*ぬいぐるみとうたちゃん(母)の可愛さ。 [末尾ルコ(アルベール)より]
毎日ぬいぐるみたちとスターバックスへ登場するうたちゃん(母)。もちろんぬいぐるみなしでも絶賛可愛いのですが。なにせ最上級で可愛いわけだから(超ときめき宣伝部)。あ、いつもの母自慢です。しゅみましぇん。まあ内心ぜんぜんしゅみましぇんと思ってませんが。でもぶっちゃけぬいぐるみを持ってると、可愛いさが数倍どころか、数十倍以上になる。おっとまた母自慢しちまったねぇ。
*「愛しのアイリーン」の凄まじい木野花。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「愛しのアイリーン」。出演は安田顕。42歳まで恋愛経験のない岩男が300万円かけて参加したフィリピンのお見合いツアーから若い「嫁」を連れて田舎へ帰って来てからの大騒動。なのだが、まあ大騒動どころじゃないんですが。
「愛しのアイリーン」には木野花や伊勢谷友介も出ていて、伊勢谷もいいけど凄まじいのが木野花。安田顕の母役だけどこの作品でキネマ旬報助演女優賞を獲得しているが、もっと他の賞も獲ってほしかったほどの圧倒的怪演だった。
「愛しのアイリーン」には木野花や伊勢谷友介も出ていて、伊勢谷もいいけど凄まじいのが木野花。安田顕の母役だけどこの作品でキネマ旬報助演女優賞を獲得しているが、もっと他の賞も獲ってほしかったほどの圧倒的怪演だった。
*「あなたに逢いたくて」と「Woman」もうたちゃんの。 [末尾ルコ(アルベール)より]
松田聖子の「あなたに逢いたくて」もいい曲だよね。これもうたちゃん(母)の課題曲にしようっと。この歌詞は松田聖子が作ったんですね。いい歌詞じゃない。作曲も松田聖子、そして小倉良になってる。曲もいいです、もちろん。
薬師丸ひろ子の「Woman」も前掛け課題曲にしてるけど、呉田軽穂の曲も素晴らしいけれど、なんといっても松本隆の歌詞が美しく凄い。よくこんな歌詞思いつくなあという、とてつもないレベルだと思います。
薬師丸ひろ子の「Woman」も前掛け課題曲にしてるけど、呉田軽穂の曲も素晴らしいけれど、なんといっても松本隆の歌詞が美しく凄い。よくこんな歌詞思いつくなあという、とてつもないレベルだと思います。
*腹の据わったシャルロット。 [末尾ルコ(アルベール)より]
シャルロット・ゲンズブールといえば、父親はセルジュ・ゲンズブール、母親はジェーン・バーキンというとてつもない両親であり、デビュー時にその七光りは当然大いにあったのだけど、その後の白身の着実な活躍によっていつしか本人も押しも押されもせぬ大スターとなっている。そんな大スターの彼女が「アンチクライスト」では、(ここまでやるのか)と驚くようなシーンを演じている。それはもちろんラース・フォン・トリアーという特殊な監督の作品だからこそではあるのだけれど、彼女に限らずフランスの映画俳優たちの腹の据わり方にはいつも羨ましく感じるものがある。
*「愛しのアイリーン」と「アンチクライスト」の過激な表現。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「愛しのアイリーン」は「ミッシング」であり得なかった石原さとみを引き出したことでいまだ大いに話題になっている吉田恵輔監督の作品だが、こちらがまた凄まじい内容で、人によっては気分が悪くなるようなシーンも連発される。まあ映画という芸術、あらゆる表現が時に必要なのである。例えばラース・フォン・トリアー監督の「アンチクライスト」とか、ウィレム・デフォーが脚を刺されるシーンでぼくは本当に気持ち悪くなったものだ。「アンチクライスト」、だから好きな映画とは言い難いが、かの残酷なシーン、映画表現としては「あり」である。
*「大阪で生まれた女」も「First Love」も。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「大阪しぐれ」も沁みるし、「大阪で生まれた女」も沁みる。これは若いカップルをうたった歌詞の内容なんだけど、そのわりには本物の人生の疲れが感じられるんでわ。BORO、よく作ってくれました。
