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●末尾ルコ かつて語った、「モキュメンタリー」は嫌いなわたしがお薦めする「悪魔が棲む家666」。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ かつて語った、「モキュメンタリー」は嫌いなわたしがお薦めする「悪魔が棲む家666」。

ホラーとかサスペンスとかの映画で「モキュメンタリー」方式を採っている作品が少なくないでしょう。
「モキュメンタリー」。
簡単に言えば、「ドキュメンタリー風」に作られた作品なのですが、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」あたりはインパクトがあったけれど、その後にできたモキュメンタリーホラー映画は何本か試してみたけれど、まったくノれないものがほとんどでした。
出ている俳優はたいがいパッとしないし、カメラはグラグラ動かすのが普通だし、切り返しも忙しく、観ていて気分が悪くなる+鬱陶しい、んですね。
もちろん様々な方法論を試みて、その中から新しいものが定着していくのが映画界、というか芸術の世界ですから、それはそれでいいのですがね。

でもホラー映画に限らず、「基本はオーソドックス」というのも芸術の醍醐味です。
ただ「オーソドックスなホラー」はこのところさほどヒットしないんですよね。

で、とてもヒットしたとは言えないし、批評家にもけなされた、あるいは無視されたようなホラー映画は山ほどあるんですが、そんな中に掘り出し物があって楽しませてくれるのも映画のおもしろいところ。

例えば
「悪魔が棲む家666」!

はい。

「悪魔の棲む家」ではなく、
「悪魔が棲む家666」

映画「悪魔の棲む家」は米国ロングアイランドの「実話超常現象(とされてる出来事)」を題材にした作品で、リメイクもできています。

「悪魔が棲む家666」は「の」が「が」に変わり、「666」がくっついていますね。
キリスト教世界で「呪われた数字」として知られる「666」は、映画「オーメン」でキリスト教の文脈を超えて知られるようになりましたが、「悪魔が棲む家666」というタイトルを見た時、(また「悪魔の棲む家」のリメイクかよ~。それに「オーメン」のテイストを加えてるのか?)などと思ったものですが、違っていました。

「悪魔が棲む家666」のストーリーなどについてはまた後日お話しますが、他にも「ジェサベル」という映画もおもしろかった。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年9月21日 [愛の景色]

聞いた時 感じた時
あなたの麗しさを感じる
直接に

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌347日目~「5000円」でわたしを釣ろうと試みる迷惑メールの日本語。~『雨のニューオルリンズ』のシドニー・ポラック映画とは? [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題、詐欺撲滅運動」

9月14日(火)手術後538日目 退院後347日目

ちょくちょくAmazonを装った迷惑メールなどを紹介(この言葉は相応しくないですが)していますが、だいたいちょっと目新しい内容のメールを取り上げていまして、同じような内容のメールは毎日のようにいくつも来てます。
同じ内容のメールが一日にいくつも、というようなこともしょっちゅうです。
ホント、「社会のごみくずかす地獄へ堕ちろ」くらいのものですね、このテのメールって。

ところでこの「ごみくずかす」などといった言葉、ネットの世界では一般の人たちも時に著名な人たちの中にも簡単に使う場合がありますが、普通は「使った方が負け」だと思ってます。
対象がこのように「迷惑メール」などであればまだしも、特に個人を対象として「ごみくずかす」なんて言うのは最低次元で最低レベルの「馬鹿げた」言葉の使い方でしかなく、使っている人の「お里が知れる」行為でしかありません。

で、最近来た迷惑メールのお話に戻りますが、そう、内容が目新しく最近では一番スゴイのがこれです。

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「50000円」でわたしを釣ろうってわけだったんですね。
それもそれだけれど、最もインパクトがあったのが、

「客様」というフレーズ。

日本語を母語として生き続けて「18年」(? 笑)、「客様」という言葉は初めて見たぞ。
まったくこの、「社会のごみくずかす地獄へ堕ちろ」が!

・・・

とっても素晴らしい『雨のニューオルリンズ』。
そんなわけで、監督のシドニー・ポラックの主要作品について振り返ってみましょう。
『ひとりぼっちの青春』(1969)
『大いなる勇者』(1972)
『追憶』 (1973)
『ザ・ヤクザ』 (1974)
『コンドル』(1975)
『ボビー・デアフィールド』 (1977)
『出逢い』(1979)
『スクープ 悪意の不在』(1981)
『トッツィー (1982)
『愛と哀しみの果て』(1985)
『ハバナ』(1990)
『ザ・ファーム 法律事務所』(1993)
『サブリナ』(1995)
『ランダム・ハーツ』(1999)

ロバート・レッドフォードと6本も組んでますね。
特に女性に人気の高い作品が『追憶』ですが、高倉健主演で『ザ・ヤクザ』を撮っていることも忘れたくないですね。
ポラック作品としては「珍品」とも言える『ザ・ヤクザ』ですが、それだけに十分観応えがあります。

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