賞受賞というのはどうなのかといまだ思ってます。
いや、決して『ボヘミアンラプソディー』やラミ・マレックを軽視しているのではない。
作品自体、その演技自体だけを見れば上等なものです。
要するに比較の問題。
長年に渡って素晴らしい作品に出続けている素晴らしい男優たちでオスカーを獲得してない人たちがいっぱいいるんです。
ちょっと挙げるだけでも、ジョン・マルコヴィッチ、ウィレム・デフォー、ヴィ五・モーテンセン、ロバート・ダウニー・ジュニア、ジェイク・ジレンホール、ライアン・ゴズリング、ダニエル・クレイグ、さらにトム・クルーズ、そしてロバート・レッドフォードも俳優賞は獲得していません。
『女王陛下のお気に入り』でオリヴィア・コールマンがしぇん女優賞を撮った時にも同じような感覚を持った。
いや、ラミ・マレックもオリヴィア・コールマンも素晴らしいですよ。
しかしそもそも『女王陛下のお気に入り』で彼女は「主演」だったのか?
わたしにはレイチェル・ワイズとエマ・ストーンが主演に見えたのですが。

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●末尾ルコ ジャイガーと香川京子の目 その5 [「言葉」による革命]

で、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』なのだけれど、ジャイガーという怪獣の得意技が何やら光線のようなものだったんです。
その光線を浴びた人間(動物)はいきなり白骨化するという設定。

「人間がいきなり白骨化」!!

これにはビビりました、幼少時代のわたし。
今観たらその「白骨」も子供向きのリアルじゃないデザインになっているのでしょうが、子ども時代は「白骨」、怖かったです。

タグ:アート
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年9月28日 [愛の景色]

一つの愛の行為だ

まだそこまではいかなくとも

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌354日目~圧倒的に「映画的」な『マッドマックス 怒りのデスロード』が地上波で放送される意味。~「楽天を装う」笑撃の迷惑メールとは? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

9月21日(火)手術後545日目 退院後354日目

9月には地上波で『マッドマックス 怒りのデスロード』が放送されましたね。
『マッドマックス 怒りのデスロード』はとてつもないアクション、ヴァイオレンス映画でもありますが、大きな悩みと傷を持ちながらも圧倒的に強く生きる女性を描いた稀有な作品でもあります。
しかしそうした内容の詳細以前に、

『マッドマックス 怒りのデスロード』はとてつもなく凄い映画である。

その「凄さ」は「映画でしか味わえない表現である」

そして、その「凄まじい映画」を地上波で放送することで、恐らく普段映画にさほど興味のない人の目にも触れたということですね。

わたしはとりわけ、「映画的であるか映画的でないか」ということにこだわる人間なのですが、「映画的とは何か?」と説明していると長くなるので、取り敢えずその説明の一つとして、

「日常からの飛翔」と書いておきましょう。

しかし「それでは日常とは何か?」とどんどん深く説明が必要になってきますが、例えば小津安二郎作品。
描かれているのは「家族の話」。
だから「日常的」かというと、まったく違う。
この点は映画ファンならよくおかわりでしょうが、世界に類例のない、「異常」とさえも称せるまでの凄まじい小津演出がその世界を「日常とは対極」としているし、もちろん鑑賞者は常に圧倒的「日常からの飛翔」を体験できる。

・・・

いつもやって来やがる迷惑メールはほとんどが「Amazonを装う」ものですが、たまに「楽天を装う」ものも来ます。
最近来たのがこれ、

///

[楽天]重要:いくつかの問題が検出された!

Rakutenお客様

お知らせ:
請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。

今アカウントを確認できます。

楽天ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急~までお電話ください。

お知らせ:
• パスワードは誰にも教えないでください。
• 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
• オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。

どうぞよろしくお願いいたします。
Rakuten,Inc.

///

すっごいですよね~、なにせ、

「重要:いくつかの問題が検出された!」ですから(笑)。
ここまで来ると、(こいつら、人を笑わせようとしているのか?)と勘繰りたくなるけれど、決してそうではないでしょう(笑)。

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●末尾ルコ ジャイガーと香川京子の目 その4

その理由はガメラが「亀」であるということに尽きていて、そう、わたしは亀そのものが大好きだったのである。
亀のどこが好きだったと言うと、何と言ってもあの甲羅。
そして頭、手足を格納できますね。
子どもにとっては憧れの機能です。
「基地」と体が一体になっているようなもの。
「基地」という存在も子どもにとっては憧れでした。
わたしも基地、作りましたよ、子どもの頃。
でもそれはまた別のお話。
さらに映画から少々離れますが、ここで覚書的に、

「わたしが子どもの頃に好きだった動物・昆虫など」

を思いつくままに挙げてみましょう。


カメレオン
クワガタ虫
アリジゴク
チーター
斑猫(ハンミョウ)

う~ん、他にもあったけれど、今回は取り合えずこれだけ。
こういうこともいろいろ思考する上でとても大事なんです。

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