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●末尾ルコ フラグメント「猫、ヴィクトール・セガレン」篇。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ フラグメント「猫、ヴィクトール・セガレン」篇。

「猫、ヴィクトール・セガレン」

ヴィクトール・セガレンの詩を
それは「当然のこと」を書いている詩であり、
なのに「普通の言葉」とはまったく違う
「言葉」である。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコは、
もちろん「他のなにものともまったく違う」
ぼくの素敵なネコなのです!

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年9月17日 [愛の景色]

麗しきあの花のごとき
あなたがいれば

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌343日目~『雨のニューオルリンズ』を久々の鑑賞、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットはどちらがより「gorgeous」か? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

9月10日(金)手術後534日目 退院後343日目

『雨のニューオルリンズ』を観たんです。
テネシー・ウィリアムズ原作の、シドニー。ポラック監督の、ナタリー・ウッドとロバート・レッドフォード共演で、チャールズ・ブロンソンも出演している『雨のニューオルリンズ』を、観たんです。
初見ではない。
二度目か三度目の鑑賞。
『雨のニューオルリンズ』とはロマンティックなタイトルですが、原題は『This Property Is Condemned 』で「土地没収」という意味、1966年の公開です。
「土地没収」が『雨のニューオルリンズ』になるのはあんまりですが、日本版タイトルがこんな感じになるのはよくあること。
まあこの作品は確かに映画中、ニューオルリンズに雨の降るシーンはありますから、まっつたく出鱈目なタイトルというわけではないが。
しかし映画としては凄い。
上等過ぎるほどの作品です。
なにせまず若き日のナタリー・ウッドとロバート・レッドフォードが素晴らしい。
見事な見事な映画俳優としての力とカリスマを見せつけている。
若き日の、1960年代のレッドフォードの美しいこと。
こういう雰囲気を「gorgeous」と言うのです。
この英語、カタカナで書くと「ゴージャス」で、日本語だとどうも「豪勢に着飾った人」的なイメージで語られることが多いけれど、英語自体の意味はもっと深く響いてくるものなんですね。
要するに、「本当にゴージャスな人間はTシャツにジーンズでもゴージャス」なんです。
来ているものの値段なんか関係ない。
本来的意味のgorgeousとは程遠い人が呼応急な服に身を包んでも、逆に貧しく感じられるだけです。
『雨のニューオルリンズ』のレッドフォードはもちろん素晴らしい衣装を着用しているけれど、そういうことではなしに、本物のgorgeous。
いや、素晴らしいです。

ブラッド・ピットが『リバー・ランズ・スルー・イット』でスターダムにのし上がった時、「レッドフォードの再来」と言われたんですね。
確かに顔立ちとか金髪の感じ、似ているし、なにせ『リバー・ランズ・スルー・イット』がレッドフォード監督作だったから、「レッドフォードが後継者として指名した」的な話も巷間囁かれたものです。
そこで「gorgeos」という観点からレッドフォードとブラッド・ピットを比較してみると、まあ二人とも30代くらいとしてですが、レッドフォードの方がずっと「gorgeos」です。
ですね。
もちろん基本的にわたしの主観ではありますが、でも自分の人生ずっとそういうことを感じ、考えてきているから、自分の審美眼にはある程度以上の自信は持ってます。
レッドフォードとブラピ、わたしはブラピも好きですが、どう違うのか、そんなお話もまたしていきますね。

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