*ライフルとミシェル・ウィリアムズ、「ミークス・カットオフ」。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ケリー・ライカート監督とミシェル・ウィリアムズが組んだ「ミークス・カットオフ」は正直なところ期待以上の凄い映画である。1845年、西部開拓時代のオレゴン州。3つの家族が移住の旅に出る。行き先までの道に詳しいと自称するスティーブン・ミークという男に案内を依頼するが、歩けども歩けども目的地につかない。水の不足など、状況はどんどん悪化していき、ミークスへの不信感も膨らんでくる中、一人の原住民と出会い、彼らの関係性が微妙に変化をはじめる。
アメリカ大陸の荒野の撮影が陶酔的だ。そしてライフルをかまえるミシェル・ウィリアムズ。
アメリカ大陸の荒野の撮影が陶酔的だ。そしてライフルをかまえるミシェル・ウィリアムズ。
*蚊とゴキブリは愛せない。 [末尾ルコ(アルベール)より]
世の中広いから蚊とゴキブリに親しみを感じている人たちもいるのかもしれない。それどころか蚊とゴキブリに名前をつけて猫のように哀願している人もいるのかもしれない、世の中広いから。でもぼくはやっぱりまったくダメです。蚊とゴキブリ。蚊の野郎ども、特に6月に入ったくらいから、車に乗り降りする度にブンブン寄って来て刺しやがって。そしてゴキブリ、這ってるだけで嫌なのに、今年は早くもリヴィングの中、飛びやがって。もう心底に嫌。蛾と亀虫もですが。