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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、好きなPTA(ポール・トーマス・アンダーソン)、そうでもないPTA。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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ポール・トーマス・アンダーソンは現代世界映画界で大いに崇められている監督の一人だが、ぼくの好みで言えば、

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
『ザ・マスター』
『インヒアレント・ヴァイス』

の3本は大好きで、特に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は生涯ベストの中の一本上位には必ず入れる。
ただ『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、名古屋の映画館で観て、スクリーンで展開するド迫力の映像に度肝を抜かれたのだが、最近また家で観返したけど、映画館の迫力には程遠い。
だから現在は配信などで小さな画面で鑑賞する人が多いけれど、もちろんそれはそれで一つの鑑賞法なのだけれど、さらに映画館はますます高額になるとかいろんな問題はあるにしても、
「映画が映画館で」

という大原則は絶対胸に刻んでおかねばならない。
あと、『トップガン マーヴェリック』などのように大きな製作費をかけた大作などに対して「これこそ映画館で観るべき映画」と藺生のは正しいけれど、しかし高額製作費のアクション映画でなくても、それが
「映画としての魅惑を十分内包している」

のであれば、本来は映画館でこそその力を十二分に堪能できるものなのだ。

で、ポール・トーマス・アンダーソン。
近作『リコリス・ピザ』も含め、『ぶぎーナイツ』や『マグノリア』、これらはぼくにはどうにも合わないんだな、と、これは好みの問題なのだろうけどね。


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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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スペイドはクスクス笑った。「悪党も下っ端になるほど、派手なタンカを切るもんと見える」とうれしそうに言った。

 『マルタの鷹』ダシール・ハメット
 村上啓夫訳 より

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