●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『エブエブ』旋風の23年アカデミー賞、主演女優賞ミシェル・ヨーへ。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。
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23年アカデミー賞、米国のアカデミー賞ですが、音楽パフォーマンスにデヴィッド・バーンが出てくるあたり、さすがの奥深さだなあと。
デヴィッド・バーン、あのトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン。
いまだ80年代のトーキング・ヘッズのライブ観ても興奮するもんね。
あ、でもこういうの、時代関係ないですね。
凄いものはいつの時代でも凄い。
ジミヘン観て聴いて興奮するのって、未来永劫に違いないからね。
でも未来永劫って何だろう・・・。
さて23年のアカデミー賞、『エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス』が7冠で、これは大方の予想通りだけれど、主演女優賞がケイト・ブランシェットじゃなくてミシェル・ヨーとなったのが小さな驚きだったか。
『ター』のケイト・ブランシェットの演技は(あまりにも凄い)と大絶賛されており、普通であれば彼女の受賞となったと思うが、今年は『エブリシング・エブリウエア・オール・アット・ワンス』旋風が強すぎたし、既に主演・助演と二回受賞しているブランシェットが獲るよりも、助演男優賞のキー・ホイ・クワンと同時に「アジア系男女優初」という話題性のインパクトは絶大だという判断も加味されたのかもしれない。
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『アデルの恋の物語』の名台詞
「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」
『バベットの晩餐会』の名台詞
「芸術家は貧しくならないんです」
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眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。
『マルタの鷹』ダシール・ハメット
村上啓夫訳 より
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