いつでもどこでもうたえるようになりたい一曲として宇多田ヒカルの「First Love」もある。これも言うまでもなく傑作中の傑作なんだけど、宇多田ヒカルのあの魂を振り絞るような歌唱にはいつも心をかきむしられる。
いつでもどこでもうたえるようになりたい一曲として宇多田ヒカルの「First Love」もある。これも言うまでもなく傑作中の傑作なんだけど、宇多田ヒカルのあの魂を振り絞るような歌唱にはいつも心をかきむしられる。
*年輪を重ねてこそわかる歌「大阪しぐれ」。 [末尾ルコ(アルベール)より]
やはりねえ、ぼく(美ヒヨコ)もずっと18歳だけどここまでにはかなりの年月が経ってます。今もロックスピリットは燃えているけれど、かつてのように(ロックじゃない音楽は必要ないぜ!)な俺はもういない。あらゆるジャンルの音楽を聴くし、昔なら考えられなかった歌が沁みる、沁みまくる。そのひとつが「大阪しぐれ」。そう、都はるみの。いやこれ、いいんだよねえ。短い曲だけど、雪崩れ打つようにドラマティックに畳み掛けてきて、温もりを求める人間の姿を浮き彫りにしている。うたいまっせ、「大阪しぐれ」!
*「愛と精霊の家」の心霊表現。 [末尾ルコ(アルベール)より]
「愛と精霊の家」ではジェレミー・アイアンズもカッコよかったけれど、やはりグレン・クローズが目立った。化粧っけはなく服装のも地味な、ジェレミー・アイアンズの姉役だったけれど、それだけにナチュラルな美しさと強さが際立った。
そして「愛と精霊の家」で非常に強烈なのが「心霊表現」。これは主人公クララ(大人になってからは、メリル・ストリープ)が超能力及び心霊能力を持っていることから生じる現象なのだが、普段昨今のホラー映画がぜんぜん怖くないぼくがゾッとした、怖かった。こけおどしの演出は一切なし。「自然に」現れる霊の怖いこと、怖いこと。
そして「愛と精霊の家」で非常に強烈なのが「心霊表現」。これは主人公クララ(大人になってからは、メリル・ストリープ)が超能力及び心霊能力を持っていることから生じる現象なのだが、普段昨今のホラー映画がぜんぜん怖くないぼくがゾッとした、怖かった。こけおどしの演出は一切なし。「自然に」現れる霊の怖いこと、怖いこと。
*「愛と精霊の家」美しきウィノナ・ライダー。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ピレ・アウグスト監督の「愛と精霊の家」。メリル・ストリープ、ジェレミー・アイアンズ、ウィノナ・ライダー、アントニオ・バンデラス、グレン・クローズ、アーミン・ミューラー=スタール、ヴァネッサ・レッドグレイヴの豪華キャストの中、最も印象が強かったのがウィノナ・ライダーだ。この人、ある時期から人生うまくいかなくなったけれどその全盛期、90年代まではハリウッドで最も美しい女優の最有力人物だった。「愛と精霊の家」ではそんな彼女の全盛期の美貌が堪能できる。思えばウィノナ・ライダー、ちだ美しいだけではなく、非常にセンスのいい、いわばエッジィな女優として崇拝されていた。
*九段理江のおもしろさ。 [末尾ルコ(アルベール)より]
ガルシア=マルケスの「百年の孤独」、単行本は持ってるんだけど重いんです。いつも気軽に読めるように文庫も買おうかなとも考えてます。
そういえば、直近の芥川賞受賞者二人の作品、市川沙央の「ハンチバック」と九段理江の「東京都同情塔」、読みました。両方おもしろかった。「東京都同情塔」の方がよりおもしろかったかな。九段理江って鈴木保奈美がMCしてる「この本、読みました?」って番組へ出たりするんだけど、話もおもしろいんです、この人。
そういえば、直近の芥川賞受賞者二人の作品、市川沙央の「ハンチバック」と九段理江の「東京都同情塔」、読みました。両方おもしろかった。「東京都同情塔」の方がよりおもしろかったかな。九段理江って鈴木保奈美がMCしてる「この本、読みました?」って番組へ出たりするんだけど、話もおもしろいんです、この人。