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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~そんなジュリー・デルピーは監督としてもかなりいい。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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もちろん他にも多くのフランス女優たちが映画ファンだけでなく世界の多くの人々を愉しませ続けている。
今後できるだけ具体的に、それらフランス女優たちについてもお話していこう。

日本だけでなく、米国だけでなく、そしてフランスだけでもなく、あらゆる国に、あらゆる国の人々について常に心のどこかに置いていること。
これ、大切。

さてジュリー・デルピー。
熱を入れていただけに、彼女がフランス映画界から離れたことについてはとても複雑な気持ちがあった。

ジュリー・デルピーを初めて観たのは『汚れた血』。
作品自体のカッコよさと同時に、デルピーの他の女優にはあり得ない天使的な美しさに魅了された。
フランス時代の作品で特に好きなのは『天使の接吻』。
無機的なハードボイルドタッチで、この世とは思えないような雰囲気に満ちている。
『トリコロール 白の愛』も素晴らしかった。
この作品も美術的文学的ハードボイルドタッチが心地よかった。
そして『ゴダールの映画史』。
デルピーによるボードレールの「旅人」の朗読。
ゾクゾクします。
フランス詩の朗読をYouTubeなどで探すと時にクセの強い読み方に出会ったりするけれど、デルピーの読み方は実にカッコいい。
そんなこんなでかつて否定的だった『恋人までの距離』などもまた観てみたいのだけれど(かつて興味なかったイーサン・ホークのファンにもなっているし)、監督・主演としてエリザベート・バートリーを描いた『血の伯爵夫人』は素晴らしかったし、2019年にはまたしても監督・主演『MyZoe』も公開されている。
目立ちはしないけれど、現在もなかなかに活動的。
注目していきたい。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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