*アニャｰテイラー･ジョイとミア･ゴスの｢EMMA エマ｣

アニャｰテイラー･ジョイ主演｢EMMA エマ｣は驚くほどよくできた映画で存分にたのしませてもらったが、この作品もオータム･デ･ワイルドという女性監督によるもの。なんだかんだで女性映画監督が目立つようになってきていて、これはとてもいいことではあります。
｢EMMA エマ｣でエマ役はもちろんアニャｰテイラー･ジョイだが、親友のハリエットをミア･ゴスが演じていて、(こりゃあ度肝を抜かれるホラー映画か？)と思いそうだけれど、ジェイン･オースチン原作である。

*エライザ(ケアマネさん)と浜辺美波論。その2

エライザ(ケアマネさん)が浜辺美波を｢綺麗だと思ってなかった｣と言ったわけですが、小柄だから全身像は確かに子どもっぽく見えるきらいはあるけれど、顔だけ見れば非の打ち所のなく整ってますよね。ただ整っているだけに強烈なインパクトは与えられなかったというのはある。でもエライザ、ある映画を観て考えか変わったそうなんです。その映画とは、｢やがて海へと届く｣。なるほどねえ。
｢やがて海へと届く｣は岸井ゆきのとの共演作で、浜辺美波が助演に回っている。22年公開映画なので岸井ゆきのが｢ケイコ目を澄ませて｣で主演女優賞を総なめにするより前の作品。その時点で助演に回った浜辺美波にやる気を感じたものだ。