●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~アニー・エルノーの話から、五輪金メダルのバリューの話へ。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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というわけで今年アニー・エルノーがノーベル文学賞獲得したことを知る日本人など滅多にいない状況で。
しかしこれはもちろん日本だけのことではなく、多くの国で「自国の人間が獲得しなかったノーベル賞」には興味が持たれない。
ある意味ノーベル賞など「その程度のもの」と考えていいと思う。
それは五輪の金メダルも同様で、ほぼすべての競技、「「自国の人間が獲得しなかった金メダル」などに興味を持つ人はほとんどいない。
その意味で五輪の金メダルの国際的バリューは、サッカーワールドカップやテニスグランドスラムなどメジャースポーツの大きな大会とは比較にならないほど「下」であると言える。
つまり「金メダルいっぱいとったぞ!世界の人たちよ日本人は凄いだろう!!」などと喜んでるのは日本人だけ。
要するにサッカーワールドカップやテニスグランドスラム並みに世界的バリューを持つ金メダルは陸上100mくらいのものだろう。
ところがそうした事実は伏せておいて、いかにも五輪金メダリストが世界的スターであるかのように報道しているのがマスメディアというものなのだ。
「事実を知った上で」たのしむのならいいけれど、「事実を知らずに盛り上がってる」状況が、わたしなどは見の置き場のないほど気色悪い。
絶対日本に多くいるよね、サッカーワールドカップで勝ち進むことやテニスグランドスラムで上位に行くことよりも五輪の金メダルの方が世界的バリューが高いと勘違いしてる人たち。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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