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●末尾ルコ かつて語ったジャクリーン・ビセット 2 [「言葉」による革命]

ちなみにアメリカン・ニューシネマもずいぶん過去になった現在、ハリウッド女優は美しい人が大勢います。
美しいだけでなく、メソッド演技やニューシネマの洗礼なども経た女優たちばかりだから、様々な演技スタイルを身に付けている。

・現在、ハリウッド女優は最盛期の一つに来ています。観なきゃ、もったいない!

ジャクリーン・ビセットの話に戻るけれど、70年代と言えば、フランスではカトリーヌ・ドヌーヴが君臨し、人間離れした美貌と妖しさで国際的名声を獲得していた。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年1月31日 [愛の景色]

それでぼくには現時点での
ちょっとした確信と
かなりの自信ができたんだ

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌479日目~新年早々わたしにかかってきた見慣れぬ電話番号と「800円」の秘密。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

1月28日(火)手術後670日目 退院後470日目

あれは1月6日午前のことだったか。
スマホを見ると着信のマークがついている。
(はて?)と思いつつ着歴をチェックすると見慣れぬ電話番号が。
固定電話だ。
すかさずその番号を検索。
検索して明確な情報が出る場合とそうでない場合があるが、この度は出た。

「高知東警察署」である。

(え?)
昨年末に高知県警からの着歴があり、その時は身内の者が人様の駐車スペースに間違って停めていた件だったが、今回は一体なんだ?
前回は「高知県警」からだったが、今回は「高知東警察署」。
高知市大津にある。

当然ながら警察からの着信を放置しておくのは気持ち悪い。
(別に人殺した覚えはないがなあ)などと心で独り言ちつつ、朝の気分を壊されて不快な心持を抱きつつ、高知東警察署へ電話。
何のことはない、「あなたの運転免許証が遺失物として届けられている」という話だった。
何のことはない・・・というわけでもないか。
大事な運転免許証、大事な身分証明書でもある。
しかし高知東警察署が位置する大津は、遠くもないが近くもないという場所。
毎日多忙な中、出向くのはけっこう面倒だ。
さらにわたしは母(お母ちゃん)を自宅介護中である。
できれば免許証の引き取りのためだけに大津まで行きたくはない。
同じ高知市ではありますが。
しかし電話応対してくれた女性によれば、彼女いささか気弱そうな話し方ではあったが、「免許不携帯」は反則金を取られるそうではないか。
万一免許不携帯の期間にポリ公、いやおまわりさんに止められて反則金なんか取られた日にゃあ、この寒いのに財布がさらに薄くなってピーちゃんもうダメ・・・などという意味に話を、この言葉通りではないにしてもとつおいつ東警察署のお姉さんと話していたんですが、お姉さん突如、
「郵送することもできますよ」と言い出した。
(あ、それいいじゃん)ということでゆうパックで郵送してもらうことにしたんですわ。
しかしねえ、「郵送料はお支払いしていただきます」と言われたが、なぜか(200円くらいだろうな)と安請け合いしてしまったのでアリんすよ。
ところが電話の後に不安になり検索チェックしてみるとゆうパック、最安値でも800円以上かかるではないか。
そこからしばらくわたしはプチ煩悶するのだった。
(800円以上かかるんじゃほとんど反則金じゃないか。800円あればあれも買える、これも買える・・・。ピーちゃん、つらい、つらい!東警察署へ録りに行った方がましだったか。う~ん、けれど時間の無駄が・・・)と、このコロナ禍の真っただ中、800円に関してとつおいつする俺ってどうなんだろう。

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●末尾ルコ かつて語ったジャクリーン・ビセット 1 [「言葉」による革命]

「70年代最高の美人女優はジャクリーン・ビセットだったのか?」という問い掛けがあるとしたら、結論的には「それは違う」となる。
ハリウッド映画はアメリカン・ニューシネマの影響もあり、確かに(うわあ、綺麗だ!)とスクリーンを見惚れるような女優はあまりいなかった。
そんな中でジャクリーン・ビセットは、その抜群のプロポーションも含め、容姿でかなり目立っていたことは確かだ。


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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年1月30日 [「言葉」による革命]

そうそう、あなたは、
「現れてくれた」のです

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌478日目~秋吉久美子や夏目雅子の「肉感的」と、末尾ルコが選ぶ世界映画史上4大エロティック女優。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

1月27日(月)手術後669日目 退院後469日目

秋吉久美子に関して「肉感的」という言葉を遣いましたが、秋吉久美子は別に「セクシー女優」とかカテゴライズされていたわけではなく、まあそんなメディア的カテゴライズの是非はさて置き、彼女はその当時としては大胆な言動でもメディアを賑わせていたのですが、しかし「正統派女優」の一人だったと思います。
「肉感的」と「セクシー」とはけっこう異なるニュアンスがあるのですがそれはさて置き、例えばかつては夏目雅子にしても完璧な「正統派女優」、ところが非常に「肉感的」です。

それより以前ですと、日本人の体格がまだ全体的に小柄だったこともあり、「肉感的」となると京マチ子とか、この人は言うまでもなく日本映画史上屈指の大女優ですが、「肉感的」とされていました。

では現在「肉感的」と称したくなる女優は誰がいるかとなると、すぐに思い浮かばないですね。
「女優」とは言い難いけれど、よく「セクシー」とか言われていた人として、例えば壇蜜や橋本マナミなどがいますけれど、どちらも「肉感的」と呼ぶには華奢ですよね。
秋吉久美子や夏目雅子、あるいはかたせ梨乃とかのような、おおらかなボリューム感がありません。

