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●末尾ルコ かつて語ったであろう、1970年、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』の「白骨」の怖さ、そして今も怖い、黒澤明『赤ひげ』の狂女香川京子の「目」。 [「言葉」による革命]

●1970年、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』の「白骨」の怖さ、そして今も怖い、黒澤明『赤ひげ』の狂女香川京子の「目」。
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極限の愛、日常の愛、その言葉 2020年9月24日 [愛の景色]

あなたのために
何もかもをやる境地

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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌350日目~『VOGUE JAPAN』に載っていたジバンシーのシャーロット・ランプリング。~わたしたちとお話ししたいと言ってくれるスタバスタッフの娘さん(作業療法士)。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

9月17日(金)手術後541日目 退院後350日目

ある『VOGUE JAPAN』のページをパッと開いた瞬間目に入って来たシャーロット・ランプリングの凛々しい姿。
ジバンシーの見開き広告である。
これは見ただけでいい気分。

シャーロット・ランプリング、74歳。
『愛の嵐』でのナチ姿、上半身裸体で乳房を露にして踊る姿は、映画史上のデカダンなポップアイコンの一つである。
ただ、あまりに高名なそのシーンが独り歩きして、そりゃあその後そうそうそんなインパクトは残せないから「『愛の嵐』の女優」で終わる可能性はあったけれど、そう、極端な例を挙げれば『ベニスに死す』のビヨルン・アンドレセンのように。
別に『ベニスに死す』と『愛の嵐』の映画的クオリティが近いと言ってるわけじゃないですよ。
でも大島な監督の『マックス、モン・アムール 』(1986年)は見事に素敵な映画だった。
歴史的名著『映画千夜一夜』では、淀川長治、蓮實重彦、山田宏一の3大御大(淀川さんはさらに別格だが)が口を揃えて絶賛していた。
けれど多分『マックス、モン・アムール 』は「世間」で浸透はしなかった。

そう、「映画ファンなど」と「世間」をどれだけ近づけられるかが、特に日本の映画界、映画ファンにとっての大きな課題なのです。

シャーロット・ランプリングが超一流の、しかも50歳を超えてから若き日、『愛の嵐』のナチのデカダン少女とは別次元の偉大な映画女優として世界に認識され始めたのはおそらく 2003年の『スイミング・プール』から。
この映画、まだ若手だったリュディヴィーヌ・サニエもよかったなあ。

・・・

スターバックスのある店舗。
まあ高知市内のいくつかの店舗にわたしは母と連日通っているお話は何度もしていますが、そしてもちろん12年以上通い続けるわたしはスタッフたちと馴染み中の馴染み、とうに「客とスタッフ」という関係性を超えているわけですけれど(自慢してるわけじゃありませんよ)、昨年秋からスタバに登場した母に対しても皆さんとてもよくしてくださって、その中でも特に母によくしてくださっているスタッフが既に何人かいる。
有難いことです。
最近その中のお一人(女性)が、娘さんが作業療法士をやっておられるんですが、その娘さんがわたしたちと「お話をしたい」と言ってくれているという。
嬉しいですね、本当に、そんなことを言ってくださる方が出てくるというのは。
もちろん「お話」といってもコロナ禍の中だから、ソーシャルディスタントなどいろいろ考えておかねばならないけれど、しかしこれは近日中にぜひ実現したいと思ってます。

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