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*年輪を重ねてこそわかる歌「大阪しぐれ」。 [末尾ルコ(アルベール)より]

やはりねえ、ぼく(美ヒヨコ)もずっと18歳だけどここまでにはかなりの年月が経ってます。今もロックスピリットは燃えているけれど、かつてのように(ロックじゃない音楽は必要ないぜ!)な俺はもういない。あらゆるジャンルの音楽を聴くし、昔なら考えられなかった歌が沁みる、沁みまくる。そのひとつが「大阪しぐれ」。そう、都はるみの。いやこれ、いいんだよねえ。短い曲だけど、雪崩れ打つようにドラマティックに畳み掛けてきて、温もりを求める人間の姿を浮き彫りにしている。うたいまっせ、「大阪しぐれ」!
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*「愛と精霊の家」の心霊表現。 [末尾ルコ(アルベール)より]

「愛と精霊の家」ではジェレミー・アイアンズもカッコよかったけれど、やはりグレン・クローズが目立った。化粧っけはなく服装のも地味な、ジェレミー・アイアンズの姉役だったけれど、それだけにナチュラルな美しさと強さが際立った。
そして「愛と精霊の家」で非常に強烈なのが「心霊表現」。これは主人公クララ(大人になってからは、メリル・ストリープ)が超能力及び心霊能力を持っていることから生じる現象なのだが、普段昨今のホラー映画がぜんぜん怖くないぼくがゾッとした、怖かった。こけおどしの演出は一切なし。「自然に」現れる霊の怖いこと、怖いこと。

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