(だから何?)と問われても、「まあ今はこんな傾向があるみたい」というくらいなんですけれど、このままじゃ「肉感的」という言葉も「死語」とか言われ出しそうなうっすらとして危機感はあります。

だからというわけではないですが世界に目を向けてみますと、いやもちろん国によって文化圏によってどんな人を「セクシー」「色気がある」「肉感的」と多くの人が感じるかはかなり違うのですが、わたしが映画史上とりわけ「素晴らしいフェロモン」を感じてきた女優たちを挙げさせていただきますと、

ラウラ・アントネッリ
テレサ・ラッセル
グレタ・スカッキ
ヴァレリア・ゴリノ

と、この4人。
精査したら(笑)他にもいるかもしれませんが、すぐに思いつくのはこの4人。

ラウラ・アントネッリに関しては、『青い体験』によって多くの映画ファン(特にもちろん男性)にとって「完璧なエロス」として今後も君臨し続けること間違いなしです。
まあこの4人はあくまで日本人のわたしが感じるエロスであり、当然ながら人によって、あるいは国によって感じ方は違うでしょう。
とは言え、4人ともエロティックな役を演じており、どの国の人が観ても、4人とも十分にエロティックなのはまず間違いないと思います。
他3人のエロティックな代表作を挙げておきますと、

テレサ・ラッセル『ジェラシー』
グレタ・スカッキ『推定無罪』
ヴァレリア・ゴリノ『タンジール』となります。

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●末尾ルコ かつて語った『私は二歳』 3 [「言葉」による革命]

ただ、わたしが特に注目したのは、『私はニ歳』の舞台となっている「団地」。
あの山本富士子が「団地」に住んでいるという不思議な感覚。

山本富士子といえば、やはり多くの時代劇で、しかも「豪奢でいなせな女」を演じたら天下一品というタイプだ。
その山本富士子が「団地に住んでいる」というミスマッチも鑑賞者を退屈させない大きな要因に違いない。

そう、『私は二歳』という映画は意外にも、「団地妻 山本富士子のエロティックを愉しむ作品」という内容なのである。

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極限の愛、日常の愛、その言葉 2021年1月29日 [愛の景色]

君が現れた
ぼくの心は確かに
跳ねた

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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌477日目~宮尾登美子原作『夜汽車』を観て、秋吉久美子の「今の女優」にはない「あれ」を再認識。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

1月26日(日)手術後668日目 退院後468日目

『夜汽車』っていう宮尾登美子原作の英愛を観ててですね、監督は山田耕作なんだけれど、やはり宮尾登美子物の映画化は五社英雄が一番おもしろいと思うのだけれど、この『夜汽車』もかなりおもしろい。
なんでおもしろいかって、もちろん山田耕作監督の手腕はあるけれど、主演の十朱幸代、そして助演の秋吉久美子の存在が何と言っても一番の要因ですわ。

秋吉久美子については最近『ザ・インタヴュー』という番組で彼女の考えとかをいろいろ聴いたお話は既にしたけれど、わたし10代の頃は秋吉久美子、どちらかと言えば苦手な方だった。
まあ当時は外国人女優に圧倒的興味を持ってましたからね。
日本人女優で積極的に好きな人はう~ん、あまりいなかった。
桃井かおりは好きでしたけどね。

秋吉久美子は当時のわたしにはその言動が「ワザトラ」に見えていたというのもある。
例の「子どもを卵で産みたい」発言なんかその最たるもので・・・と思っていただけれど、先の『ザ・インタヴュー』でその件についてもご本人が言及していて、つまり当時は体調が悪くなるほど忙しく、出産も「卵で産めたら楽」といった感覚がつい口に出てしまったと、そういう説明でした。

この説明が当時のご本人の気持ちを正確に伝えているのか、それは分かりません。
しかし『ザ・インタヴュー』のお話ついでに申しますと、秋吉久美子、子どもの頃から文学作品を読み漁ってきていたものだから、つい言葉遣いが高尚風になってしまい世間に「えらそう」にとられてしまいがちなので、無理に漫画を読んで「くだけた言葉遣い」を学習したと、そんな風に行ってました。
おもしろいですよね。

覆えばそうなんですよね~、今でもまだまだ知的な雰囲気の女性を敬遠する日本人男性、多いですからね。
それが昭和の当時であれば猶更。
ちょっと知的な表現を遣ったり、自分の意見を言ったりする女優を叩きたくなる人はかなりいたでしょうね。
これは男性だけでなく、日本人女性の少なからぬ人たちも知的な雰囲気の女性を嫌う傾向があるのだと思います。
主婦向けの番組で男性と同等かそれ以上の力を発揮する女性キャスターなどは使えないと言いますからね。
わたしはもちろん知的な女性大好きです。
ただここで間違えてはいけないのは、「知的」と「学力・学歴」はまったく異なるものだということ。
高学歴大学出身者でぜんぜん知的でない人、いっぱいいます。

いつものごとくお話逸れ気味ですけれど、『夜汽車』で秋吉久美子を観て、シーンのど真ん中に君臨する大メジャー女優でありながら、とても「肉感的」なんですね。
で、現在の日本を見てみると、

「肉感的な女優」っている?

というお話です。

思い浮かばないですよね現在、「肉感的な女優」って。

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●末尾ルコ かつて語った『私は二歳』 2 [「言葉」による革命]

『私は二歳』で描かれているのはもちろん、

親にとっての子ども
一つの夫婦の姿
妻にとっての夫の母親
祖母と孫の関係

などです。

大きな事件が起こるわけでもなく、大胆なカメラワークや豪奢なセットがあるわけでもなく、なにせ「団地」を中心にストーリーが展開するのだから、しかし才気溢れ、自信に満ちた市川崑の演出でグイグイ惹きつけられる。

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